「今週も浩子先生のフランス珍道中が読める!」と楽しみにしていた方、本当にごめんなさい。今週はお休みでございます。
それもこれも、ひでが楽しみにしていたあのイベントが開催されたからでございます。「日本フュージョン普及員会」を名乗る当お気楽といたしましては(マジで?)、ぜひともご紹介したい。そして、フュージョンの素晴らしさをより多くの方に知っていただきたいという思いで、この原稿を書いております。
あの若き日を思い出し、実に癒されるイベント「CROSSOVER JAPAN」。今年はどんな模様だったのか。
それでは、語りスタート!でございます。
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■ひで、魂のレビュー
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CROSSOVER JAPAN'04
5/30(日)国立代々木競技場第一体育館
開演 13:30
料金 \8,400
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みなさま、こんにちは。弟のひででございます。
日本の誇るフュージョン・アーティストの祭典「CROSSOVER JAPAN'04」。昨年に引き続き、今年も浩子、よーこ、ひでの高橋家チームはのこのこと聴きに行ってまいりました。
昨年は、久々に行われるフュージョンのイベントということで、かなり気合を入れてプロモーションを行ったようで、大成功に終わりました。日本のフュージョンシーンに新たな伝説を作ったといってもいいでしょう。よみうりランドイーストの約7000人の観客が、フュージョンをたっぷり7時間もその身に浴びて、若かりしあの頃を思い出して、癒されていったのです。
●伝説のCROSSOVER JAPAN'03の模様は、↓をご覧ください。
http://www.t-cube55.com/ura_okiraku/urabanashi/54.html
今年は会場を代々木第一体育館に移し、昨年より規模を大きくして盛り上がろうという野望が主催者側にあったようですが・・・。
結論から言えば、観客動員という面では、大成功とは決して言えなかったような気がします。東京中日スポーツの記事によれば、今回の観客動員は約8000人。代々木第一体育館はどう考えても10000人以上は入るはずなので、満員御礼とはならなかったようです。事実、2階のスタンド席はガラガラでしたし。
今年はイベント開催まで、何かあったのか?と思ってしまうくらいの動きでした。出演者が確定したのもイベント直前だったし、マスコミへのプロモーションも雑誌「アドリブ」ぐらいでしか見ていません。昨年だったら、イベント一月前に発売していた出演者のコンピレーションCDも、今年はなんとイベント4日前にやっと発売されるという具合。これじゃあ予習できないじゃないですか。いや、予習云々は置いておくとしても、これではレコード店の「これがCROSSOVER JAPAN'04の出演者だ!!」みたいなキャンペーンは期待できないですし、なによりチケットを買ったお客さん達の気分が、盛り上がらないことこの上ありません。一体どういうことでしょうか。
そして、チケットはイベントの直前にイープラスで半額で投げ売っておりました。相当売れてなかったんですねぇ。でも、この暴挙にはさすがの私も結構ムッときましたよ。うわ、定価で買っちゃったし。しかもへんな席だったし。
このとき、私、真剣に行くのやめようと思いました。
まあ、思っただけで結局は行ったのですが、イベントの進行自体も結構ムッとくるものがありました。まず、バンド入れ替えの休憩時間の間に客電がつかないのです。真っ暗なままなのです。これでは折角買ったプログラムも席で読むことができません。どうにかならなかったのでしょうか。
そして、何より気にくわなかったのは、音のバランス。いや、バランスがどうのこうのいう前に、なにより音がでかすぎ!バンドの音量というよりも、PAの問題ですね。まあ、昨年もPAのバランスは決してほめられたものではなかったのですが、今年はより高音と低音だけが強調されていて、片耳をふさいでちょうどいいくらいのものすごい音量でした。達人達の素晴らしい技も、これでは台無しです。何より耳が疲れました。次の日も耳がキーンときていましたから。
のっけから文句ばかり言ってしまいましたが、もちろんいいところも、たくさんたくさんございましたよ。
まず、食い物屋が異常に充実しておりました。昨年は、焼きそばとかたこ焼きとかビールとかの、スタンダードな食べ物しか売っておりませんでしたが、今年はアリーナ席後方で、インドカレー、タコス、カクテルなどのハイカラな食べ物がたくさん売っておりました。どれもまあまあの味でございました。長時間のイベントなので、売店の充実はポイントが高いです。
また、ロビーに設置されたCDショップには、出演アーティストのCDはもちろんとして、サポートのミュージシャンのCDも、廃盤になっていないものは全て揃えてありました。大型CDショップでもあまり見かけないようなCDもあったりして、結構貴重でした。実際のプレイを聴くとどうしても買いたくなっちゃうんで、物欲を抑えるのにはものすごく苦労しちゃいましたけど。
そして、何よりも、出演者達のパフォーマンス。どれもサイコーでした。演奏の充実度は、昨年よりも高かったと思います。いや、本当にスゴイものを聞かせてもらったという感じです。8400円は決して高くなかった。損したな、なんてイヤな気持ちは、イベントが始まって2秒で吹っ飛んでしまいましたよ。
それでは、各アーティストの感想でございます。
●出演者のかなり偏ったプロフィールは、↓をご覧ください。
http://www.t-cube55.com/ura_okiraku/urabanashi/96.html
▼DIMENSION
増崎孝司(g)、小野塚晃(key)、勝田一樹(sax)、青木智仁(b)、石川雅春(dr)
M1. Are You Gonna Win? M2. Beat #5 M3. IF M4. Jazz Cigarette M5. Break Out
トップバッターは、なんとDIMENSIONでした。クラブサウンドを大胆に取り入れた90年代の新しいフュージョンサウンドを示してくれたグループです。最近はあまりライブをやっていなかったみたいですが、今回は青木智仁、石川雅春という気心の知れたリズムセクションをサポートに迎えての登場です。
久々のライブということもあってか、最初の方こそ音が硬かったものの、超絶技巧曲「Beat #5」くらいからどんどん音がまとまってきて、さすがの演奏を聴かせてくれました。ものすごくカッコよかった。しびれました。
名バラード「IF」では勝田一樹が、デビッド・サンボーン張りの泣きの旋律で、会場を癒してくれます。正直彼の音は、あまりにメカニカル過ぎるので、私の好みのサウンドではないのですが、それでも上手いものは上手い。背中に電流が走るくらいゾクッときました。
MCもなく、次々に続く熱い演奏。最後は超絶技巧曲その2「Break Out」でキメです。ただ、前述した通り、会場の音がものすごいことになっていたので、「え、この音があと6バンドも続くの?」とちょっと不安になってもいましたが。
▼松原正樹&今剛
松原正樹(g)、今剛(g)、山木秀夫(dr)、美久月千晴(b)、南部昌江(key)、大西克巳(g)
M1. ZIG-ZAG M2. True Lies M3. Dolphin M4.新曲 M5.新曲 M6. DA-BA-DA M7. AGATHA M8. SNIPER
昨年は「パラシュート」の一夜限りの復活という形で、イベントに参加した松原正樹と今剛。今年は2人の双頭バンドとしての登場です。この2人は最近また仲良くこの形でライブをやっているようですね。今さんの髪が昨年よりまた伸びていて、ますます仙人みたいになったなあ、なんて思ったり。
このユニットで注目していたのは、山木秀夫、美久月千晴という、現在スタジオでの時給No.1のリズムセクションでした。でしゃばらず、しかも存在もきちんと主張するという、お手本のような素晴らしいプレイでした。もちろん、松原正樹、今剛のメロディーを弾かせたら天下一品のギターの業師のプレイも素晴らしかったです。このご両人、それぞれの音色は全然違うんですけど、ユニゾンやハモリでは不思議とぴったりと合うんですよね。素晴らしい。
今さんの朴訥ながらも、優しそうな人柄溢れるMCをはさみつつ、派手なところはないもののツボをぴったりと抑えるパフォーマンスでした。
▼PRISM-Homecoming 2004
和田アキラ(g)、木村万作(dr)、岡田治郎(b)、森園勝敏(g)、久米大作(key)、中村哲(sax)、新澤健一郎(key)、中島オバヲ(per)
M1.? M2.MORNING LIGHT M3.BENEATH THE SEA M4.LOVE ME M5.MEMORY OF THE MORMENT
PRISMのシーンへの登場は、1976年。エリック・クラプトンの来日公演の前座として注目を集め、1977年にデビュー。バンドの人数こそ変わりましたが、現在まで継続して活動しているプログレ・フュージョンバンドです。
「日本で一番練習しているギタリスト」という評判もある和田アキラ。そのプレイはどんなものなんだろうということで、とても楽しみにしていたのです。
いや、ものすごかったですよ、和田アキラ。
ステージの出だしでは、機材のトラブルがあったみたいですが、メロディーを弾かせればものすごく前にくるし、コードを弾かせればいい感じに抑えたプレイ。男に与えるときは、娼婦のように、男から与えられるときは、乙女のような恥じらいを忘れないといった、理想的なベッドテクニックを持つ女性のようなプレイでした。また、和田さんのギターを弾いているときの表情が、ギターの求道者という形容が実にぴったりくる感じです。きっと、ギターさえあれば、何にもいらないらないんだろうなあ、この人。
ずっとパーマネントで活動しているだけあって、音のまとまりは出演者中一番だったと思います。バンドはやっぱり継続が大事なんですね。森園勝敏、久米大作を初めとするゲスト達も、元プリズム在籍者だけあって、息の合ったところを見せてくれました。
▼セッションその1
藤井尚之(sax)、後藤次利(b)、斎藤ノブ(per)、?(g)、?(key)
ここで会場中央のミニステージで、セッションが始まりました。登場したのはなんと、藤井尚之、後藤次利、斎藤ノブという豪華メンバー。ごめんなさい。ギターの人とキーボードの人の名前は忘れてしまいました。
曲はブルースっぽい曲を3曲ほど。後藤次利の実にシブいフレーズが印象的でした。
それにしても、藤井弟はちっちゃいんですねえ。さすがフミヤの弟って感じでした。
▼佐藤竹善(SING LIKE TALKING)
佐藤竹善(vo)、大滝裕子(vo)、渕上祥人(vo)、比山貴咏史(vo)、木戸泰弘(vo)
イベントも中盤戦に入り、電気ものギンギンのサウンドが続いて、耳もちょっと疲れてきたときに、一服の清涼剤のような人間の声。AORバンド「SING LIKE TALKING」のボーカル佐藤竹善の率いるアカペラユニットは、まさにそんな感じでした。
どんな曲をやったのかはきちんと覚えていないのですが、シカゴの「素直になれなくて」を初めとした70年代、80年代のAORヒットチューンをアカペラでしっとりと聴かせてくれました。
大滝裕子は元「AMAZONS」だったんですねえ。他の方も、コーラスとしてツアーに多数参加している人ばかり。私はここで気持ちよくなってついうとうとと。ゴスペルやってるよーこちゃんは、興味深く聴いていたみたいですが。
▼深町純 & JAPAN ALL STARS
深町純(key)、岡沢章(b)、数原晋(tp)、笹路正徳(key)、土方隆行(g)、村上“ポンタ”秀一(dr)、村岡健(sax)、HAL斎藤(sax)
M1.DANCE OF PARANOIA OPUS 2 M2.ON THE MOVE M3.EVENING STAR M4.ROCKS M5.DEPURTURE IN THE DARK
本日一番の目玉。日本のクロスオーバーの創生者の一人である深町純。ご覧の通りの豪華メンバー。まさに日本プロデューサーバンドといってもいいくらいです。深町さんいわく、「昔スタジオミュージシャンとして一緒に演った人たちを集めた」のだとか。
さすがに百戦練磨のつわものが集まっただけあって、サウンドは絶品。これを聴くためだけに8000円払ってもよかった、というくらいのものでした。特に、ラストの「DEPURTURE IN THE DARK」の盛り上がりはただ事ではなく、腰を抜かしそうになりました。すごいものを聴いてしまったという感じです。
日本の50代が本気を出すとすごいんだなぁ、なんて結構真剣に思ってしまいました。
あまりにも感動したので、会場内のCDショップに深町純のCDを買いにいったのですが、同じことを考えていた人は多かったようで、CDショップはあっという間に激混み状態に。「最後の曲が入っているのはどれ?」「廃盤なんです」というやりとりを横で聴いていた私達。「ちぇっ、なんでえ」とちょっとガックリきてしまいました。ああ、再発してくれないかなあ。
▼セッションその2
森園勝敏(g)、中村哲(sax)、新澤健一郎(key)、中島オバヲ(per)、岡田治郎(b)
PRISMゲストチームが中心となったメンバーで、再びセッションが始まりました。ゴメンナサイ。実はあまりよく聴いていませんでした。なんかの食べ物に夢中でした。
今回もおそらく前回と同様、持ち時間は1バンド40分、バンドの入れ替え20分という形式だったと思いますが、その20分の間、私達姉弟は、毎回毎回なんか食ってました。いやあ、実によく食った。何しにいったか忘れるくらい、よく食ってたと思います。
▼高中正義 CROSSOVER JAM
高中正義(g)、小林信吾(key)、斎藤ノブ(per)、難波弘之(key)、則竹裕之(dr)、松原秀樹(b)
M1.Insatiable High M2.ALONE M3.新曲 M4.新曲 M5.Ready To Fly M6.You can never come to this place M7.Blue Lagoon M8.Jumping Take Off
昨年のトリを務めた、高中正義。今年は、CROSSOVER JAMと名前がついたバンドを引き連れての登場です。この辺から観客のヴォルテージは上がりっぱなし。アリーナ席では立ち上がるお客さんも結構出てきました。
高中正義の、一発でタカナカだ!とわかるギターも健在です。この人は、本当に独特の音色を持っています。音圧が他の人と一つも二つも違います。本当にメロディーがバンドを引っ張っていくような感じです。
浩子先生のお気に入りの則竹くんも登場。ノブさんにあおられて、ものすごくカッコイイプレイをかましてくれました。
「珍しく新曲をやろうと思います。」というMCから、7月発売予定のアルバムに収録される予定の新曲を、2曲披露。しかも、ワンコーラスのみ。これには観客も大爆笑。この人は他のフュージョン系アーティストよりも、サービス精神が旺盛というか、どうやったらお客さんが喜んでくれるかを意識していると思います。魅せ方を知っている感じですね。
▼角松敏生
角松敏生(g)、青木智仁(b)、村上“ポンタ”秀一(dr)、浅野“ブッチャー”祥之(g)、小林信吾(key)、斎藤ノブ(sax)、友成好宏(key)、本田雅人(sax)
M1.WAY TO THE SHORE〜SEA LINE M2.NIGHT SIGHT OF PORT ISLAND M3.SUNSET OF MICRO BEACH 4.NH-CA'S STRUTTIN' M5.流氷 M6.OSHI-TAO-SHITAI
なんと今年のトリは、角松敏生。前の高中正義が大盛り上がりで終わったので、「大丈夫か?」とちょっとだけ心配になってしまいましたが、会場の角松ファンは思っていたより多く、高中正義以上の盛り上がりを見せてくれました。
しかし、個人的には、なんだか曲の魅力が他の人に比べてちょっと劣っているなあ、なんても思ってみたり。この人の本業はシンガー。インストアルバムを2枚発表しているとはいえ、やっぱりずっとインストを長くやっている人にはかなわないんだなあという印象を受けました。また、最初の方は緊張からか、演奏がカタかったし。角松本人も、そのことは充分意識しているらしく、MCで「諸先達を差し置いて、最後に登場で緊張している」「このイベントは出るもんじゃなく、見るもんだとつくづく思った」とこぼしておりました。
でも、ステージが進行するにつれて、どんどん音がまとまっていくのはさすがです。「NH-CA'S STRUTTIN'」で声を発した途端に会場の雰囲気をがらりと変えたのは、さすが本職シンガーといった感じです。
そして、「OSHI-TAO-SHITAI」では、怒涛の全員のソロ回し。曲は15分以上演っていたでしょうか。特に終盤のノブさんのソロと、ポンタさんのソロは凄かった。
この2人の凄いところは、タイコをプレイしているはずなのにメロディーが見えてくるところ。テクニックがどうこういうよりも、一音に込められているものが違うんでしょうかね。こんな方々にグルーヴを支えてもらったら、さぞや気持ちがいいことでしょう。
最後にふさわしい大熱演で、CROSSOVER JAPAN'04は終演を迎えました。1:30にスタートしたイベントですが、終了したのは9:00過ぎ。8時間以上にも及ぶイベントは、無事終了したのでした。演奏的には去年以上に大満足。非常に中身の濃いイベントでした。
CROSSOVER JAPAN'04を見て思ったのは、「日本の50代は、本当に元気なんだなあ」ということ。
70年代にクロスオーバーという音楽を作り出して、ずっと第一線でやってきた深町純や高中正義などのミュージシャン達は、もうほとんどが50過ぎ。それを聴いて、憧れてプロになった角松敏生やDIMENSIONなどの世代ももう40過ぎです。正直、角松敏生やDIMENSIONのプレイよりも、深町純や高中正義のプレイの方が魅力的に映ったのは、「オレ達がこういう音楽を作ってきた」という自信の表われでしょうか。それとも、現在のように情報が溢れていない時代に、自分で試行錯誤しながら色々積み重ねてきた結果でしょうか。とにかく、日本の50代ミュージシャンの底力を見せつけられた感じです。
来年も開催が決定しているCROSSOVER JAPAN。日本の一流ミュージシャンのプレイが、一日で堪能できるというものすごくお得なイベントでございます。ぜひ次回も参加したいと思います。
とりあえず、プロモーションとPAはどうにかしていただきたいですけれど。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽106号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうのがこのコーナーでございます。
それでは、今週もお気楽のまぬけっぷりをお楽しみくださいませ。
>人名救助のエキスパート「潜水士」のお話だそうな。
素の間違いは「人名救助」。正しくは「人命救助」でございます。
名前が救助されるんかい!
でも、人様のお名前を間違えたり忘れたりすることが多いこのメルマガでは、「人名救助」のエキスパートはいて欲しいよなあ・・・なんて、結構真剣に思っていたりします。
>日本限定ベスト盤なんかが出て、売れルンだろうなぁ
素の間違いは「売れルンだろう」。正しくは「売れるんだろう」でございます。
よーちゃん、いつの間に小池一夫になったとですか!?
「子連れ狼」などでおなじみの漫画原作者、小池一夫のほとんど作品は、「ん」を「ン」とカタカナで表記しています。なぜかはわかりませんけれども。よーちゃんもそれを目指してみたのでしょうか。
まあ、正確には間違いというわけではございませんが、なんか変ですよね。
>てなこととで、いつも「おでかけ」のときは「バス」ってやつに乗るのですが、
素の間違いは「てなこととで」。正しくは「てなことで」でございます。
おっとっとって感じで、「と」が多いですね。
なんだか最近、あっという間に夏になってしまったみたいで、本当に「おっととっと、夏だぜ!」って感じです。そういえば、こんな歌を歌っているEEジャンプというユニットがありましたねぇ。ソニンと後藤真希の弟が組んだユニット。ゴマキの弟は今、どうしているんでしょうか。
>「なんでまぁ。この運転手さんは、愛想がないのでしょう」
素の間違いは「なんでまぁ」。正しくは「なんてまぁ」でございます。
訛ってるよ、浩子ちゃん。
そういえば、CROSSOVER JAPANのときに、私達の斜め後ろの席に茨城弁バリバリでしゃべっているお兄さんがいらっしゃいましたな。駐車場の閉まる時間を非常に気にしていらっしゃいました。きっと、9:00過ぎまでやるなんて夢にも思わなかったんでしょう。コンサートのときは、24時間営業の駐車場に、というのがコンサート道の鉄則でございますことよ。
>「こんちには」とか「ありがとう」
素の間違いは「こんちには」。正しくは「こんにちは」でございます。
お気楽魂炸裂!そして、今週のトラップ!
このメルマガが初期の頃は、「こんちにはー」とか「こんちはにー」とかお気楽な挨拶をかましたりしていたのです。最近めっきり使わなくなったと思ったら、うっかりこんなところで出てきてしまいましたな。
>しばらくは僕のことを「すかんぴんやすくん」って読んでもらっても、
素の間違いは「読んでもらっても」。正しくは「呼んでもらっても」でございます。
これくらい読めるよ、すかんぴんやすくん。だって、全部ひらがななんだもん。
いいなぁ、すかんぴんやすくん。パソコンを買い替えて。うらやましいぞ、すかんぴんやすくん。力の限り戦うのだ!すかんぴんやすくん!(なんで?)
>今のパソコンより早いからどうでもいいや。
素の間違いは「早い」。正しくは「速い」でございます。
すかんぴんやすくん(しつこい)のパソコンはせっかちなんですね。「気が早い」のでしょうか。
パソコンの処理速度の話ですから、「速い」が正しいですね。いったい僕達は、いつまでこんな間違いを続けなければならないのでしょうか。いい加減に直せよ、はい。
今週は以上でございます。
さすがに大遅刻しただけあって、トラップもあるわ数は多いわと、素の間違いの大判ぶるまい。でも、なんだかクスッとできるものが多かったのは、なんででしょうかね。急いでいるときの方が、脳内のお気楽ホルモンの分泌濃度が高くて、お気楽な言葉ばかりを紡ぎ出してしまうということでしょうね、きっと。
それでは、いつものように謝ってしまいます。
どうも申し訳ございませんでした。
みなさま、お気楽107号もお楽しみいただけたでしょうか。
今週もこのような素の間違いがいたるところの転がっているとは思いますが、こんなものなんかに負けないで、NGワードをバリバリと探してくださいませ。
ということで今週も、あなたのNGワードへのご応募、心からお待ち申し上げておりますね
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最後まで読んでいただいてありがとうござります。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませ(^o^)丿
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