トップページへ高橋浩子の裏オキラク
メールはこちら
ルール説明&お気楽語掲示板お気楽・裏話

お気楽121号 裏オキラクページ

今週も「裏」の世界へようこそおいでくださいました\(~o~)/


こんにちは。弟のひでです。

今週の裏オキラクページは、前回の予告どおり、新作デジタルカメラのレビューでございます。

私も、この裏オキラクページを今までたくさん書いてきましたが、初めて「パソコンマガジン」というメルマガの名前にふさわしい記事を書いたような気がします。


ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛


■ひでのお気楽なレビュー

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

LUMIX DMC-FX7
Panasonic
LUMIX DMC-FX7

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

今週の裏オキラクページは、8月27日に発売された、Panasonicのコンパクトデジタルカメラの新製品、「LUMIX DMC-FX7」のレビューでございます。

「そろそろデジタルカメラを買い換えようかなあ」なんて思っていた私。といっても、私は画素数や画質にそんなにうるさいわけではありません。最近のデジタルカメラは、300万や400万画素は当たり前ですから、画素数で選ぶつもりはありませんでした。

また、デジタルカメラを買うときに、事前にネットや雑誌で情報を収集しようとすると、よく「この機種はノイズが目立つ」とか「ISO100以上の画像はいただけない」とかいった意見を目にします。

デジタルカメラで撮った写真を拡大して見ると、画像のあちこちに小さな粒粒が見えることがあります。これがノイズです。昼間に撮った写真ではそんなに目立ちませんが、夜景などでは結構目立つもので、このノイズをいかになくすかが、デジタルカメラでの写真撮影を趣味にしている人の、永遠の課題のようです。

ノイズをなくすのは、フラッシュなどで十分な光量を確保したり、ISO感度を上げてシャッタースピードを速くすることで解決します。ISO感度は、フィルムカメラでも使われている単位で、数字が上がるほどシャッタースピードが上がり、暗いところの撮影に有利になり、手ブレもしにくくなります。ただし、ISO感度を上げるとフィルムカメラでもデジタルカメラでも画質は低下します。

たしかに、旅行に行ったときの美しい風景をずっと保存しようとか、花火を撮影して後で拡大して見ようなんていうときに、ノイズやISO感度が気になるのはしょうがないとことだと思います。しかし、私のデジタルカメラ使い方は、気が向いたときにお気楽に撮影したいなあというだけ。パソコンの画面でも写真の拡大なんてまずしませんし、普通にプリントアウトするだけなら、ノイズの多い少ないは私はそんなにに気になりません。

でも、たった一つだけ欲しい機能がありました。それは、手ブレ補正機能です。

私は写真を撮るのに必要以上に緊張するのか、デジタルカメラで写真を撮ると、とにかくブレるんです。「お前、アル中かよ」といわれるくらいに。そして、私がデジタルカメラで写真を撮るときは、人だかり→面白そうなもの発見→激写!というシチュエーションが圧倒的多いのです。手ブレを押さえるには「リラックスする」「脇を締めて固定する」「できたら机などに手を置いて固定する」「ネックストラップは有効」などの知識は一応知っているのですが、いざ写真を撮るときにはそんな知識の活用が許されない場合が非常に多いわけです。ですから、手ブレ防止機能を最優先で考えていたわけです。

そんなときに、目に留まったのが「ITmedia」「PC Watch」DMC-FX7のレビュー記事。どちらも「新方式の手ブレ補正機能は素晴らしい」と絶賛されております。新製品で500万画素のコンパクトデジタルカメラ。これは買うしかありますまいということで、発売日に春日部のラオックスへ行って、買ってまいりました。お店の人も「最初は正直期待していなかったんだけど、送られてきたサンプル画像があまりにもきれいなんでびっくりした。」と申しておりました。

◆ITmediaのDMC-FX7レビュー記事はこちら
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0408/23/news001.html

◆PC WatchのDMC-FX7レビュー記事はこちら
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0825/drev009.htm

私が買ったのは、グロスブラック。まずは、どんなに小さいかご覧ください。なおこの写真は私の携帯、P505iSにて撮影。ブレていたり、画質が荒いのはご勘弁を。

コンパクトサイズ
見よ、このコンパクトサイズ。

 
2.5インチ液晶
背面のほとんどを
2.5インチ液晶が
占めています。
レンズを出したところ
レンズを出して見ました。
液晶をつけたところ
液晶をつけてみました。

どうです、小さいでしょう。

たばことほぼ同サイズ!これならカバンの隅だろうが、上着のポケットだろうが、どこでもすっぽり入ります。いつでもどこでも激写!が可能ですね。

ちなみに、この記事で「デジカメ」と略さないのは、「デジカメ」は三洋電機の商標だからです。PC雑誌やPCサイトが記事で「デジカメ」という略称を使わないのは、こういうところに理由があったのを、私はついさっき知りました。

●ここがいいぞ、DMC-FX7

★やっぱり偉大だった手ブレ補正機能!

このサイズのデジタルカメラで、手ブレ防止機能がついているのはDMC-FX7だけです。これがやっぱりすごく偉大でした。

前回の裏オキラクページで使用した画像も、このDMC-FX7で撮影しましたが、あれだけの人だかり。まともな姿勢で撮影できるシチュエーションも少なく、ほとんどが片手での撮影でしたが、ブレた写真はほとんどありませんでした。失敗が少なくなったおかげで、思わずたくさん写真をアップしてしまいましたよ。

◆前回の裏オキラクページ、ワンフェス2004[夏]レポートはこちら
http://www.t-cube55.com/ura_okiraku/urabanashi/120.html

ただ、DMC-FX7の手ブレ補正機能は2種類あって、MODE1は常時作動しているMODE2はシャッターを切るときだけ作動する、という違いがあります。デフォルトの設定ではMODE2になっていて、説明書にも「MODE2の方がより高い効果を発揮できる」と書いてあるのですが、MODE2だと結構ぶれました。手ブレ補正機能をOFFにしていたときとそんなに違いが感じられなかったです。よって、私はMODE1を入れっぱなし。MODE1とMODE2の違いは、電力消費だけなのでしょうか?

もちろん、手ブレ補正機能はあくまでも「補正」なので、室内でフラッシュをたかなかったり、夜景をISO100くらいで撮影すると、普通にブレます。また、被写体が動いている場合も当然ブレます。

しかし、昼間の屋外では、よっぽど変な格好で撮影しなければ、まずブレない!と言ってもいいでしょう。

★やっぱり大きい液晶は使いやすい。

背面だけ見ると、小型液晶テレビか?と思ってしまうくらい大きな液晶です。液晶が大きいということは、メニューの文字も大きく表示できるわけですから、非常に操作しやすくなっています。年配の方にもお勧めですね。もちろん、プレビューもいちいち画面を拡大することなく画像チェックできますから、余計なストレスがたまりません。

また、液晶のLCDの輝度を一時的に40%上げるパワーLCD機能もよくできています。液晶だと明るい場所では画面が見えなくなってしまうこともありますが、今年の夏のような炎天下の屋外でも液晶がよく見えます。そして、このパワーLCD機能は時間がたつと自動で切れるので、電力消費のこともよく考えているんだなあと思います。

★やっぱりすごいオートホワイトバランス

ホワイトバランス機能がないデジタルカメラは、例えば、赤みがかった照明の下で撮影しようとすると、ものすごくぼやけた画像になってしまいます。DMC-FX7のオートホワイトバランスはとても強力で、どんな照明の下でもくっきりとした輪郭を出そうとがんばってくれます。まあ、これは個人の好みの問題もあるのですが、私はどんな場合でもはっきりした画像が好きなので、単純にすごいと思いました。

●ここはいただけない、DMC-FX7

★バッテリーもたないよ。

まず、充電に2時間かかります。結構長くて驚きました。

Panasonicのデジタルカメラは、バッテリーが持たないという話は聞いていましたが、予想以上にバッテリーが切れるのが早かったです。初めて使ったときは、5枚くらい撮影→画像確認→消去→また5枚くらい撮影、という手順を繰り返していたら、2時間くらいで切れました。スイッチのこまめなON、OFFが必要です。ですから、運動会で一日中撮影とか、旅行へ持っていくという場合は、予備バッテリーが必需品です。私も、早速次の日に予備バッテリーを買いに行きました。

★長く使っていると熱いよ

DMC-FX7は結構発熱します。最近の電気製品でここまで熱を発するのは珍しいというくらいです。もちろん、持てない位になるということはありませんが、温度に敏感な方はちょっと怖くなってしまうかもしれません。

●総評

正直まだ使い込んではいないので、これくらいしか書けませんでしたが、コンパクトデジタルカメラとしては、かなりいい部類に入ると思います。

また、とても操作しやすいので、ご年配の方にも安心してお勧めできます。もちろん、初めてデジタルカメラを買う方にもお勧めです。

とにかく気軽に何でも撮りたい。でも、デジタルカメラの細かい設定はなんかわずらわしいよなあ、と考える私のようなズボラな方にはぜひお勧めしたいと思います。これを買えば、しばらくデジタルカメラのことは忘れていられます。その上、きれいに撮れるんですから、もう言うことはありますまい。

家電の世界では、SONYは初期ロットは見送るべし、松下と日立は初期ロットが一番気合入れて作っているから買うべし、というホントかどうか分からない噂があります。私は、結構当たっていると思いますけれども。

ですから、発売間もないDMC-FX7、買うなら今!でございます。

●おまけ

私が撮ったサンプル画像をいくつかお見せしましょう。デジタルカメラの撮影があまり上手でない私でも、ここまで撮れるんだよ、ということがお分かりいただけたらと思います。ちなみに、サイズは2048×1536。設定はすべてAUTOで撮影。(画像クリックで拡大画像を表示)

みっちー

これが高橋家の新メンバー、みっちーです。でかくなったなあ。
おねむの時間

みっちーおねむの時間です。
あられもない姿

みっちーのあられもない姿。肉球がたまらーん。
障子・・

みっちーのおかげで、障子がこんなに。もう、激しいんだからぁ。
DMC-FX7のケース

DMC-FX7のメーカー純正ケース。
弥十郎の風景

高橋家前から見える、弥十郎の風景。昔は一面田んぼでしたけど。


ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛


■今週の間違い大杉

ひでがお送りする、前回お気楽120号の素の間違いを、はっきりと皆様にお見せするのがこのコーナーでございます。

今週はなんと前回の約半分!成長したなあ。それでも多いですけど。
では、どうぞお楽しみくださいませ。


◆ここで、夏の思い出を語りだすと、ずーっと語り続けしまうので、

素の間違いは「続けしまう」。正しくは「続けてしまう」でございます。
早速「て」抜きになってしまいました。でも、もちろん浩子の語りは「手抜き」はないことは、読者の皆様はよくお分かりかと思います。


◆私たちは「十進法」で数ええるのに慣れていますが、

素の間違いは「数ええる」。正しくは「数える」でございます。
テクニカルライターなのに、数字に弱い浩子。相当「数える」ことに拒否反応があるようです。数字アレルギーなのか?


◆「にろごになっちゃうんだよね」なんて言っているのを、

素の間違いは「にろご」。正しくは「にごろ」でございます。
だって、「256色」ですから。これ、今週のトラップでした。
読者のてつまつさまの『にろ語でどこの言葉ですか?』というツッコミが最高でございました。うーん、そう来たか。これだから、お気楽読者様は、全く油断ができませんね。

◆緑色を他の色よりも、敏感に感知するらいんですね。

素の間違いは「らいんですね」。正しくは「らしいんですね」でございます。
緑を感知するのは、どこの「ライン」なのでしょうか?


◆ウィンドウズでは「Ture Color」と呼びますが、「フルカラー」と呼ばれることもあります。

素の間違いは「Ture Color」。正しくは「True Color」でございます。
「Ture Color」。ローマ字読みで「ツレカラー」。はっ!これが変わって「フルカラー」になったのか!まるで、「プディング」をうまく聞き取れなかった日本人が「プリン」という言葉を広めてしまったように。


◆人間の目が識別できる限度を、すっかり越えてしまっているそうなんですね。

素の間違いは「越えて」。正しくは「超えて」でございます。
「越谷市」在住のものにはよくある間違いだと思って、笑ってやってくださいませ。


◆書き込みいただきましたみなさま、どうもありがとうござりましした。

素の間違いは「ありがとうござりましした」。正しくは「ありがとうござりました」でございます。
「し」が入っちゃったよ。珍しいなあ。もちろん、浩子は読者の皆様のために絶えずネタを「し入れ」ているからこそ起こる、素の間違いなのでござります。


では、今週も。

どうも申し訳ございませんでした。

さて、みなさま。お気楽121号はお楽しみいただけましたか?

今週も、きっと素の間違いはなくならないと思いますが、それも楽しみの一つと生暖かい目で見ていただきながら、NGワード見つけていただきたいと思います。
みなさまのご応募、心よりお待ち申し上げております。


ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛


最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。


 
Copyright(C) 2008 HirokoTakahashi,T-Cube. All Rights Reserved.