全国の子供たちよ、元気かい?
夏休みもあとわずか。
宿題が終わってなくてあせっている子はいるかな?
学校が始まるんで、ユーウツになっている子はいるかな?
世の中、生きていて辛かったり苦しかったりすることってあるよね。
親や先生の言うことが、かったるいって思うときってあるよね。
でも、そんなことでくじけたり、暗い気持ちになったりしちゃいけないよ。
だって、世の中のイカした大人たちは、こんなにも君たちの事を考えているんだから。
と、思わず子供たちに声をかけたくなる気持ちにさせられてしまうイベントに行ってまいりました。
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■ひでのお気楽なレポート
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10代を真剣に考える一日
2004年8月22日(日) 10:00〜
東京ウィメンズプラザ
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みなさまこんにちは。弟のひででございます。
今回は、お気楽117号で告知したイベント、『10代を真剣に考える一日』のレポートでございます。
このイベントの主催者は、わがティー・キューブの新しい仕事場のお披露目のときに、素晴らしい手打ちうどんを振舞ってくださった、新間先生。彼の教育にかける情熱が、このような素晴らしいセミナーを実現してしまいました。
◆ティー・キューブ的には“うどん職人・シンマ”の新間先生の秘技は、こちらをご覧ください
http://www.t-cube55.com/ura_okiraku/urabanashi/113.html
新間先生がこのセミナーを通じて伝えたかったことは、「大人たちもこんなに10代の子供たちのことについて、真剣に考えているんだよ。だから君たち、これからの時代をどうか力強く生き抜いておくれ!!」ということだと思います。
そんな新間先生の熱い情熱に魂を魅かれ、講演してくださった方々は、本当にものすごい方ばかりでした。それぞれが自分の名前でセミナーを開けば、押すな押すなの大盛況になる方ばかりでございます。このイベント、セミナー界の『Crossover Japan』状態というべきか、どこぞのジャズフェスティバルというべきか。ともかく、豪華絢爛でございます。さすが夏休み。
また、普段はビジネスマンや起業家を相手にお話しをされることが多い本日の講師の方々が、「10代の子供たち」に向けてどんなメッセージを発するのかも興味津々でございます。
今回は、1時間目から5時間目というように、学校の授業と同じように時間割が組まれていて、各時間に2人ずつお話いただくというプログラム。「うわーっ、長ぇ」と思うかもしれません。しかし考えてみれば、学校に行ってた10代のころは毎日こんな生活をしていたわけですから、これも自分が10代だったころを考えてみるいいきっかけになっていると思います。
それでは、簡単に各先生のお話をごく簡単にレポートしてみましょう。
【1時間目】 10代から始められる、成功するまでやり抜く実行力の付け方
●10代のことならこの人、ティーンズ応援団長の新間竹彦先生
トップバッターで登場したのは新間先生。主にコミュニケーションのとり方について、お話されました。
新間流コミュニケーションの極意は、「中途半端はいけない」ということ。相手を爽快にさせる「誉める」「感謝」「サポート」「気配り」をしていけばいいのです。でもこれは、相手によっては気づいてくれないし、時間もかかるので、人はどうしても「暴力」「悪口」などの安易な方に流れていってしまうのだとか。
反対に相手を不快にさせる3つの技は、「1.戦う、2.無視する、3.逃げる」のだそうです。
●明るく前向きで、幸せを運ぶ男 「勉強の達人」西口正先生
「新学フォーラム」という塾を主催し、メルマガ「勉強の達人」を発行している西口先生。浩子先生の著書「『メルマガ』成功のルール」にもご登場いただきました。最近は本の執筆が好調のようで、9月末には「大人の勉強−算数編」(PHP研究所)を出版されるそうです。
西口先生は、主に塾を立ち上げる際のお話をなさいました。彼の座右の銘は、「成功するまでやりぬく!」なるほど、成功するまで続けてやれば、絶対に失敗はありませんものね。言われて見れば当たり前のことですが、普段生きていく上ではなかなか気づかないものです。
【2時間目】 10代に身につけておきたい自信を持つ生き方と勉強する姿勢
●「勉強ができないのはやりかたを知らないからだ!」の村田拓さん
「勉強ができないのはやりかたを知らないからだ!」というメルマガを発行している村田拓さん。「勉強がわからない」と言う前に、そもそも勉強とは何か?を考えるのが重要なのだとか。
勉強とは、「知識や技術を身につけ、できるようにする」こと。大事なのは、「わからないことがあってもそのままにしない」ことです。また、勉強をわからない原因を徹底的にたどっていくと、授業やテキストの中に「意味のわからない言葉=誤解語」が必ずあるのだそうです。これをなくしていけばいいのです。
「誤解語」を自分で見つけて、調べていく。これが勉強の正しい姿なんですね。考えてみれば、成長するにつれて、「誤解語」をそのままにすることが、ものすごく多かったなあと、思わず反省してみたり。
●超人気メルマガ「親力で決まる子供の将来」の親野智可等先生
「おやのちから」先生とお読みします。現職の小学校の先生だそうです。親野先生はがお話してくれたのは、主に「自分を好きになるためにはどうしたらよいか」ということ。
寝る前や朝起きた瞬間に、「自分が少しは得意なこと」「自分の性格のよいところ」「あの時がんばったなと思えること」「自分はまあまあ恵まれているな」ということを書き出した紙を、眺めてみればいいのだとか。そして、胸を張るストレッチをしましょう。胸を張ると、人間前向きな気持ちになれますものね。
セミナーのときに、実際に上記のことを書き出してみたんですが、私、それぞれ10個くらいすぐに書けました。周りの方を盗み見てみたら、みなさん2、3個の方が多かったですね。私、結構自分のことが大好きらしいです。
【3時間目】 10代のうちに見つめて欲しいお金と体の基礎知識
●子供とお金の教育については、FP夢現事務所より 金子千春さん
昼食タイムをはさんで、金子千春さんのためになるお金のお話です。
「お金が欲しい」という前に、「自分がそのお金で何がしたいのか」「それにはどれくらいお金が必要なのか」をイメージしてみるのが大事なのだとか。
今までお話を聞いていると、結構順番を履き違えて考えていることって多かったんだなぁと思います。
●「愛と性のテディベア写真絵本・ひとつになりたいよ」の内藤みかさん
内藤みかさんは、恋愛小説家です。ただし性の要素が多めに入っております。内藤さんがお話されたのは、抱腹絶倒の恋愛体験記でございます。クラミジアは、かゆくてかゆくてたまらないそうです。
こういう性病にかかったときは、親にも相談できないもの。でも、一人で悩まないで、専門の人にできるだけ早く相談してみるのが重要なのだとか。親に相談できないことも、かえって赤の他人になら相談できることもありますからね。
【4時間目】 笑顔で向き合う 人との関わり・コミュニケーション
●楽しく幸せな人間関係を!「マナーの国・イギリス教育」の西出博子先生
お気楽メルマガでも、その著書をご紹介させていただいた、マナーの達人、西出博子先生の登場です。
西出流マナーの極意は「自分が言われていやなこと」「自分がされていやなこと」を「他人にはしない」ということ。「サンキュー」と「ソーリー」の2単語だけしかわからないまま迎えた、イギリスでの生活で、このことを学んだそうです。
西出先生は登場のときに、やたらハイテンションだったので、隣に座っていた浩子先生が「青木さやか?」と思わずつぶやいたのを受けて、私、思わずオオウケしてしまいました。ごめんなさい。私の脳みそにはすっかり「マナー界の青木さやか」として、西出先生がインプットされてしまいました。これって、マナー違反ですか?
●親子のコミュニケーションは「おふくろコーチング」の吉田一美さん
コーチングのお仕事をなさっている吉田一美さんは、3人の子供を持つ母親でもあります。「子供の反抗期をどう迎えるか」ということについて、自身の体験を交えてお話されました。
「反抗期は親を越える時期である。だから、親に全力で向かってくる子供をかわしてはいけない」という言葉が印象的でした。子供は全身全霊を持って立ち向かわないと、すぐバレますものね。真面目な人柄が感じられる語り口に、とても好感を持ちました。
【5時間目】 人生の目標は行動しながら設定する
●やりたい事を探しているなら、やりたい事探しのプロに聴け 岩本悠さん
岩本悠さんは、なんと24歳。若いですねえ。しかし、彼はただの若造ではなく、著書「流学日記」(文芸社)の収益を、アフガニスタンに学校を作るための資金に当て、なんと現在工事が着工しているのだとか。すごいなあ。
本日の講師陣の中で、もっとも10代に近いということで、会場からの質問に答えていくという形式で始まりました。彼もそれなりにやんちゃな10代を過ごしたようです。
「傷着くのは子供の権利」というかれの言葉が印象的でした。お金がない、助けてくれる大人がいない、さあ、自分はどうするか。そういう経験が子供を成長させるのです。大人でもそうですが、失敗しないと何事も向上しませんからねえ。
●児童虐待撲滅を訴え神奈川から大分まで1320km歩いた サイコウ君
サイコウ君は、あるテレビ番組を見て、大分県別府の児童福祉施設に興味を持ち、昨年その施設を訪ねました。その時に、親から不適切な扱いを受けている5歳の女の子と、「今度来るときは歩いてくる」という約束をし、今年の4月から住んでいた神奈川県から歩いたのだそうです。残念ながら、女の子とは会えなかったようですが。そのときの体験を中心に話してくださいました。
彼の志も立派ですが、それ以上に行脚の途中に出会ったいろんな方々との助けがあったからこそやり遂げられたのだそうです。そもそも、自分が子供たちの応援をするために歩いたのに気づいたら自分が応援されていたのだとか。
彼がこの旅で気がついたことは、「目標を持つと助けてくれる人がいる」ということ。何もサイコウ君のような大それた目標でなくともいいと思いますが、自分なりの目標を持って欲しいという、彼の真摯なメッセージが、聞くものの胸を打ちました。
【課外活動】 働くってこんなこと こんな仕事もあるんだよ!
●ありとあらゆる仕事を経験した 紙芝居営業マンのよしみ☆のりかず先生
課外授業で登場は、営業の達人、よしみ☆のりかず先生。何十年もいろんな商品を営業してきた彼ならではの、成功する仕事のやり方を披露してくれました。
よしみ先生の子供たちへのメッセージは、「好きなこと、得意なことしかやるな」「自分が何が得意かわからなかったら、他人に聞いてしまえ」ということ。まだ、自分がどんな仕事をしようか考えたことがない子供たちや、営業という仕事の意味がわからない子供たちも、さすがにこのメッセージは心に届いたようです。大人の私たちは、もう心に届きまくりでした。
この後に、5人の方のプレゼンテーションタイムを挟んで、長時間のこのセミナーもめでたく終了となりました。
それぞれの分野で、それぞれ活躍している方が、10代のことを真剣に考えてみたこのセミナー。自分が10代の時に聞いていれば、ちょっと人生の角度が変わったよなぁというお話ばかりでした。
もし、次回があるとしたら、もっとたくさんの子供たちに聞いてもらいたいのはもちろんですが、もっとたくさんの大人の方にも聞いてもらいたいですね。ここで話されたことを、ちょっとだけ心のどこかに留めておいて、子供たちに接すれば、これからの社会はもっともっと良くなっていくと思います。
ただ、長時間なので、間に一つくらい「これで彼をゲット!!モテモテメイク教室」や、「深く知ればもっと楽しい!!オタク的なマンガの読み方」などのバカ企画が一つくらいあっても、楽しかったかもしれません。
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■今週の間違い大杉
今回は裏でご紹介。弟のひでが、前回お気楽118号の数々の素の間違いを、暴露するコーナーでございます。
117号は素の間違いが一つだけと、歴史的偉業を達成しましたが、やっぱり今回は元の戻ってしまいました。NGワードを投稿してくださった読者の方も、どうやら安心してくれた模様です。
つくづく、お気楽ってヘンなメルマガだと思います。
では、今週もお楽しみください。
◆どちらも画像を現す点々には、変わりないというのに・・・。
素の間違いは「現す」。正しくは「表す」でございます。
この場合は、「表現する」という意味ですから、「表す」ですね。はい。
◆そして、しっかりと「1028×768ピクセル」と書いてあります。
素の間違いは「1028×768ピクセル」。正しくは「1024×768ピクセル」でございます。
なんで間違ったかの推理は、ものすごく立てやすい気がします。おんなじ間違いが二つあとの段落でもされていますので、コピペしたのが丸わかりでございますな。
それにしても、「しっかりと」どこにも書いてありませんけど。
◆こちらは大丈夫。一回で簡潔致します。
素の間違いは「簡潔」。正しくは「完結」でございます。
今週のトラップ!!でした。
浩子は、難しいパソコンのことを「簡潔」に説明するのに魂を燃やしているのよぉ〜。そして、わたくしの辞書には「完結」の二文字はございませんのよぉ〜。もっともっと進歩いたしますの。よろしくて。
というような決意が思わず出てしまった素の間違いでございます。
それにしても、全然「大丈夫」ではないんですけれども。
◆世界中のどこに行ってもそのデータを使うことができじゃないですか!
素の間違いは「できじゃないですか!」。正しくは「できるじゃないですか!」でございます。
やすくん、大興奮の巻、その1。「る」が抜けました。
◆どっからでも画像を見れるし、さらには知り合いにも転送できる
素の間違いは「見れる」。正しくは「見られる」でございます。
やすくん、大興奮の巻、その2。今度は「ら」が抜けました。「ら抜き言葉」ですね。
それにしてもやすくん、前回は熱く語っていたなあ。
◆高い建物がひとつもない公園にシートをひいて、親戚一同が集まって、
素の間違いは「ひいて」。正しくは「しいて」でございます。
同じ間違いを前にもやったと思いますが、布団やシートは「ひく」ものではありません。「敷く」ものでございます。シートを「引いた」ら、みんな転げ落ちて、お家に「退いて」しまいますがな。
◆ムシムシした日が続くいてますけど、ご自愛くださりませね。
素の間違いは「続くいて」。正しくは「続いて」でございます。
ムシムシした日が続いたおかげで、本当に「くぅ〜」ってうなりたくなる感じですね。思わず文字に出ちゃったのかもしれません。
さあ、それでは今週も。
どうも申し訳ございませんでした。
さて、今週のお気楽119号は、皆様お楽しみいただけたでしょうか。
今週も幾多の素の間違い、とんでもないトラップが隠されているとは思いますが、そんなものには負けずに、NGワードにご応募くださいませね。
みなさまのご応募、心からお待ち申し上げております。
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最後までお付き合いくださってありがとう(^O^)/
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。らぶ。
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