今週は珍しくやすくんの裏オキラクでございます。

　 日曜日のお昼過ぎ。春にしてはちょっと眩しいくらいの太陽を浴びながら、僕は浩子先生を待っていた。１０分、いや２０分は待っただろうか。浩子先生を待つのに慣れている僕とはいえ、さすがに焦る気持ちが出てきた頃、突然ポケットの中の携帯電話が鳴った。

　ちょっと急いだ口調の浩子先生。どうやら、もうちょっとかかるらしい。僕はタバコに火をつけ、吐き出した煙が太陽の光に吸い込まれていくのを見ていた。

　それからどれくらいの時間が経ったのだろう。気づいたら浩子先生が目の前に立ってた。少し挨拶を交わした後に、僕たちは目的地まで歩いていった。

　そこは入り口に見張りがいるだけの人気がないビルだった。浩子先生はその見張りに一言二言話した後に奥へ進んでいく。僕にとっては勝手が全くわからないビルだが、そのような素振りを見張りに悟られないように浩子先生の後を追っていった。そして地下へエレベーターで降り、さらに廊下を進んだ後に見えてきた重そうな鉄の扉を開けて入っていった。

　地下にある一面が真っ白い壁で囲まれた部屋。地下にあるあせいか、ちょっと埃っぽい。そしてそこには見知らぬ男が３人と女が２人いた。彼らは扉が開くまでは思い思いに話をしていたようだが、扉が開いた瞬間、こちらを見つめ、無口になった。

　しかし、その中の男の１人が眼鏡の奥からするどい視線をこちらに向けると、置かれていた棚を指差し、言った。

「弁当、食べる〜？」

　ん〜！せっかく北方謙三ばりにハードボイルドでいきたかったのに、「弁当、食べる〜？」はちょっとまずいよなー。ちっ、この企画はまた別の機会にやりますか。

　この日、浩子先生とやすくんが一体何をやっていたかというと、プロのカメラマンさんやメークさん達がちゃんといらっしゃる撮影でございます。そう、実は浩子先生が被写体となり、写真を撮ってもらうんですね！といいますのも、昨年に浩子先生が書いた本が改訂されることになり、どっどーんと写真も撮り直しをしちゃうのです。

　 表紙を見てもらえばわかるようにどーんとカラーで浩子先生が写っちゃっているではありませんか！表紙だけではなく、中味も浩子先生の写真のオンパレード！まるで「高橋浩子写真集」みたいなのりの本でございましたが、今回はこの写真を総入れ替えにしちゃうのです。まさに「高橋浩子写真集〜2005〜」みたいなもんですね。

　この本のときも撮影があったみたいなのですが、そのときは僕は行ってなかったので、今回は興味津々で参加です。だって、撮影っていったら加納○明さんみたいな人がモデルさんを相手に「はい。いいよー。じゃぁ今度こっち向いてみて。おぉ！いいねーいいねー。さ、じゃぁ次は１枚脱いでみようかぁ」っていろんなことをしゃべりながら、「ぴー、ぱっしゃっ」って撮ってくれるところを想像しませんか？これは行かねば、ご先祖様に言い訳もできぬ！ってもんですよね。

　○　まずはメイクから

　「撮影、撮影！」と騒いでも、すぐに撮影が始まるわけではありません。必要な材料は次のようになります。

　 １．浩子先生　１体
　 ２．よくできるメークさん　１人
　 ３．よく映えるメーク道具　１式
　 ４．コスプレ用着替え　お好みに合わせて

　作り方
　 材料１〜３をよくかき混ぜる
　 お好みに合わせて４．をふりかける

　材料１〜３をかき混ぜた写真がこれです。

サザエさんか？

　 かき混ぜて４．を加えたものがこちら。

　
さぁ、準備はできましてよ。

　○　撮影風景

　さ、いよいよ撮影でございます。最初はちょっと照れ隠しに「にやっ」って笑っていた浩子先生ですが、本領発揮というかお気楽魂炸裂というかノリノリでございます。言われなくても勝手にポーズを作っちゃったりしちゃって、「いぇい！」っていうのミエミエ。我が師匠の事ながら、「ほんとにこの人に連いていって大丈夫なのか？やすくん」と自問自答を繰り返しちゃっていた僕の気持ちなんて知らずに、お化粧直し。いや、衣装替えでございます。

これはチャイナではなく「アオザイ」でござります。

　 ん！なぜチャイナ服！？しかもパソコン本にチャイナ服！？僕が知っている限り、パソコン本にチャイナ服で登場する著者は初めてです！しかも見てください！この満面の笑みを！

　さすがちゃんとした撮影だけあって、ある程度の区切りでカメラマンさんが撮った画像を確認するんですねー。その度に全員が集合したり、メークさんが浩子先生の髪型を整えたりと大変でございました。撮影にかかった時間はトータル４時間！朝起きてご飯を食べてワイドショーを見て、お昼ご飯を食べるまでの時間と同じくらいの長さなんです！なんだかんだで時間がかかるんですねー！あー、ちかれた・・・。皆さんお疲れ様でした。

すんげー楽しそう・・・

ただいまみんなで確認中。真剣なまなざし。

　なお、この本はまもなく書店に並ぶ予定です。そのときがきましたら、メルマガでも告知いたしますので、早速書店にゴー！

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■今週の間違い大杉

ひでがお送りする、前回お気楽151号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうコーナー。それが、「今週の間違い大杉」

なんと、今週は素の間違いが一個だけ。惜しかった！

◆今回はテズクトップに保存しました。

素の間違いは「テズクトップ」。正しくは「デスクトップ」

これは、前回のNGワードじゃん。コピペしたのがもろバレですな。

では、今週も。

どうも申し訳ございませんでした。

さて、みなさま。お気楽152号を読んで、お気楽な気持ちになれましたか？

もしなれたのならば、私たちにとって、それが何よりの幸せでございます。

今週もきっと素の間違いはなくならないと思いますが、それもこのメルマガの味でいっ！！ということで、どうかご勘弁を。

どうか、一人でも多くのみなさまが、NGワード見つけていただけますよう祈りを込めて・・・。。

それでは、また来週！！

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てなことで、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な１週間でありますように。