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お気楽135号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/


こんにちは。弟のひでです。
今回は、子供たちに大人気のギャグ漫画をご紹介しましょう。


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■ひでのお気楽漫画倶楽部 第5回


かつて、「8時だヨ!全員集合」というドリフターズがやっていたお笑い番組がありました。この番組がすごかったのは、ギャグの密度です。1時間の間に、これでもかというくらい詰まっているギャグ。観客や視聴者は、1時間笑いっぱなしというものすごい番組でありました。

しかし、そんな「8時だヨ!全員集合」も、1980年代には裏番組の「オレたちひょうきん族」に引導を渡されてしまいました。この「ひょうきん族」あたりから、ギャグというものが次第に変質していったような気がします。

「週刊少年ジャンプ」の世界でも、ギャグマンガは時代と共に変質していきました。永井豪の「ハレンチ学園」や吉沢やすみの「ど根性ガエル」に代表される初期のジャンプのギャグマンガの世界は、江口寿史の「すすめ!!パイレーツ」でスタイリッシュさを、鳥山明の「Drスランプ」でポップ性を、うすた京介の「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」で不思議な間をそれぞれ取り入れて、時代に合わせて変質していきました。

それでは、現在のジャンプのギャグマンガがどうなっているかといえば、結構すごいことになっています。今週は、現在のジャンプのギャグマンガの頂点に立つ、この作品をご紹介します。


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『ボボボーボ・ボーボボ』
澤井啓夫
集英社 ジャンプコミックス 既刊15巻
定価:各390円+税

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『ボボボーボ・ボーボボ』

まずは、あらすじです。

西暦300X年。全世界を支配する独裁者ツル・ツルリーナ4世は、全国民をボーズにすべく「毛狩り」を開始した。そんな中、一人の救世主が現れた。その名は、ボボボーボ・ボーボボ。毛の王国の生き残りであり、究極の拳法「鼻毛真拳」の使い手であるボーボボは、ビュティ首領(ドン)パッチらと共に、今日も正義のための旅を続ける。

ギャグマンガであらすじを紹介することに、果たして意味はあるのか?という疑問もわいてきます。しかし、この作品は一応この設定でぶれることがなく、で物語が動いているのです。まあ、ジャンプマンガの王道らしく、毎週毎週バトルの繰り返しということなんですけどね。しかも、このバトルがかなりの「ハジケた」ものになっています。

image1

こういうキャラクターが毎週毎週ハジケバトルを繰り返しているわけです。

image2

ちなみに、私はこういうビュティのツッコミが大好きです。

「鼻毛真拳」が「北斗神拳」のパロディだということが分かるように、今までのジャンプ連載作品のパロディもところどころに盛り込まれています。

image3

ただ、「パロディは全く創造的でない」と言う人もいるので、それを理由にこの作品を毛嫌いする人もいます。

しかし、そんな批判をものともしないパワーをこの作品は持っています。この作品のすごいところは、毎週毎週キャラクターが増産されているところです。「天才バカボン」にしろ「マカロニほうれん荘」にしろ、ギャグがまったくない回というのは存在していて、その代わりキャラクターに深みを与える回として機能しているのですが、この作品には、現在のところそういうエピソードが全くありません。作者は、キャラクターに深みを与える労力を、新キャラクターの創造に全て回しているのです。

こう考えてみると、この作品はギャグマンガの中でも画期的な作品となっていると思います。ギャグマンガ史に残る作品になるのでは、と私は思っています。

また、実はこの作品の絵は、全くといっていいほど動きがありません。しかしながら、読んでいるうちにキャラクターが動きまくっているような感覚が私たちを襲います。このことがまた、この作品のアナーキーさを引き立てる要因となっています。

そして何よりも、この作品のギャグの密度はものすごいです。次から次へと畳み掛けるギャグの洪水。全盛期の「8時だヨ!全員集合」を彷彿とさせます。そして、今の子供たちはこの作品を面白がって読んでいます。ドリフターズが復活することはもうありえませんが、ドリフターズの魂はこの作品に確実に受け継がれていっているのでしょう。

この作品を読んで、影響を受けた子供たちが将来また違った形のギャグマンガを生み出す。そんな原動力になる作品だと、私は強く思っています。


★おまけ

最近のジャンプの漫画家は、とっても仲良しのようです。「ボボボーボ・ボーボボ」のキャラクター辞典、「ボボボーボ・ボーボ本」には、「デスノート」の小畑健が、「ボーボボ」の1エピソードをそのまま描いた作品が収録されています。これ、スゴイ面白いですよ。

image4

上のボーボボのキャラも、デスノート風になるとこんなになっちゃいます。

ビュティの突っ込みも、超Cool!!


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■今週の間違い大杉

ひでがお送りする、前回お気楽134号の素の間違いを、はっきりと皆様にお見せするのがこのコーナーでございます。

では、どうぞお楽しみくださいませ。


◆もう10年も立つんだぁ・・・(ちょっと遠い目)。

素の間違いは「立つ」。正しくは「経つ」。

時間の経過は「経つ」と表記した方がいいと思うのは、私だけでしょうか。


◆今の日本のダメなところ、いいろこと、将来の向かうべき方向について、

素の間違いは「ろこと」。正しくは「ところ」。

かつて「とろこ」というのをNGワードにしたことはありましたが、今度はこう来ましたか。やはり、わが姉は侮れませんね。


◆「住所を入力する」という操作から、解放されるとはありませんね。

素の間違いは「解放されるとは」。正しくは「解放されることは」。

「こ」が抜けました。


◆古内さんっているのかなぁ・・・。合ったことないけど。

素の間違いは「合った」。正しくは「会った」。

「合う」は一致という意味。人には「会う」を使わなければなりますまい。


◆IMEのプロパティ画面が現れした。

素の間違いは「現れした」。正しくは「現れました」。

浩子先生の30代最後の「ま」抜けな間違いでした。


◆さ、次は電気屋さんに行きます。できたら家の近くの大きな電器屋さんがグッド!

表記はそろえたいものです。

それにしても、「電気屋」と「電器屋」って、どっちが正しいのでしょうか。


◆今のパソコンなんて、すんごーく早いし、いろんなことができるし、

素の間違いは「早い」。正しくは「速い」。

久々に、こういう小学生がやる間違いをやってしまいました。


◆こちらも合わせてお楽しみくださいませ。

素の間違いは「合わせて」。正しくは「併せて」。

だから、「合う」は一致なんだってば!


では、今週も。

どうも申し訳ございませんでした。

さて、みなさま。お気楽135号はお楽しみいただけましたか?

今週も、きっと素の間違いはなくならないと思いますが、それも楽しみの一つと生暖かい目で見ていただきながら、NGワード見つけていただきたいと思います。
みなさまのご応募、心よりお待ち申し上げております。


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最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。

 


 
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