みなさま、こんにちは。弟のひでです。
今週は、この裏オキラクページで何が語られるのかは、お気楽読者の皆様はすでにわかっている思います。
そう、やっぱりこの話題なんですよ。
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■ひで、魂のレビュー
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SMAPとイク? SMAP SAMPLE TOUR
9月4日(日)国立競技場
開場15:00 開演17:30
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SMAPのコンサートツアーが、2年ぶりにやってまいりました。
高橋家にとっては、SMAPのコンサートツアーに参加するのが、年間行事としてすっかり定着していました。
しかし、昨年は、まさかの音楽活動停止。
SMAPのメンバーの仕事量から考えると、今後も音楽活動をしない年があると考えられます。ですから、SMAPのコンサートは見られるうちに見ておかなければなりますまい。
ということで、高橋3姉弟は、国立競技場までのこのこと出かけていったのでございます。
ちなみに、今回はネタバレ全開で参りますよ。
◆気分はBANG!BANG!バカンス!
この記事のタイトルの部分を見て、なんか開場時間がやたら早くないか?と疑問をもった方をいると思います。たしかに早いですよね。
SMAPは、もうドーム規模の開場でしかコンサートができないくらいの集客力を誇るアーティストになってしまいました。集客力は、たぶん、日本一でしょう。ですから、グッズ売り場もやたら込むのです。加えて、チケットを取れなかった方がグッズだけ買いに来るという現象もありますので、本当にシャレにならないくらい込みます。国立競技場の場合は、代々木門からしか入れないように入場制限していました。それくらいしないと、本当にパニックになってしまうんですね。
毎回毎回5万人以上のお客さんを、パニックなく収めるためのスタッフの苦労は、大変なものがあると思います。それにしても、グッズはいくらくらい売り上げるんだろうなあ。1公演で、一人5000円使ったとしたら、2億5000万円!!すごすぎますね!
さて、我々高橋家ですが、15:00に浅草のティー・キューブ仕事場に集合し、銀座線に乗って外苑前までいきました。今年は「BANG!BANG!バカンス! (略してバンバカ)」ということで、バンバカっぽい帽子までそれぞれ新調して、コンサートに臨みました。当日は、台風の影響で天気が崩れる心配もあったため、山ほどタオルを持って出かけました。もちろん、カッパもね。
銀座線の中で、今年のSMAPのコンサートの「SAMPLE」の文字が入ったバッグを抱えた女性を何組か見かけました。中には、子ども連れの方も。子供が前回の「MIJ」のグッズを身に付けていたということは、親子2代のSMAPファンなんでしょうかね。
以後、国立競技場にたどり着くまで、SAMPLEバッグをもった方を絶えず見かけることになるのですが、ちょっと待ってください。今年のグッズを持っているということは、コンサートを見るのが今回で2回目以上ということですか。コンサートのリピーターがそんなにいるっていうことですか。こりゃすごいや。
SMAPのコンサートは、毎回4時間近くの長丁場なので、コンサート前にごはんをしっかりと食べておかないと、身体が参ってしまいます。お腹がすくと、途端に何もやる気がなくなる高橋家の面子はなおさらです。せっかく青山の方に来たので、あの周富徳のお店「富徳」で腹ごしらえをすることに。
やっぱりバカンスには
ビール! |
カニチャーハン美味かった。 |
ショウロンポウも美味かった。 |
店内の様子。曼荼羅ですかね?
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店内の様子。
中国っぽいですねえ。
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おいしい顔をしまくっている
浩子とひで。
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完食!ごちそうさまでした。
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何を食べてもとってもおいしかったのですが、私たちの心を一番とらえたのは、「酢」の美味さ。テーブルで調味料として出ていたものを、手にとって何回も飲んでしまいました。一流のお店は、使っている調味料も一流なんですねえ。酢を飲んで身体がしゃっきりしたところで、いざ、国立競技場へ!
◆さあ、国立競技場へ
何でも、国立競技場でコンサートをするのは、メンバー全員スポーツ好きなSMAPにとっては悲願だったらしく、3年越しの交渉でやっと実現した企画なのだそうです。また、国立競技場のコンサートは、単独アーティストとしてはSMAPが日本初なのだそうです。
ということで、今回の国立競技場のコンサートは、ファンもマスコミも注目するところでした。取材もたくさん来ていましたしね。気になる観客動員数は、約6万人だとか。確実に、サッカーのワールドカップよりは多い観客数です。だって、サッカーの試合にはアリーナ席がありませんから。
でも、実際に人がたくさんいるのを見ていると、度肝を抜かれますよ。ということでごらんください。
なに、この人の群れは。警官が交通整理していたくらいだから、相当ですよね。
そして、せっかくだから私たちも記念撮影することに。
ちなみに、浩子とひでの帽子は、電車に乗る前に浅草で購入したもの。特に浩子さんは帽子屋のオヤジに「似合うねぇ〜」と絶賛されておりました。帽子屋一筋38年(こちらの勝手なイメージ)のオヤジをうならせるくらいですから、相当なものです。たしかによく似合いますよねぇ。まるで、浩子のために生まれてきた帽子みたいです。
それにしても、本当にバカンスを満喫しているバカっぽいな、私たち。「バンバカ3姉妹」とでも名乗ろうかしら。
◆そして、コンサートの内容は
さあ、お待たせいたしました。やっとここからコンサートの内容に入ります。
なんだかんだで、国立競技場にたどり着いたのが、開演15分前。お客も入りきってはいないし、どうせ開演時間は遅れるだろうし、グッズを買いに行こうかどうかものすごく迷ったのですが、やっぱり微妙な時間なので、まっすぐ席に向かうことに。そしたら、なんと、珍しく開演時間ほぼぴったりに始まりました。危ねぇ、危ねぇ。オープニングを見逃すところでしたよ。雨が降りそうだから、とっととやってしまおうということもあるんでしょうねえ。
オープニングは、「Theme of 017」の流れる中、黒いスーツを着たSMAPが、アリーナ(つまり国立競技場のフィールド)後方から、ステージに向かって練り歩くというものでした。前回のMIJツアーでは、宙吊りで登場したので、すごい仕掛けを期待していた人はちょっと拍子抜けだったでしょう。
しかし、これが今年のツアーのコンセプトを最も体現した演出なのです。今年のツアーのコンセプトは、ズバリ、「ファンを大事に!」
でかい会場でしかコンサートをやらないSMAPが、絶えず気にしていたのは、お客の顔が見られないということ。「会場でかすぎ。もっとファンの顔が見えるようなコンサートがしたい。」とは、木村くんが何回も発言していることですが、現実問題として、会場のキャパを落としたら、チケットが取れないファンの不満が爆発してしまいます。現在でさえ、見に行けないファンは多いですから。
そこで、SMAPがとった解決策は、会場の広さを利用して、ステージを移動すること。会場前方、中央、後方とそれぞれステージを用意して、少なくともアンコールくらいは、会場の後方のお客さんたちの顔が見られるようにということなんですね。
なんて、ファン思いなんでしょう。大スターなのにね。
このような傾向は、前回のMIJツアーから見られましたが、今回は、久々の音楽活動ということもあって、オープニングでファンの顔をきちんと見てから、ステージに入りたいということなんでしょうねえ。
そうそう、これからコンサートを見に行く方で、アリーナ席の方は、開演ギリギリに行かない方がいいですよ。こういう演出なので、開演からしばらくの間は、入場制限をくらいますから。
ステージにたどり着いたSMAP。最初に披露するは、「BANG!BANG!バカンス! 」もう会場のヴォルテージは、いきなりクライマックスという感じです。
ここからのステージで印象に残った部分は、箇条書きで。なんせ、長いコンサートなもんで。
●コンサート前半は、ニューアルバム「SAMPLE BANG!」からのナンバーが中心こんなにやっちゃって、後半ネタが続くのかいというくらい、連続して歌っていた。
●コーナーの合間にはメンバーそれぞれの旅の映像が入る。題して「○○(メンバーの名前)とイク?」。もちろん、みんな「イクー」と叫ぶ。
●MCは、やっぱり30分くらい。稲垣くんの髪の毛が跳ねているネタが中心。それにしても、稲垣くん、汗っかきになったねえ。昔は、メンバーから「手抜きしてんじゃない」と言われるくらい、踊っていても汗をかかない人だったのにね。
●MC後は、木村くんソロから。正直、彼の衣装は微妙だと思う。いつものことなんですけど。
●木村くんソロの後は、バラードナンバー中心。「Dawn」では、中居くんが歌詞を忘れてしまったハプニングも。それにしても、「オレンジ」はやっぱり名曲だわ。
●バラードコーナーの後は、「コントコーナー」が始まる。「カツケン」「ダメ人間」などのスマスマネタが中心。
●香取くんソロの衣装は、ボンテージっぽい網目のシャツ。「Diet Shingo」というベストセラーの著者と思えないくらい、体脂肪率が上がってしまった今の彼の身体には、果たしてどうなのか。
●香取くんソロが終わったあたりで、雨がぱらつき始める。みんな騒ぐことなくカッパを身に付けるのは、さすが。SMAPファンって、こういうところがよく出来ていると思う。マナーがいい人が多いよ。
●「HOLIDAY IN THE SUN」の後には、15メートルほどの火柱が上がって、度肝を抜かれる。ワイドショーなどによれば、これは野外ならではスペシャルな演出なのだとか。
●中居くんソロでは、なんとピアノ演奏を披露。ドラマをやっていたときに、ちょっとは練習したんでしょうか。結構かっこよかった。曲は、「ブリブリマン」っていうんだけど。
●「クイズの女王」は、木村くんと草gくんが解答者として、クイズに答えるミニコーナーがある。公演ごとに問題が違うらしい。
●本編ラストの曲は、24時間テレビ用に作られた曲。「世界に一つだけの花」「ススメ!」に続く、説教くさいSMAPが見られるバラード。あんまり説教すると、何故か叩かれるのがSMAPのかわいそうなところですが。
そして、「友達へ」から始まるアンコールでは、SMAPはトロッコに乗って会場を移動します。会場中央で「夜空ノムコウ」を披露。そして、ステージ後方では「がんばりましょう」を披露してくれました。私たちの席は、ステージ正面のスタンド席だったので、アンコールでは「キター」と言わんばかりに盛り上がってしまいましたよ。「君色思い」の中居くんの歌は、なんかいつもより外れていましたけれどね。
ということで、ひさびさのSMAPのコンサートは、いつも通りのSMAPのコンサートでありました。SMAPのコンサートは、特別歌が上手いわけでもなく、斬新な仕掛けがあるわけでもなく、完成度が高いわけでもないのに、私たちを夢中にさせる何かがあるのが不思議なところです。特に最近は、長いながらも中だるみを全く感じさせないコンサートになりました。
そんなSMAPの不思議で、楽しいコンサート。エンターテインメントに興味があるすべての人にお勧めいたしますよ。見られるうちに見ていくのが吉!でございますよ。
◆セットリスト
OP.Theme of 017
01・BANG!BANG!バカンス!
02・退屈な日曜日(メンバー挨拶)
03・ダイナマイト
04・夏楽園
05・Yeah Oh!
06・Sweet Summer Surfing Season
07・僕の太陽
08・あろはわい
【MC】
09・SPECIAL(木村ソロ)
10・ハヌル~ヨン ウォナ サラン(草gソロ)
11・It's wonderful world
12・Dawn
13・Fine,Peace!
14・オレンジ
15・世界に一つだけの花
【コントコーナー】
16・Shigusa(香取ソロ)
17・Scarface Groove
18・HOLIDAY IN THE SUN
19・優しい言葉
20・Wonderful Life(稲垣ソロ)
21・To be continued(稲垣ソロ)
22・ブリブリマン(中居ソロ)
23・クイズの女王
24・Let It Be
25・俺たちに明日はある
26・Dandy Darlin
27・Triangle
【アンコール】
28・友達へ 〜Say what with you〜
29・SHAKE
30・夜空ノムコウ
31・オリジナルスマイル
32・がんばりましょう
33・君色思い
【Wアンコール】
34・BANG!BANG!バカンス!
◆おまけ:SMAPコンサートをよりよく理解するために
●スマップ・ウォッチング
SMAPファンで大学教授の著者が、MIJツアーのとき(「世界で一つだけの花」が大ヒットしたとき)に感じた「SMAPのコンサートは、なぜ我々を元気にしてくれるのか」という疑問を、学問的に考察したもの。「2ちゃんねる」などのネットでの動きも網羅しているのが面白い。アイドルが社会に与える影響って、実に大きいんだなあということを痛感させられます。
●Smap!Tour!2002!
2002年のツアーのライブ映像です。ディスク3の、コンサートのメイキング映像が実に興味深いです。日本一のコンサートを作り上げるのは、やっぱりそれだけの苦労があるのだということがよくわかります。そして、SMAPのコンサートスタッフが、ものすごく優秀であることもよくわかります。ちなみに、会場広報で、SMAPが豆粒のようにしか見えない状態を「マメップ」というのは、これで知りました。
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てなことで、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。
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