「裏」の世界へようこそ!!
今週もようこそ、いらっしゃいました\(^o^)/ どうぞ、「裏お気楽」の世界をたっぷりと、ご堪能くださりませ。
今週は、久々登場の浩子がお届け致します。
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みなさま、ご機嫌さまでござりますぅ\(^o^)/
お元気ですか? そして、今でも、愛していると言ってくださいますか?
それとも・・・・・・ ♪みずいろはぁ〜 なみだいろぉ〜♪
と、なんでしょっぱなから、私はあべ静江の歌などを熱唱しているのでしょうか? それは本人ですら、さぁーっぱりわかりません。
でも、胸を張っていえるのは、今回のネタはあべ静江とも、「みずいろの手紙」とも、まったく関係はない!ということでござります(きっぱり)
暑さのためなのか、それともお盆休みボケなのか、すこーし脳みそがゆるーくなってしまっているようです。私・・・。
はい。でも、そんな小さなことは気にしないで、
今週も元気よく参りましょー!!
■ああ、理代子さま・・・!
浩子&ママ オペラにうっとりするの巻
今年の浩子の8月は、なんと!「オペラ」からはじまったのでござります。
といっても、「劇」のように何人も登場するオペラではなく、池田理代子さんのソロコンサートでござりました。
池田理代子さんといえば、かの有名な『ベルサイユのばら』を生み出したお方・・・。少女時代の浩子は、ベルバラの華麗なる世界に、真っ向から「ハートわしづかみ」されまして、もう、めちゃめちゃはまりまくったものでござります。今でも、台詞のいくつかは、ソラでいえるほど。新鮮な脳みそに刻まれた記憶は、いつになっても、色あせないものなんですねぇ。
私の中の「ベルばら魂」は、30年経っても色あせることなく、新しい仕事場に移った今でも、よーく見えるところに、自慢げに「ベルサイユのばら 完全復刻晩セット」が、飾ってあります。
写真をお見せする気まんまんだったのですが、
デジカメのカードが見つからず、撮れません(-_-;)
見つかり次第公開致しますので、しばしお待ちください
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★復刻版セット1
こんな高いところにセットしてみました。
写真をお見せする気まんまんだったのですが、
デジカメのカードが見つからず、撮れません(-_-;)
見つかり次第公開致しますので、しばしお待ちください
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★復刻版セット2
中身はこんな感じ。コミックと10巻と 「ベルばらカルタ」のセットなんだよ
私の「世界史の知識」は、池田理代子さんなくしては、成立しなかったと言っても過言ではないほど、彼女の漫画が「とっかかり」になっているのでござります。
「ベルばら」でフランス王朝とフランス革命の歴史を学び、「エロイカ」でナポレオン栄光と衰退、そして換わり行くフランスを学び、「女帝エカテリーナ」で帝政ロシアの歴史を学び、「オルフェウスの窓」で、ドイツ社会と音楽の世界の光と影を目の当たりにし、「天の涯まで」で時代に翻弄されたポーランドの悲しい歴史を学びました。
そして、世界史ではありませんが、池田理代子さんと山岸涼子さんお二人のおかげで、日本史力がいまいちない私でも、「聖徳太子」の頃ことは、意外と詳しかったりいたします。
また、忘れてはならないのが「おにいさまへ・・・」ですわ! 全2巻からなるお話なのですが、女子高未経験の私ではござりますが、「ごきげんよう」ではじまる世界、巻髪の美しいお姉さまたちの世界、そして選ばれし女性しかメンバーになれないという「ソロリティー」の存在などなど、「女の園」の光と影についても学ばせていただきました。
思い起こせば、この頃から、今の私の「エレガントな土台」は、ひっそりと作られていたのでござりましょう。
てなことで、思い入れたっぷりの池田理代子さまが(←いつの間にか「さま」になってる)、なんと、弥十郎村の隣村に来る! オペラを歌ってくれる!!「生理代子に逢える!!」 という情報をいち早く聞きつけ、私と母は、わざわざその会場に行ってチケットをゲットしたのでした。うーん、いつになくアクティブだったなぁ。ま。会場には、ひでちゃんに運転してもらって、連れてってもらったんだけどね。
●予想以上のステージ! なんて美しいんだぁ
そのホールは、緑あふれる田園の中に立つ、小ぢんまりとしたホールでした。
なーんて書くとちょっとステキな感じですが、実際は「なんだかこんなところに作っちゃいました」という感じで、田んぼの中にぽつんと建っていて、爽やかな空気に混じって、すこーし芳しい香りも漂ってくるような、のどかなところでござります。
でも、中はキレイだし、音響設備もなかなかのようです。
私たちの席もとてもよくて、「さぁ理代子、右から出てきても、左から出てきても、大丈夫よ」というくらいの「真中っぷり」でござりました。
予定通りに、舞台は始まりました。ホールの明かりが少し暗くなると、まもなく、わたくしの左手側から、理代子さまが、颯爽とお出ましになりました。
目の覚めるような、キレイな水色のドレス!!
あら、はからずとも、ここで冒頭の「水色」とつながったわ。
私の中の小人さんが、粋な演出をしてくれたみたいね。
すんごくキレイでしたわよ。女性なら一度は「あんなドレスを着てみたいなぁ」と思うであろう、デコラティブなシルエットの、女王様のようなドレス・・・。
んで、また、それがよく似合うんだ。デコルテもきちんとお手入れされていて、姿勢もいいし、とても美しゅうござりました。
ステージは二部構成になっていて、第一部は、彼女が得意とする、オペラのスタンダードナンバーを、第二部は、今彼女の意識が向いている「日本の歌」を歌ってくれました。二部にはお召し変えもして、今度は目の覚めるような真っ赤なドレスで、ご登場でした。赤も青も似合うわぁ〜。
テレビでは見たことがあったのですが、生で聞いた彼女の声は、とても清楚でまるで少女のような美しさを持っておりました。どーんとした体格で、圧倒するようなパワーを発揮するソプラノ歌手の方もいらっしゃいますが、そういう方々に比べると、多少線が細いですが、品がいいというのでしょうか。聞いててとても「いい気持ち」になるんですね。
彼女が懸命に歌う姿を見て、「この人がオスカルもアンドレも、作ったんだよなぁ・・・」と思っていたら、なんだか「じ〜ん」としちゃいました。
池田理代子さんのすごいところは、日本を揺るがすほどの大ヒット作を世に送り出した後、思うところあって「声楽の道に進もう!」と決心し、47歳にして東京音楽大学声楽科に入学して、本格的に勉強しちゃったいう経歴の持ち主なのです。ちょっと「只者じゃない」ですよね。
フツーに暮らしていたら、「漫画界の大御所」として、悠々自適な生活を送ることもできたろうに、
「ほかにやりたいことがあったはず」
↓
「音楽だ」
↓
「楽器はもう今からは、さすがに無理よね」
(この時点で本格的にやろうとしているところがすごい)
↓
「声なら大丈夫かも!」
↓
「いっちょやってみようかしら」
↓
「どうせやるなら、本格的によね」
↓
「大学入っちゃおう!」
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って、実際に入れちゃうところが、ものすごいんですが、彼女を見ていると「もう年だから」とか「いまさら・・・ね(ふっ)」とか、勝手にあきらめちゃうことが、いかに馬鹿くさいことかって、細胞レベルで理解できました。
とにかくすげぇです。ベルばらを生んでくれただけでも、大尊敬しているのに、そのあと「華麗なる第二ステージ」に進んだところが、もう
ブラボーでマーベラス!!
もっともっと、池田理代子という人間に、興味をもち、そして好きになりました。
●最後、感動的だったよ
途中、進行を勘違いして、共演者をおろおろさせ、見ている私たちをはらはらさせる場面がありましたが、無事2時間以上にわたるステージを、見事に演じきりました。
「最後は皆さんで・・・」と、「ふるさと」を歌うこととなりました。ちょっと恥ずかしいあぁと思ったのですが、結構みんな元気よく歌いだし、池田理代子さんと一緒に歌えるなんて、めったにないぞと、記憶の糸をたどりながら、歌ってみました。「うさぎ美味しい・・・」じゃなくて「うさぎおいしかの山〜♪」です。
歌っていると、前に座っているご婦人が涙しています。ハンカチで涙をぬぐいながらも、歌っています。「いろいろ思い出しているんだろうなぁ」と思いながら、視線を他のところに移すと、今度は老紳士が、袖口で一生懸命涙を拭きながら歌っています。
なんか、そういう姿を見ると、じーんとしちゃいますよね。
その場に居られて、すごくよかったと思いました。
で、最後にあかしたのですが、なんでも酷い風を引いたとかで、昨日まで声が出なかったんですって。それなのに、あんなに歌えるなんて、すごすすぎるぞ、理代子!!
いやー、よいステージでした。ありがとう、理代子様!
●おまけ
「今終わったの」と、お家に電話をかけ、よーちゃんとお話しておりましたら、奥からお着替えした理代子様が、なんとこちらにやってくるではありませんか!!
「ああああっ、理代子さんが、こっちに来たぁぁぁ!」
ぶちっ。つーつーつー
突然電話を切ってしまった私。よーちゃんごめんなさい。
でもね、私服がまたおしゃれ。薔薇の模様のブラウスに、黒いロングのタイトスカート。とてもエレガントでござりましたわ。近くで見れて、とってもしあわせ(ハート)
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最後までお付き合いくださってありがとう(^O^)/
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。らぶ。
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