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お気楽102号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/

一週間のご無沙汰でした。

最近裏オキラクページに「イベント体験記」が載らないなあ。やすくんの旅行記ぐらいじゃん。と思っていた方、どうもお待たせいたしました。現在おフランス中の浩子先生はともかくとして、よーこもひでも、別にひきこもっていたわけではございませんけどね。

今週は、まんをじしてお送りする、ひでのコンサートレポートでございます。先週の予告どおり、やっぱりこのページの意義を忘れつつも、久々に大ボリュームでお送りいたします。小ネタも満載のこのレポート。どうか心してお読みくださいませ。

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■ひで魂のレビュー

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及川光博ワンマンショーツアー2004
不純異性交遊
4月24日(土) 東京国際フォーラムホールA 18:30
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みなさま、こんにちは。弟のひででございます。

ミッチーこと及川光博のワンマンショーに、今年も行ってまいりました。

高橋家、特に浩子先生は、ミッチーの大ファンであることは、メルマガ本誌で散々語っているので、賢明なるお気楽読者の方はご存知の方も多いと思います。彼女のお気に入りのリングはミッチーのマークだし、当然ファンクラブにも入っております。

ミッチーは昨年はドラマ「マンハッタンラブストーリー」「白い巨塔」に出演していたので、「ああん、ミッチー!?浅香光代!?」なんていわれる機会もめっきり減るくらい、知名度が上がってきた模様。言いことですね。今年のミッチーは、なんだか映画づいていて、「CASSHREN」「キューティー・ハニー」にも出演しています。俳優としての活動がメインなのです。

でも、ミュージシャンとしてのミッチーも、それはそれはえもいわれぬ魅力に満ち溢れております。

ミュージシャンとしてのミッチーは、ライブが強力!強力すぎ!!

ミッチーのライブの魅力は、お気楽66号の裏オキラクページにも書きましたから、ここでは繰り返しません。今回は最初に彼の音楽の魅力についてちょっと語ってみましょう。

■ミュージシャン、及川光博の魅力

麗しい表情と、丁寧な物腰。70年代の少女漫画に登場したような美男子が、歌も踊りも巧みにこなし、時にはジョークも連発する。そして、ちょっとエッチ。そんなキャラクターで世の中に登場したのが及川光博です。まるで、「キャンディ・キャンディ」のアンソニーかテリーかというところ。空想の世界で、一度はこんな涼しげな男性に憧れた経験を持つ婦女子は多いもの。「王子ミッチー」の魅力に、心をわしづかみにされた方も多いことでしょう。(98年で王子は廃業)

キャラクター面で話題が先行しがちですが、デビュー当時の彼のサウンドは「東京ファンク」を追求したものでした。16ビート主体の腰がうずくリズムに、歌謡曲のキャッチーなメロディー、そして純文学のテイストも漂うエロい歌詞。特に歌詞は秀逸で、どこまでが彼の実体験でどこからが妄想なのかが、さっぱりわかりません。

このままファンク主体で音楽シーンを駆け抜けていくのかと思いきや、縦ノリのビートを強調したものや、独特の耽美をったもの、アイドル歌謡やムード歌謡まで、彼が繰り出すサウンドはまさに変幻自在。「今までこんなサウンドに影響を受けてきました。すべてリスペクトしまーす。」というような彼の音楽は、現在のJ-POPシーンで、異彩を放っているといっていいでしょう。

一昨年の『禁猟区〜サンクチュアリ〜』ツアーでは、縦ノリ主体の「漢(おとこ)ミッチー」を、昨年の『うたかた』ツアーでは、美学溢れる「耽美ミッチー」をそれぞれ堪能させてくれましたが、今年は『不純異性交遊』というツアータイトルが示す通り、「エロミッチー」を充分堪能させてくれました。ネタバレ大好きな私の習性として、参加するコンサートは事前にネットで演奏曲を調べて、予習MDを作るのですが、今年は初期の「エロい曲」が中心。聴いているだけでお腹一杯って感じでございました。

お待たせいたしました。それではコンサートの模様でございます。

■ベイべーの邪念がオーバードライブ!!

今回の座席は1階の22列目のステージ上手側。うわっ、ステージ近っ!!こんな近くでミッチーを見るのは、もちろん初めての経験でございます。ちょっと左を見ると、そこはPA席。コンサートでは、PA席の後ろが、一番音がいい席だと言われています。こんないい席をゲットできるとは、とうとう浩子ちゃんにもチケットの神様が降りてきたに違いない。ありがとう、浩子ちゃん。つくづく一緒に見られなくて残念だったねえ。

そんないい席とだいうことは、当然業界人席も近いということ。開演前に確認したのは、レポーターの東海林のり子さん。ミッチーと仲良しなんでしょうか。ロビーにも彼女から送られた花が飾られていたしねえ。

一階のステージに近い席ということは、当然濃いベイベーたちも多いということになります。セーラー服、メイドさん、ナースなどのコスプレをしたベイベー達を、例年よりもたくさん見かけることができました。コスプレをしていなくても、露出が多い服を着た、踊りやすそうな格好のベイベーも多く、「うわぁ・・・」とクラクラしてしまったり。

なお、今年のミッチーは久々にヒカリモノ解禁でございます。まあ、次のアルバムのタイトルも「ヒカリモノ」なので、これで禁止だったら、どうなってんじゃい!!ということになりますが。これからツアーに参戦される皆様。ぜひ、ペンライトやキラキラ光るモールを持参して、踊り狂ってくださいまし。

開演時間も押し迫ってきて、気付いたら会場のBGMが松田聖子でした。今回は開演前のBGMが80年代のアイドルの曲なんですね。それほど注意して聴いていなかったので、他に誰のどんな曲がかかっていたかはきれいさっぱりと忘れてしまったのですが。そんなこんなでBGMがミッチーの「ビトゥイ―ン・ザ・シーツ」に変わりました、だんだん音量が大きくなってきて、曲終わりと一緒に客電が落ちました。さあ、ワンマンショーの始まりです。

暗転の中で、聞こえてきたのはミッチーのナレーション。何を言っていたのかは、よく覚えていませんが、どうやら口説いている真っ最中のようです。そして、最後はこの一言。

「・・・・・・これからどうする?・・・。僕は・・・君と・・・したいよ・・・オーバードライブ!!」

キャ―――――――――――――――ッ!!!!!

これで会場のヴォルテージはいきなりオーバードライブ!!

婦女子が腐女子になる瞬間!!!

コンサートの幕開けは、「邪念オーバードライブ」でございます。スクリーンがかかっているステージには、ミッチーとダンサーの妖しいダンスのシルエットが。エロース!!(もうわけがわかりません)

曲の途中で、スクリーンが下りると、黒いヴォルサリーノを被り、ベビーピンクのスーツに身を包んだミッチーが登場。ステージは、赤・緑・黄色のネオンがしつらえてあるセット。アメリカの派手なバーかキャバレーのようなイメージ。ステージ中央には電光掲示板。両サイドにはバニーガールの電飾。ちなみに名前は花子ちゃんとよし子ちゃんだそうです。「Baby Ride On!!」「Till Doun」「Girl Girl Girl」というネオンサインもありました。

でも、ベビーピンクのスーツのミッチーを見て、思わず「トランプマン!?」と思ってしまったのは内緒です。

曲はそのまま「求めすぎてる?僕。」に。この曲、ライブだと間奏に女性コーラスの喘ぎがあるのですが、腕を組んで座っていたオジサマが、この部分で思わず立ち上がって身を乗り出してしまったのを、私は見逃しませんでした。おかげで、ブレイクの部分の一言を聞き逃してしまいましたが。

ステージは「ワルイコトシタイ」「名器」と続き、ここで1回目のMCへ。

■MCも面白いぞ

ミッチーのライブは、MCが面白いのも魅力のひとつです。思い出せる限りその内容を挙げてみたいと思います。順番はめちゃくちゃかもしれませんが。

・やっぱり飛び出した「CASSHREN」のネタ。なんたってこの日が公開初日ですから。舞台挨拶にも行ってきたそうです。試写会ではでは唐沢寿明(ミッチーはキャプテンと呼んでいる)に「かぶくぞ!」と言われ、報道陣の前で腕を組んで、熱々カップルっぷりを披露したそうです。さすが、前田利家と前田慶次郎ですな。

ミッチーのコンサートは、年々男子率が上がっている模様。今までだと2%だったのが、今年は4%に。倍増めでたい!そういえば、とりあえず一列に一人は男子の存在があったような。

・最近忙しくて、この日も女性誌の取材を6誌連続で受けたそうです。そこで必ず質問されたのが、『負け犬の遠吠え』という本について、どう思いますか?ということ。この本は、「30代以上・未婚・子ナシ」は女の負け犬!ということが書いてある本なのですが、そんなことで負け犬だなんておかしい!というのがミッチーの意見。人生を勝ち・負けで判断する現在の風潮はおかしい!とも。やはり大切なのは、愛ですよ、愛!!とのこと。

・忙しいネタでもうひとつ。洗濯をする暇がなくて困っているそうです。仕事から帰ってきて、夜中に洗濯しようとするときに限って「粉石けんがない!!」という状況に陥るので、ミッチー、ちょっとお怒りモード。だから、メイドさんを雇おうと考え中なんだとか。さらに、「メイド服だったらいいなあ・・・」と遠い目をして、そのまま妄想モードに突入。「妄想中・・・妄想中・・・。」とつぶやいている間に、彼の頭の中にあったのは、「エマ」「まほろさん」「花右京」かは定かではありません。いや、きっとどれも違うな。でも、こういう状態だったのは間違いないと思います。

・ミッチーの大好物は「黄色い声援」だそうです。

そして、ここでバンドメンバー紹介。

今年のバンド名は「ダンドリーキチンズ」。メンツは以下の通り。

吉村龍太・・・Key & Band master
田代 衛・・・Guitar
山本 一・・・Sax & Fl
阿部 薫・・・Drums
宗 秀治・・・Bass
伊藤理枝・・・Cho

メンバー紹介のときに、「負け犬代表でーす。」と挨拶していた理枝ベイベーが印象的でした。ええっ!そうだったの!?

今年は「エロミッチー・フォーメーション」ということもあり、久々にSaxがいます。ミッチーの東京ファンクの曲は、結構生のホーンがフィーチャーされている曲もあります。このコンサートでもサウンドのアクセントとして重要な役割を果たしていました。やっぱり、ミッチーのコンサートには絶対必要なパートでしょ、サックスって。今回のサックス担当、山本一はまだ若手ですが、ソプラノ、アルト、テナーと器用にこなし、結構ぶちきれたソロもかまして、ベイベーたちの度肝を抜いておりました。

最近のミッチーバンドに欠かせない存在になっているのが、阿部薫。ミッチーも「師匠」と呼んで親しんでおります。縦ノリ8ビートも横ノリ16ビートもパワフルにこなせる、中堅セッションドラマーでございます。彼の魅力は、その力強いキック。ものスゴイです。おなかにズシンズシンと響きます。今回は、気心の知れた宗秀治と組んで、ミッチーの東京ファンクを支えます。凄腕リズムセクションに、若手のイキのいいギターやサックスが絡むという、なんとも贅沢なバンド編成でございますな。

阿部薫師匠のサイト「振り向けばトコヒョツ!」では、ミッチーのツアー裏話が読めます。バンドマンにしか書けない、楽しい日記が読めますよ。

また、今年のツアーには、ダンサーも参加しています。EIKOTOSHIKOのお二人。その名も「エロトマニア」。でも、なんか4人いたんですけど・・・。

そして、忘れちゃいけない、執事のチエホフ。彼がいるのいないのとでは、ステージが一味も二味も違います。

そして、今年のコンサートのテーマと言うかスローガン。それは、

ビバ!!「胸キュン!!」
お色気!!「フィーバー」
愉快痛快!!「エロ兄さん!!」

「 」は、ベイベーたちが叫ぶところ。さあ、まだまだコンサートは続きます。愉快痛快エロ兄さんについて行こうではありませんか。

曲は「きれいな嘘」「SEXの意味、意味のないSEX」と続きます。エロミッチー・フォーメーション継続中。そして、「フィアンセになりたい」でミッチーはお着替えのためにステージ袖へ。コンサート前半戦終了です。

■コンサート中盤戦

暗転の中、ステージ中央の電光掲示板に、心の中で答えるアンケートが流れます。「初恋はいつですか?」「ファーストキスはいつですか?」「忘れられない風景は?」「心から人を恋しいと思ったことはありますか?」などなど。(内容はうろ覚え)

ベイベーたちが自問自答する中、ミッチーが登場し、心に沁みるバラード「ズキズキ」を披露。ミッチーは、ピンクの光沢のあるシャツに黒いズボンといういでたち。ピンク尽くしですね。

そして、ニューアルバム「ヒカリモノ」の中から新曲を2曲披露。まずは「初愛」。初恋はあっても、初愛ってあまり聞かないよなぁなんてことを考えながら、聞いていました。なんとも文学的なタイトルですよね。曲の方は、実に激しいバラードでした。

続いては、「恋のヒゲキ」。こちらは、打って変わってディスコビートのダンサブルなナンバーです。「ヒゲキ→ヒデキ→ビレッジ・ピープル」と連想を働かせていけば、どんな曲だかおわかりになると思います。それにしても、この曲のフリは、手が横の人に思いっきりぶつかりそうになるので、思う存分踊れなくて、欲求不満のベイベーたち続出かも。

そして、「ミスアバンチュール」「CRAZY A GO!GO!」と、怒涛のダンシングタイムに突入。特に「CRAZY A GO!GO!」では、エロトマニアも再び登場し、きらきら光るモールを身に付けたミッチーも、当然客席のベイベー達も踊り狂っておりました。もちろん男子も。っていうか、ミッチーの曲を完璧に踊り狂っている男子って、私、初めて見ました。それも、一人ではなく、複数いたし。前方の席に一人、どうみても私より年上だろうという方もいたんですけど。すごいな。

本編ラストは、縦ノリの「月下美人」。ミッチーがいい具合にコワれておりました。完全燃焼で、コンサート本編は終了です。

そして、お約束のアンコール行くわけですが、実は、ミッチーのコンサートで一番盛り下がるのが、このアンコールをかけるときなのです。怒涛のダンシングタイムで体力を使い果たして休憩しているのか、はたまたアンコールの怒涛のダンシングタイムPart2に向けて、残された体力を温存しているのかはわかりませんが、とにかく、他のコンサートに比べて声量が少ない気がします。一応「ミッチー、チャチャチャッ!」っていうお約束もあるんですけどね。

ところが、今年は電光掲示板にこのような表示が。

「5分間の休憩をいただきます。」「ニューアルバム『ヒカリモノ』6月9日発売。ふるえて待て。」「大宮公演、千葉公演のチケット発売中」「今日の蠍座の運勢」「明日の東京の天気」などなど。ひとつひとつ流れるたびに、ベイベーたちはクスクスッと笑いを漏らしておりました。そう言えば、「ふるえて待て。」という表現は、大昔の「ロッキング・オン」のディスクレビューの記事で見たのが最初でした。なんて大げさ、かつナイスな表現だろうと、本当にふるえてしまったことを覚えています。

これでアンコールも楽しく迎えられるっていうものです。

5分間の休憩をはさんで、アンコールの始まりです。まずは、あのコーナーから。

■お楽しみはまだまだこれから

流れてきたのは、「白い巨塔」の音楽。白衣・横わけ・銀縁メガネのミッチーが登場。出てきたのはミッチーだけではなく、白衣に身を包んだ男性がたくさん。その中に、白衣に身を包んだチエホフもいます。もちろんナースもいます。「及川教授の総回診」のようです。

「『し・ろ・い・・・・挙動不審』さいせんころうです。」と名乗って始まったのは、そう、「愛と哲学の小部屋」のコーナーでございます。今年はさいせん教授がお送りしてくれるんですね。ベイベーからの質問にミッチーがコメントを返すこのコーナー。どんな質問が出たのかは、さっぱり覚えていません。ただ、印象的だったのは、ミッチーのこのコメント。

・深夜アニメ 「マリア様がみてる」に夢中とのこと。スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩くのが、私立リリアン女学院の生徒のたしなみ。なんとも言えない耽美な雰囲気を感じさせるのがこのアニメ。ミッチーの心の琴線にも触れたようです。「ごきげんよう」がよかったのか?でもこのネタ、会場で反応したのが、私を含めて数人だったかもしれません。ミッチーも「ディープなネタですまんかった」と言っていたし。

自分は趣味がない。好きなことが仕事になったから。中学・高校・大学と、ずっと演劇とバンドをやってきた。大学ではグランドホッケーのキャプテンもやった。そもそも、「ヤンヤン歌うスタジオ」でトシちゃんを見て、「あ、オレこれになる!」と決意したのが、すべての始まり。意外なところが原点だったんですね。

楽しい「愛哲」が終わり、さいせん教授は謎の演歌歌手「東馬健」に早変わり。
衣装はそのままですが。ダンドリーキチンズの方々も白衣をきて再び登場。ここでお約束の「オッケーですか?」「オッケーでーす!」も登場しました。今年は、ベイベー、バンド、スタッフの人だけではなく、バイトの警備の兄ちゃんにまで言わせていました。無茶するなあ。ミッチーコワれモード継続中のようです。

始まったのは、謎の演歌歌手、東馬健のアルバムからのナンバー、「アマン」
この有名なデュエット曲、てっきり理枝ベイベーとやるのかと思いきや、デュエットの相手は、な、なんと、会場のベイベーたち。巨大な歌詞カードがあったり、電光掲示板に歌詞が出てくるので、知らなくても安心ですけど。でも、「アマン」の曲は覚えていった方がいいかもしれません。

そして、白衣を脱ぎ捨て、ネクタイを外し、東馬健からミッチーに戻って始まったのは、「今夜、桃色クラブで。」。歌詞カード持ちだった理枝ベイベーもエロトマニアも、光沢のあるナースの衣装で踊り狂っております。特に、ナース姿の理枝ベイベー、エロすぎです。エロース!ミッチーはコワれモード継続中なのか、テンション上がりっぱなしなのかわかりませんが、歌詞を間違えまくっておりましたけど。

ここでミッチー、なんだか2階席をやたら気にしておりました。吉川晃司のライブをこの会場の2階席で見たときに、かなり揺れを感じたのだとか。周りの観客が総立ちで縦ノリで踊っていたので、座って見ていたミッチーもイスごと縦ノリになってしまったのだとか。それはこえー。「平気さ、死ぬときはみんな一緒だよ・・・」と、ミッチーはあくまでもさわやかにしておりました。

そして、来ました!伝家の宝刀「S.D.R」!!この曲を楽しめるかどうかで、ミッチーへノリまくるか引きまくるかが決まるという、踏み絵のような曲でございます。それにしても「S.D.R」ってなんの略なんでしょうか。ミッチーは、以前にどこかで、「真理、道徳、理性、この世で失われたものの略」とコメントしていました。でも、それは絶対に嘘ですよね。歌詞がエロすぎるし。絶対に「セックス・ドラッグ・ロックンロール」の略だと思うんだけどなあ。ミッチーのコンサートを象徴する曲である「S.D.R」。及川光博のすべてがつまっている一曲と言っても過言ではございません。

ちなみに今回のフリは、「お注射です。お注射です。お熱を測って回してフォー!!」でした。「白い巨塔」の影響がこんなところにも。(そうなのか?)

大盛り上がりの中、ミッチーは「もう悔いはない、疲れた、帰る」と言ってステージ袖へ。もちろんこれで終わるわけもなく、セカンドアンコールへ。

「君の中へ」でしっとりと、「バラ色の人生」でまたもやダンスタイムとなって、コンサートは無事終了です。ここでも、私の目を釘付けにしてくれたのは、「バラ色の人生」を完璧に踊れる複数の男子。ちなみに私はまだ踊れません。すごいよ、あんたたち。すごすぎる。

最後の挨拶でのミッチーの満ち足りた顔が、とてもステキでした。

■コンサート総評

これでミッチーのコンサートに参戦したのは4回目ですが、今までになくエンターテイメント性に溢れたステージでございました。「及川光博はこうだ!!」というように、自分のアーティスト性を前面に押し出すのではなく、「ベイベーたちに理屈ぬきに楽しんでもらおう」というミッチーの真心が、強くこもっていたステージでした。

ただ、今までになく「濃い」ステージなのも事実。テレビドラマや映画でミッチーを知って、どんなコンサートだかチェックしてやろうという軽い気持ちで行くと、その毒に当てられて、拒否反応を示す人も出てくるかもしれません。初心者ベイベーにはキツめでしょうか。でも、このコンサートを心から楽しめたのならば、一生ミッチーの魅力の虜になることは間違いないでしょう。昔からの、そして、「濃い」ベイベーたちは、きっと近年になく印象に残ったステージになったのではないでしょうか。

《セットリスト》

M01.邪念オーバードライブ 
M02.求めすぎてる?僕。
M03.ワルイコトシタイ
M04.名器

<MC>

M05.きれいな嘘
M06.SEXの意味、意味のないSEX
M07.フィアンセになりたい

M08.ズキズキ
M09.初愛
M10.恋のヒゲキ
M11.ミス・アバンチュール
M12.CRAZY A GO!GO!
M13.月下美人

<愛と哲学の小部屋>

E1-01.アマン
E1-02.今夜、桃色クラブで。
E1-03.S.D.R.

E2-01.君の中へ
E2-02.バラ色の人生

■追記その1

どのタイミングで確認したかは忘れましたが、PAの後ろの業界人席を見てみたら、なんと、紀里谷和明・宇多田ヒカル夫妻を発見!!「CASSHREN」つながりですね。宇多田ヒカルは意外とちっちゃかった。でも、目が大きくて、かわいかった。スタイルもよかったし。紀里谷監督は、まるで俳優みたいにカッコよかった。さすが、宇多田ヒカルを嫁にしただけのことはあるという感じでした。

また、噂では、この日は矢田亜希子と石坂浩二も見に来ていたようです。矢田亜希子は、コンサート中ノリノリで踊っていたそうです。石坂浩二は、終演後ミッチーに「ステージの構成がいい」とコメントしたそうですが、「しゃべりが長い」としっかりツッコミをいれたとか。

■追記その2

東京国際フォーラムでのコンサートは、24日、25日の公演だったのですが、25日の公演では、「愛と哲学の小部屋」に唐沢寿明キャプテンがゲスト出演したとか。ホンモノの財前教授が現れたのですね。ミッチーに負けず劣らず楽しいトークを連発し、おいしいところをすべてかっさらっていったそうです。いいなあ、見られた人。実にうらやましい。

■追記その3

「ミッチー抱き枕」 今回のコンサートグッズで、一番びっくりしたのが、この「ミッチー抱き枕」。あんまりびっくりしたので、思わずishotしちゃいました。なんと、ミッチー裸で寝てるし!これを買うベイベーたちは、ミッチーに抱かれる夢を見るのですね。エロース!今回のツアーパンフレットも、ミッチーとデートして、最後にはホテルへ行くというのが、追体験できるような代物でした。しかも、ビニールカバーが付いています。まさにビニ本!エロース!!

さあ、ミッチー。次のグッズは是非とも「等身大シーツ」だ!!こんな感じで。

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■今週の間違い大杉

エロース!!あ、それはもう終わりましたね。

このコーナーは、お気楽101号の素の間違いをひでが暴露する、というコーナーでございます。

前回は配信時間が非常に遅れ、ほぼノーチェックで配信してしまったという、恐るべき事態でございました。

どんなに素の間違いが多かったかといえば・・・・・・。

では、今週もお楽しみくださいませ。

>がぁーってつっぱしって、ある程度のところかまで来たら、

素の間違いは「ところかまで」。正しくは「ところまで」でございます。

「ところかまで」って「ところかまわず」来たって感じがしますね。「がぁーっ」つっぱしっている感じが、実によく出ている素の間違いでございます。

>さて、今回は101号ってことで、ちょっと初心に返ってみようかなぁと

素の間違いは「初心に返る」。正しくは「初心に帰る」でございます。

実はこれ、素の間違いとするか大いに悩みました。「返る」も「帰る」も意味は同じ。「帰る」は人間が、「返る」は事物がというように、主語の違いで使い分けます。「初心にかえる」といういい方は、やはり人間の動作ですから、「帰る」という字を当てるのが一般的のようです。でも、「初心に返る」と表記しているものもいっぱいありますけどね。

>やっぱり始めたこ頃のういういしさは、忘れてはいけませんわね。

素の間違いは「始めたこ頃の」。正しくは「始めた頃の」でございます。

浩子先生は、始め「たこ」だったらしいです。この文章の続きに「ええ、大事です。大事ですとも。」ということは、よっぽど「たこ」だったことを忘れたくないらしいです。いいのかそれで。

>アトムが「ロボットは人間と共存できるのか」とテーマであれば、

素の間違いは「とテーマであれば」。正しくは「というテーマであれば」でございます。

これは私ですね。「熱く語る」とか偉そうなことを言っているくせに、「いう」ことを忘れてしまうなんて、本当に情けないったらありゃしないな。おれ。

>再び「鉄人28号」取り組むというのですから

素の間違いは『「鉄人28号」取り組む』。正しくは『「鉄人28号」に取り組む』でございます。

これも私。今度は「に」を忘れてしまいました。

>さーて、今週のの浩子先生は?

素の間違いは「今週のの」。正しくは「今週の」でございます。

今回は浩子先生大忙し。「たこ」になったと思ったら、今度は「のの」になってしまいました。この「のの」は「ののさま=観音さま」ということでしょうか。それとも、「ののちゃん」ということでしょうか。仏になったり幼女になったり、実に忙しい。

>ご要望にお答えして、「買ったときは焼きたてだった」フランスパンでも、

素の間違いは「お答えして」。正しくは「お応えして」でございます。

返事するだけじゃなくて、ちゃんとお土産かってきてくださいませ。お姉さま。

今週は以上でございます。

ふたを開けて見れば、量はいつもと変わらないですね。「ほっ、これくらいで済んでよかった」というところでしょうか。

それでは、いつものように謝ってしまいます。

どうも申し訳ございませんでした。

みなさま、お気楽102号もお楽しみいただけたでしょうか。

今週もこのような素の間違いがいたるところの転がっているとは思いますが、こんなものなんかに負けないで、NGワードをバリバリと探してくださいませ。

ということで今週も、あなたのNGワードへのご応募、心からお待ち申し上げておりますね

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最後まで読んでいただいてありがとうござります。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませ(^o^)丿


 
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