みなさま、こんにちは。弟のひでです。
今回は、かっこいいおっさん達のライブレポートでございます。いやあ、本当にすごかった。日本の50代のおっさん達って、本当にすごいですよね。
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■ひで、魂のレビュー
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Non Chords Live Tour 2005
“Tracing Point”
8月30日(火)渋谷LIQUIDROOM
開演 19:00
料金 \6,300
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Non Chordsは、後藤次利(B)・斎藤ノブ(Per)・藤井尚之(Sax)の3人が組んだ、世紀のスーパーユニットです。5月に行われた、クロスオーバージャパン’05のステージを見て、そのかっこよさにすっかりノックアウトされた私たちは、その日のうちのチケットを買い求めたのでございます。
会場に行った私たちを驚かせたのは、客層です。とにかく女性が多いのです。男女比は1対9という感じでしょうか。まあ、後藤次利、藤井尚之という、日本のインスト界でイケメンだと思われる人たちのライブだったので、ある程度女性客が多いとは思っていましたが、まさかこれほどとは!クロスオーバージャパンとは、大違いですよ。
特に多かったのは、30代の女性達。チェッカーズのファンだったでしょ?とツッコミたくなるような方ばっかりでした。チェッカーズって、本当に人気者だったんだということを、改めて認識させてくれました。藤井弟の、しかも、インストゥルメンタルのバンドでもこの調子なのですから、藤井兄のコンサートは、もっとすごいんでしょうね。
さて、ライブの中身ですが、非常に楽しかったです。本当にすごいものを聴いてしまったという感じです。
曲の方は、ドボルザークの「新世界」、デューク・エリントンの「キャラバン」や「禁じられた遊び」などの誰でも知っている曲のカバーなども飛び出しました。
終盤では、ゲストにマーヴィンさん(インターFMのDJらしい)を迎え、なんとラップまで飛び出しました。会場がノリノリで踊りまくっている中で、藤井弟が、後藤さんが、ノブさんがゴリゴリとハードなソロをとっているという図は、なんかシュールな気もしましたが、非常に新鮮でした。
Non Chordsの音楽は、CDショップではジャズに分類されています。ジャズは、現在でこそ小難しい音楽に分類されていますが、元々はダンスミュージックですからね。踊りまくってもいいのですよ。
そして、メンバーそれぞれのプレイも非常に素晴らしかった。
まず、後藤さん。さすがに日本の誇るスーパーベーシストだけあって、サウンドは文句なし。非常に力図強いサウンドが印象に残りました。ベースって、普段は縁の下の力持ちみたいな印象があるものですが、そのストレスを発散するためか、このバンドでは、本当にやりたい放題!ベースギターという、楽器の本来の名前が示すとおり、積極的にメロディーをとっておりました。
斎藤ノブさんも、達人らしい堂々としたプレイでございました。やっぱりこの人は、ソロで前面に立ってプレイするときよりも、曲が進行しているときにグルーヴを作り出しているときのほうが、圧倒的に存在感がありますね。ベースやサックスのソロの裏で、絶妙な合いの手を出すのがとっても印象的でした。
そして、藤井尚之。クロスオーバージャパンのときは、「大御所に囲まれて、萎縮しているのかなあ」なんて思いましたが、やっぱりそんなことはないですね。この人は、ものすごくマイペース。誰と競演するときでも、自分の持ち味は崩さずに、自分を表現していける人だと思いました。激しく自己主張することはないですが、淡々と自分の仕事はこなしていく。そういうところが、いろんな人から声がかかるゆえんなのではないかと思いました。
さて、この日は今年のツアー初日。初日にしては、バッチリサウンドが完成していると思いましたが、そこは、達人がそろっているこのバンド。ツアーがラストに近づくにつれて、サウンドがとんでもなく進化していくことでしょう。本人達も、MCでそう言っていましたしね。果たして、最終日にはどんなにものすごくなっていくのか?その様子が見られないのは、ちょっと残念かもしれません。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽171号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうコーナー。それが、「今週の間違い大杉」
ということで、今週もお楽しみくださいませ。
◆アニメ作品中では絶対の実現しないシーンが見られるのが、
素の間違いは「絶対の」。正しくは「絶対に」。
いやん。なんかつまらない間違いをしちゃったよ。
◆忙しさくてカサカサな生活を送っていると、
素の間違いは「忙しさくて」。正しくは「忙しくて」。
なんだか、本当にカサカサしていそうな素の間違いですね。
◆こりゃやってみんと、話にならですたい!
素の間違いは「話にならですたい!」。正しくは「話にならんですたい!」
ほら、慣れない言葉を使うから。
◆これからどんどん活用させていただきいと思います。
素の間違いは「いただきい」。正しくは「いただきたい」。
iPodを買って、嬉しいのがよくわかる素の間違いですね。
◆私にしては珍しくキレそうになったのっですが、
素の間違いは「なったのっですが」。正しくは「なったのですが」。
ほら、慣れない気持ちになっちゃうから。
では、今週も。
どうも申し分けございませんでした。
さて、みなさま。お気楽172号を読んで、お気楽な気持ちになれましたか?
もしなれたのならば、私たちにとって、それが何よりの幸せでございます。
今週もきっと素の間違いはなくならないと思いますが、それもこのメルマガの味でいっ!!ということで、どうかご勘弁を。
どうか、一人でも多くのみなさまが、NGワード見つけていただけますよう祈りを込めて・・・。。
それでは、また来週!!
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てなことで、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。
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