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お気楽134号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/


こんにちは。弟のひででございます。
今回は、少女マンガを取り上げました。


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■ひでのお気楽漫画倶楽部 第4回


♪おんなのーこーはー いーつーでも みーみどーしーまー


と歌っていたのは、おニャン子クラブですね。

昭和の歌謡界に旋風を巻き起こした彼女たちも、三十路、四十路を迎え、親となり、中学生位の子供ががいてもおかしくないくらいの時間が過ぎ去っています。。

そんな耳年間なおニャン子世代の、次の世代の女の子たちが読むであろう少女マンガ誌の中に、「少女コミック」があります。

少女コミック

少女コミック(以下少コミ)の創刊は1968年。かつてはかつて萩尾望都竹宮惠子ら24年組の活躍の舞台となり、あだち充惣領冬実篠原千絵などの才能を次々と世の中に送り出した、少女マンガ誌の老舗でございます。

現在の少コミは、「LOVE率100% 支持率No.1雑誌」というコピーがついています。確かにLOVE率は100%なのですが、カラダのLOVE率も限りなく100%に近いです。つまり、エロい!の一言で全てを表現できると思います。

ということで、今回は少コミに大人気連載中の『ラブセレブ』のご紹介でございます。


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『ラブセレブ』

新條まゆ
小学館 フラワーコミックス 既刊1巻
定価:各390円+税

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『ラブセレブ』

では、まずはあらすじを。

トップアイドルを夢見る、売れないアイドルの中園キララ16歳(処女)。イケメンマネージャーの花巻にだまされ、仕事を取るために行かされたのは、なんとHコンパ。そこでキララのカラダ(処女)に目をつけた美少年が藤原銀蔵(銀)。銀は祖父が総理大臣、父は財界のドンで世界第3位の大金持ちという超セレブ男子。銀に気に入られたキララには、ドラマの主役が舞い込みます。また、「金で買えないものはない」と言う銀を毛嫌いしていたキララですが、なぜか銀のことがだんだん気になってきて・・・。

さて、少女漫画の世界では、ヒロインが恋する相手は、キラキラした王子様でなければなりません。ちなみに銀も、ご覧の通りの王子様。

image1
銀とキララ

しかし、女の扱いに慣れ過ぎているのか、自分の携帯番号をこんな風に教えてしまう鬼畜野郎でもあります。

image2

よい子の皆様は、決して真似してはいけません。


また、少女マンガの王子様は、気の利いたセリフの一言も言えなければなりません。銀もたくさんの名言で、キララの心をとらえていくのですが、私が一番気に入ったのはこれ。

image3

そして、銀はキララに身体を押し付けます。

image4


最近の少コミは、こんなのばっかりです。いや、まじで。


1970年代から80年代前半にかけての少女マンガは、いかにヒロインと王子様が心を通わせるかがストーリーの醍醐味でございました。当然、心を通わせるに至るまでには様々な障害があるのですが、そこをいかにして乗り越えるかを、じっくりと描くところが面白かったのだ思います。そして、ラストで二人のキスシーンでハッピーエンドという感じでしょうか。

しかし、時代は流れ、現在はスピード感とジェットコースターのような展開がもてはやされる時代になりました。じっくり描く大河ドラマのような展開では、読者はついてこなくなってしまったのでしょうか。最近の少女マンガは、ヒロインと王子様がくっつくのがとても早いです。また、「告白=キス」という流れは当たり前になっています。

では、現代の少女マンガのヒロインは何に悩んでいるのでしょうか?少コミのヒロインに多いのは、まずいかにセックスに持ち込むかということだったりします。カラダがつながって、初めて心もつながったということが実感できるというように、ヒロインも思うようになってきたのです。性欲から目をそむけなくなってきたのでしょうか。

もう一つ多いのは、人間不信でコワレている王子様を、どのように癒していくかというパターン。癒しの物語なのですね。もちろんそこには、ヒロインの深い愛があふれています。

かつての少女マンガは、人物の心理描写にうならされたものですが、現在の少女マンガはハードな展開でうならせることがとても多いようです。これも時代の流れでしょうかね。

そんな現代の少女マンガを象徴する作品であることは間違いない「ラブセレブ」。少女マンガ特有の「んなアホな」というツッコミを入れながらも、続きがとっても気になります。ものすごくパワーあふれる作品であることは間違いございません。

それにしても、こういう作品をたくさん読んでる女の子は、そりゃあ耳年間にもなりますよねぇ。これじゃあ男の子はとてもかないませんよ。やはり女性は強いなあということですな。


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■今週の間違い大杉

弟のひでがお送りする、前回お気楽133号の素の間違いを、はっきりと皆様にお見せするのがこのコーナーでございます。

今週は、久々に複数のトラップと、大量の素の間違いが錯綜する展開を見せました。

では、どうぞお楽しみくださいませ。

 
◆このCD聞いてると、カラオケで思いっきり歌いたくなりなるという、

素の間違いは「なりなる」。正しくは「なる」

何故か古文の断定の助動詞「なり」が登場。そんなに歌いたかったのでしょうか。


◆凡人の中でも、ちょっとだけ働き者の人は「1.01」とします。そして、凡人の中でも、ちょっとだけへなちょこで怠け者は「0.09」です。僅か「0.01」の差ではありますが、

素の間違いは「0.09」。正しくは「0.99」。

『僅か「0.01」の差ではありますが、』とものすごい大嘘をついております。


◆いらいないファイルのアイコンの上で右クリック。

素の間違いは「いらいない」。正しくは「いらない」。

「いらないファイル」が多すぎて、思わず「いらいら」してしまったに違いない。


◆便利な反面、大きなお世話とかんじるここともありますよね。

素の間違いは「かんじるこことも」。正しくは「かんじることも」。

あまりにも大きなお世話過ぎて、「こごと」でも言いたくなってしまったに違いない。


◆そういう方がいらっしゃらな方々も、

素の間違いは「いらっしゃらな」。正しくは「いらっしゃらない」。

「い」が無い。つまり、「い無い」ということで。なんだ。意味通るじゃん。


では、今週も。

どうも申し訳ございませんでした。


さて、みなさま。お気楽134号はお楽しみいただけましたか?

今週も、きっと素の間違いはなくならないと思いますが、それも楽しみの一つと生暖かい目で見ていただきながら、NGワード見つけていただきたいと思います。
みなさまのご応募、心よりお待ち申し上げております。


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最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。

 


 
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