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お気楽139号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/


弟のひででございます。
今年もよろしくお願いいたします。

私が2005年最初にお届けする裏オキラクは、ミッチーこと及川光博のコンサートレポートでございます。非常に盛り上がった、いいライブでございましたよ。

なお、このレポートはネタバレ全開でございますので、ご注意くださいませ。


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■ひで、魂のレポート

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及川光博ワンマンショーツアー 04−05
男盛り〜GOLDEN GUY♂ 〜
1月10日(月) 大宮ソニックシティ大ホール 18:00
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ミッチーのライブの魅力は、歌あり踊りありコスプレあり人生相談あり、とにかくエンターテインメント性がものすごく高いと言うところです。

ミッチーにベイベーと呼ばれるお客さんたちは、ステージ上のミッチーとともに踊り狂うわけですが、その踊りのそろいっぷりといったら、半端ではありません。

ミッチーのライブは、前の方の席でミッチーとともに踊り狂いつつ、ミッチーに萌えるもよし、後ろの方の席で「うわ〜、すげーなー、コレ」と目をテンにするもよしという、会場のどこにいても楽しめる作りとなっています。

そんなそんなミッチーのライブに、高橋家は毎年参加しているのですが、今回のツアーへの参戦は、浩子とひでは二回目でございます。12月24日、そう、クリスマスイブにNHKホールで行われたライブにも参戦いたしました。それにしても、クリスマスイブにミッチーのライブに参戦する姉弟って、世間的にどうなんでしょうか?

実質上ツアー初日だったNHKホール。2回も曲をやり直したりと、お茶目なところをミッチーは見せてくれましたが、今回の大宮はステージを重ねたことによって、はるかに練れたものになっておりました。


◆狂乱のオープニング

客電が落ち、ティンパニロールの後に聞こえてきたのは、前説のナレーション。なんと今回は、ぐっさんこと山口智充が担当しております。これにはベイベーたちも大歓声。お約束のコール&レスポンスの練習が、ヒデキ風になってしまうところが最高でした。ロードランナーのマネ、ひぐらしのマネを絡ませつつ、いよいよミッチーの登場です。

「背徳王子のテーマ」のイントロとともに現れたミッチー。

今回のバンドには、ホーンセクションが3人も入っています。ミッチーのサウンドは「歌謡ファンク」が中心ですから、これは非常にうれしい編成です。ホーンセクションが入ると、それだけでステージが華やいで見えるのが、なんとも不思議です。

また、NHKの時にはいなかった、外国人(?)の女性ダンサーが2人いました。非常に「ボン、キュッ、ボン」なお姉さんたちで、二人とも腰の位置が妙に高いのが印象的でした。コーラスの理枝ベイベーとあわせて、セクシーなおねえさんが3人もいるので、会場の男子たちは思わずドキドキしてしまったに違いありません。

ミッチーの今回の衣装は、最新アルバム「GOLD SINGER」のアルバムのジャケットそのままの金のスーツ!

「GOLD SINGER」
「GOLD SINGER」のジャケットはこんな感じ。

これがまた、よく似合っていらっしゃる!!今、日本で金が最も似合うのは、松平健かミッチーか、という感じでございます。登場したミッチーが発した言葉は、

今日テレビを見ていたら、後藤真希が一日署長をやっていた。
オレもいつかは一日署長。
というか、署長のコスプレがしたい!
でも、パンチラはなしよ。

相変わらず飛ばしています。

そして、「背徳王子のテーマ」のメロディに入ると、ベイベーたちは早くもオーバーヒート!腕の左右への振りが、見事にそろっております。これだよ、この一体感!ベイベーたちのほとんどは、これが楽しみでミッチーのライブに何回も足を運んでしまうのですね。

そして、曲は「まるごとフルーツ」へ。ホーンセクションが入ることによって、一層厚くなったサウンドが心地いいです。

続いては、「GOLD SINGER」の1曲目、トシちゃんのカバーの「恋=DO!」。この曲をきちんと再現したかったから、今回ホーンセクションを入れたのかい?というくらい、ホーンが炸裂するアレンジとなっています。NHKホールの時はなかった、トシちゃんがやっていたあの印象的なフリを、今回はイントロのところで披露してくれました。でも、「違うよ、ミッチー。あのフリは“I wanna do!♪”のところでやらなきゃダメなんだよぉ」と私は心の中でツッコミ入れてましたけど。


◆レッツ、自己崩壊!

さて、ここから長い長いミッチーのMCに突入です。30分くらいはいつもしゃべっているでしょうか。面白いからいいんですけどね。今回の面白ポイントをいくつか書いてみると、

2005年初失神。今回は参加できたので、浩子も私もちょっとうれしげ。
「ナニワ金融道」の衣装と今回の金スーツが被っている。
ドラマ主演してから性格が変わった。「木を見て森を見ず」から「森を見て木を見ず」になった。人が許せるようになったということらしい。
ミッチーの心を今わしづかみにしている女性。それは、2歳の姪っ子。キラキラポーズを仕込んだり、お金持ちだからお年玉をたくさんあげたり、アニバーサリーごとにドレスを買ってあげたり、もう夢中。叔父バカと呼んでくれとのこと。
「クリィーミーマミ」のモノマネをしてた。「とひお〜」って。
「オレ、最高」「最高なオレ」を連発。
「こんなオレ、どこへ行くんだろう」という流れから、思わず詩を朗読。
      きみの行く道は 果てしなく遠い
      だのに なぜ 歯を食いしばり
      君は行くのか そんなにしてまで

そして、いつものミッチーのライブのテーマは「レッツ、自己解放!」なのですが、今回は「オレ、自己崩壊!」だそうです。


◆今年のバンドは素晴らしい!

ここで、メンバー紹介。今回のメンバーは、ミッチーいわく集大成のメンバー。特にホーンセクション導入は、長年の夢がかなってうれしいのだそうです。

バンドは昨年のツアーバンドと同じメンバー。名前は「ダンドリー・キチンズ」改め「タンドリー・チキンズ」。メンバーはご覧の皆様。

    吉村龍太(りゅうちゃん)・・・Key & Band master
    田代衛(まもちゃん)・・・Guitar
    阿部薫(師匠)・・・Drums
    宗秀治・・・Bass
    伊藤理枝(理枝ベイベー)・・・Cho

阿部薫師匠は、なんとドラマー生活25周年だそうです。彼のサイトによれば、現在46歳なんだとか。とてもそうは見えませんなぁ。ちなみにミッチーは35歳です。

理枝ベイベーの今年の抱負は「打倒、椎名へきる」だそうです。「昨年会った中で、一番パンチが効いた女だった」のだとか。そういえば、阿部薫師匠と宗さんは、「へきるバンド」の一員でもありますな。

それにしても、Bassの宗さんにだけこれといった愛称がないのはなぜでしょうか?

そして、ホーンセクションはご覧の皆様。名前は「ときメモホーンズ」。

    山本一(はじめちゃん)・・・Sax & Fl
    小林太(フッシー小林)・・・Tp
    野村裕幸 (ノムリン野村)・・・Tb

フッシー小林は、米米クラブのホーンセクションだった、BIG HORNS BEEの一員でもあります。踊りもできるホーンセクションとしては、日本のトップクラスの人です。今回のライブでも、ときメモホーンズは吹いていない時にたくさん踊っておりました。彼の振り付けによるものでしょうか?また、フッシーとノムリンは、SMAPのコンサートでもホーンセクションを担当しています。今年は、SMAPのコンサートでも会えるでしょうか?

さて、コンサートは曲の方に戻ります。アルバム「ヒカリモノ」から、ディスコチックな「恋のヒゲキ」、フッシーのTpソロが印象的だった「不純異性交遊」、渋いファンクの「バタフライ」と続きます。いつもはMC後の曲は、踊りがない曲が続くのですが、今回はここでも踊り全開です。今回のライブは、非常に体力を要求されますな。楽しいけど。

続くナンバーは郷ひろみのカバー「2億4千万の瞳」。この曲だけハードロック調のアレンジなので、ライブ全体の流れから浮いているというか、正直この曲が一番盛り下がりました。でも、この有名な曲が盛り下がりポイントになるということは、ミッチーの曲も完成度が上がってきたのかなぁなんてことも思います。

ここでミッチーは一回はけて、お着替えタイム。その間は理枝ベイベーとときメモホーンズをフィーチャーした、シックのカバー曲「Jusa groove」を披露。ここで理枝ベイベーは、上はビキニ、下はホットパンツという非常にセクシーないでたちで登場しました。色は、当然金でございます。理枝ベイベーのセクシービーム全開の歌とダンス、そして、ときメモホーンズのかっこいいソロにべいべーたちも大喜びでございました。いやぁ、ホントにたまんなかった!


◆ライブ中盤戦

ミッチーは今度は黒っぽいシックないでたちで登場。曲は「プラネタリウム」。そして、ベイベーたちを座らせて、軽めのMCを挟みつつ(さっきの詩はここで朗読したのかも)、少年隊のカバー「君だけに」をしっとりと歌ってくれました。
バラードを挟むと、いよいよ本編ラストまでは狂乱のダンス天国。「メリーゴーラウンド」から、ホーンが入って新鮮だった「三日月姫」。そして、本編ラストは「CRAZY A GO GO!!」でございます。特に「CRAZY A GO GO!!」の盛り上がりが尋常ではなく、歌も演奏もベイベーたちのダンスも、今まで見た中でもっとも熱かったと思います。ミッチーもラストは声が枯れ気味でしたしね。いやぁ、いい汗かきました。

一回目アンコールを受けて、いよいよこのコーナーが始まります。ミッチーの人生相談コーナー「愛と哲学の小部屋」でございます。


◆愛と哲学の小部屋〜アンコール

なんとミッチーは、「サイボーグ009」のコスプレで登場。しかも、79年にアニメ化された時のテーマ「誰がために」を歌いながらでございます。「オゥ!オゥ!」のコーラスも歌ってくれるというサービスも忘れていませんでしたよ。

ミッチーは「こんばんは、サイボーグ○○9(まるきゅー)です」と挨拶しておりました。ベイベーたちがスカーフをなびかせると「キャーッ」と喜んでくれるので、うれしそうにスカーフを何回もなびかせておりましたよ。まさに、スカーフ萌え!

ちなみに、NHKの時は、初主演ドラマ「八雲樹」そのままの地味な衣装で登場だったので、009のコスプレにはちょっとびっくりしました。でも、NHKでは、富良野さんこと平山あやが登場してくれましたけどね。かわいかったよ、平山あや。
さて、大宮での楽しい質問は、こんな感じ。

ブーツやヒールを長時間履くのは辛いけど、ミッチーはステージであんなに踊って大丈夫?

ミッチーのステージ衣装は、オーダーメイドで自分の足にあわせて作っているので大丈夫。加えて、靴下(ミッチーソックス)も、疲れにくい構造だから全然問題ないとのこと。でも、その後曲が終わってステージからはけるときに、「足がつった、ミッチーソックスが効かない」と言って帰っていきましたけど。

今日は成人の日。晴れ着姿の女性をいっぱい見ました。ミッチーは着物のどこに魅力を感じますか?

裾から見える足が魅力的だそうです。でも、立ち振る舞いや歩き方がなっていない。お正月も芸能人が着物を着てテレビに出てきたのをたくさん見たが、みんなうなじ見せすぎ。特に、ゆうこりんは見せすぎだ!と怒っていました。ちなみに、私はゆうこりんよりも、細木数子の着物姿の立ち振る舞いの美しくなさの方が印象的でしたけど。

そんなミッチーが、一番心引かれる着物姿は、なんと旅館の女中さん。言った瞬間に、ベイベーたちが「女中?」と一斉にツッコミを入れるのがとても面白かったです。


そして、曲は「今夜、桃色クラブで」から、「死んでもいい」と続きます。「死んでもいい」では、お約束のポンポンが登場。もちろん、ベイベーの90%以上はしっかり持参しておりました。でも、私たちは持っていかなかったんですけどね。

セカンドアンコールは、伝家の宝刀「S.D.R.」から。今回のフリは「クルクルまわ〜る、消臭ポット」でした。ダンス大会と、Bass、Tp、Sax、のファンキーなソロを挟んで、会場は大グルーヴ祭りに。そして、最後のナンバーは「バラ色の人生」。そして、クロージングテーマで「背徳王子のテーマ」と続き、コンサートは大盛り上がりの中終了です。

最後に、「NEON BOY」が流れる中、再びぐっさんのアナウンスが流れ、コンサートの全ての幕が閉じました。いやぁ、楽しかったぞ、本当に。


◆最後に

昨年の春から夏にかけて行われた「不純異性交遊ツアー」は、エロミッチー全開でしたが、今年は「ファンクミッチー」全開でございました。特に、ホーンセクションの導入が非常に良かった。今までの編成にたった二人増えただけですが、サウンドがものすごくゴージャスになっていて、まさに「GOLD SINGER」にふさわしいと思います。ずっとこの編成でやっていって欲しいですね。

個人的には、今まで見たミッチーのコンサートの中で、音楽的に一番楽しめました。ありがとう、ミッチー。とっても元気をもらえたよ。

《セットリスト》

M01.背徳王子のテーマ
M02.まるごとフルーツ
M03.恋=DO!

<MC&メンバー紹介>

M04.恋ノヒゲキ
M05.不純異性交遊
M06.バタフライ
M07.2億4000万の瞳
M08.Jusa groove
M09.プラネタリウム

<MC>

M10.君だけに
M11.メリーゴーラウンド
M12.三日月姫
M13.CRAZY A GO GO!!

<愛と哲学の小部屋>

E1-01.今夜、桃色クラブで
E1-02.死んでもいい

E2-01.S.D.R
E2-02.バラ色の人生


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最後まで読んでいただいてありがとうござります。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませ。


 
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