弟のひでであります。
「ガンダム」は、もはや日本が世界に誇るブランドになっていますね。
ガンプラの人気は言うに及ばず。ガンダムの名のつくゲームは、毎月のように発売され、ガンダム関連の書籍もたくさん出版されています。私たちは、毎日どこかでガンダムの四文字を目にしているといっても、過言ではないでしょう。
そうそう、今年は「Zガンダム」の映画が公開されていますしね。
しかし、現代の子供たちにとって、ガンダムを語る上でどうしても切り離せない作品があります。
それが、今回紹介するこの作品であります。
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■ひでのお気楽漫画倶楽部 第12回
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ケロロ軍曹
吉崎観音
角川コミックス・エース
既刊10巻 定価540円(税別)
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ケロロ軍曹は、実は地球を侵略しに来た、カエル型宇宙人です。軍曹という肩書きが示すとおり、バリバリの軍人です。ですから、語尾に「〜であります。」を連発します。
ケロロ軍曹は、その気になればすぐに地球を侵略できるくらいの科学力を持っているのですが、なぜか、現在は日向家に居候しています。
そして、ケロロ軍曹は、地球侵略のことをよく忘れます。なぜなら、ガンプラに夢中だから。
日本が世界に誇る文化である、
アニメは地球を救っているのです。
このケロロ軍曹は、今や小さなお子様に大人気。作品のいたるところにガンダムネタが連発されているので、連載開始当初は、読み手を選ぶ作品かと思われました。しかし、キャラクターがかわいいからでしょうか?(性格は腹黒いけど)あれよあれよという間に、子供たちの間でブレイクいたしました。
1年くらい前、近所の小さい子供たちが、公園でケロロ軍曹を夢中になって読んでいる光景を目撃したときは、ちょっとすごいものを見たという感じがしました。こうやって、日本のオタクは量産されていくのでしょうか?
また、この作品は、ガンダムネタのみならず、いたるところに過去のマンガ、アニメ、特撮へのオマージュがいっぱいです。
これを読んだときは、
茶を噴き出しそうになりました。
まあ、ネタ云々はさておき、ケロロ軍曹は非常に面白いです。それは、読んでいて、何か温かいものを感じるからです。「ドラえもん」の読後感に近いでしょうか。
子供たちは、今も昔もみんなこう思っています。
どうして、世界はこんなに平凡なのか?
時間旅行もできないし、宇宙人も現れない。こんなつまらない世界を吹き飛ばすような事件はおきないものかと。
ドラえもんは、そんな平凡な世界を少しだけ変えてくれるお友だちとして、私たちに受け入れられてきました。作者の藤子・F・不二雄の言うところの、SF(すこし不思議)な世界のナビゲーターが、ドラえもんなんですね。
ケロロ軍曹も、私たちを「すこし不思議」な世界に連れて行ってくれます。
体をミクロ化して、虫歯退治の冒険に出かけたり、街を一晩で花でいっぱいにしたり、動物とお話したり。おおっ、正統派のSF入門じゃないですか。そりゃあ、子供たちに人気も出ますわ。納得。
◆追記
実はケロロ軍曹は、アニメも面白い。現在は、テレビ東京系で毎週金曜日午後6時から放送中です。
現在2年目に突入したアニメ版。原作に勝るとも劣らない面白さで、こちらも子供たちに大人気です。
アニメを製作するにあたって、一番心配されたのは、作品のいたるところに散りばめられているガンダムネタをどうするかということでした。でも、その心配は無用でした。なぜなら、アニメの製作を、ガンダムを製作したサンライズが行うことになったからです。
おかげで、作中に登場するガンプラはすべて実名。そして、原作の持ち味を生かした、マンガ・特撮・アニメのオマージュも盛りだくさん。このアニメ版は、いろんな意味でアニメ業界の注目を集めました。
それを、子供たちが親といっしょに嬉々として見ているのです。いやあ、すごい時代になったものです。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽160号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうコーナー。それが、「今週の間違い大杉」
今週は少ないなあ。
では、今週もお楽しみくださいませ。
◆ダイヤルを回せすだけで、いろんなモードに切り替えられたりして、
素の間違いは「回せす」。正しくは「回す」。
この原稿を書いていたときに、ふと窓から空を見上げたら、セスナが飛んでいたに違いない。
◆その模様が「59番目のプロポーズ」というという書籍になって、出版されるようです。
素の間違いは「というという」。正しくは「という」。
これ、よくやっちゃうんだよなあ。
以上でございます。
では、今週も。
どうも申し分けございませんでした。
さて、みなさま。お気楽161号を読んで、お気楽な気持ちになれましたか?
もしなれたのならば、私たちにとって、それが何よりの幸せでございます。
今週もきっと素の間違いはなくならないと思いますが、それもこのメルマガの味でいっ!!ということで、どうかご勘弁を。
どうか、一人でも多くのみなさまが、NGワード見つけていただけますよう祈りを込めて・・・。。
それでは、また来週!!
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てなことで、最後までお付き合いくださってありがとうございました。 今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。
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