みなさま、こんにちは。弟のひでです。
今回は、ちょっと発売まで間がありますが、新作DVDのご紹介です。
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■ひでのお気楽レビュー
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北京原人 Who are you?
平成9年12月公開
脚本:早坂暁 監督:佐藤純彌
キャスト:
緒形直人/ジョイ・ウォン/本田博太郎/
片岡礼子/北大路欣也/丹波哲郎
他
2005年12月9日リリース予定
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この映画、面白いですよ。いろんな意味で。
かつての映画の宣伝文句というのは、たいてい「構想○○年、制作費○○円」というものでした。映画の前評判は、テレビ、雑誌などのマスコミの宣伝ぐらいでしかチェックできなかったので、「お金がかかっているから面白そう」とか「お金がかかっているから、すごい映像が見られそう」などの判断基準を持っていたものでした。
ただ、当たり前のことながら、映画というものはお金がかかっているから面白いというわけではありません。ですから、実際に見に行った映画が、とんでもない映画だったという事故も結構あったものです。
現在は、インターネットで、実際に見に行った人の感想が、容易に見られるようになったので、そんな事故も減ってきたとは思います。しかし、事前情報をシャットアウトして、純粋に自分の感性で作品を楽しみたい人も世の中にはたくさんいます。ですから、このような事故は、なかなかなくならないんでしょうね。
映画というものは、こういう事故が多々あるものですから、「怪作」と呼ばれる、ツッコミどころ満載の作品が時々誕生します。邦画だと、「シベリア超特急」シリーズが有名でしょうか。
ただ、「シベ超」はシリーズ化されるくらいの作品となりました。何か、愛すべきポイントがあったのでしょうね。
しかし、この「北京原人 Who are you?」は、怪作としてのゆるぎない評価を受けながら、続編が望まれるどころか、DVD化もされていない始末。
そこへ、「年末にDVD発売決定!」のニュースが飛び込んできました。
私は、実に楽しみでございます。
何本売れるのかが、ですけど。
では、「北京原人 Who are you?」について、簡単にまとめてみましょう。
この映画のウリの一つは、全身毛むくじゃらの特殊メイクを施された、親子三人で出てくる北京原人。ただ、公開当時はキャストはシークレットになっていました。だから「Who are you?」というタイトルがついています。
この北京原人を演じたのは、本田博太郎。かなり有名どころの俳優ですね。知ったときは、それなりにビックリしました。ちなみに、母親原人を演じたのは、セクシー系女優の小松みゆき。この母親原人、ずっとおっぱい丸出しなので、かなり狙ったキャストだと思います。ちなみに、この北京原人は「ウパー」としかしゃべりません。
あらすじは、こんな感じです。
●とある生命科学研究所。(劇中では、それなりに権威があるように描かれている)所長は、丹波哲郎。この研究所の成果としては、シベリアで、象にマンモスの遺伝子を組み込んだ「象マンモス」なるものがある。(すでにここで、怪作の気配が)
●研究所の次のテーマは、北京原人を現代によみがえらせること。そのための遺伝子実験は、宇宙空間で行うことが必要だった。(理由はさっぱりわからない)研究所の所員の緒形直人と片岡礼子は、実験を行うため、スペースシャトルに乗って、宇宙空間へ旅立つ。
●しかし、実験中に隕石がスペースシャトルに激突。運が悪いことに、北京原人の遺伝子が入ったカプセルだけが(オイ!)地球に落下してしまう。遺伝子の行方を捜索すべく、スペースシャトルは、速攻で地球に帰還する。
●地球に帰還して、血眼になって遺伝子の行方を捜す緒形直人と片岡礼子。遺伝子は、沖縄近海の無人島に落下していた。砂浜の足跡をたどっていくと、そこには、北京原人の親子が!(いきなり育ちすぎ)
●北京原人を研究所に連れ帰るべく、思案をめぐらす二人。警戒心を解くため、いきなり服を脱いで、パンツ一丁になる緒形直人。どうやら、北京原人の気持ちになってみることが重要らしい。最初は唖然としていた片岡礼子だが、結局つられてパンツ一丁になり、北京原人の元へ。(それでいいのか、片岡礼子?)
●せっかくヌードを披露したにもかかわらず、一向に言うことをきかない北京原人たち。結局催眠ガスで眠らせて、研究所に連れて帰ることに。(片岡礼子、結局見せ損)北京原人たちは「タカシ(本田博太郎)、ハナコ(小松みゆき)、ケンジ(子役)」と名付けられた。
●研究所になじんできた北京原人たちだったが、ある日タカシが発情。片岡礼子をレイプしようとします。緒形直人に助けられ、危うく未遂に終わったが、事件を知った丹波哲郎は、片岡礼子を罵倒する。
「オイ、なんで逃げてきたんだ?」(!!!!!!!!)
●丹波哲郎は、研究のために北京原人との子供を産めとでもいいたい様子。「愛もないのに子供は産めない」(その理屈もどうかと思うが)と食い下がる片岡礼子に対し、
「子供じみたことを言うな!科学者として身体を張るくらい当然だ!」(うわー、なんてひどい人だ)
あらすじを確認するために、レンタルビデオで借りてきて見ていたのですが、ダメだ。ここで耐えられなくなって、テープを止めました。そう言えば、初見のときも、いつの間にか寝ていたなあ。
さて、気を取り直してと。できたら、皆様の自身の目で驚愕のラストを見ていただいて、口をあんぐりしていただきたいので、ここからはさらに簡単に。
●北京原人を作り出したという発表のタイミングを焦った丹波哲郎は、なぜか北京原人ズを陸上競技大会に出場させる。驚異の活躍を見せる北京原人ズ。
●しかし、北京原人は競技大会の最中に、中国政府に誘拐されてしまう。解放の要求に応じない中国政府。理由は、北京原人は中国のものだから。
●連れてこられた万里の長城で、叫ぶ北京原人ズ。ここから物語はクライマックスへ。ちなみに、冒頭の「象マンモス」は重要な(?)伏線。
どうです。おもしろそうでしょ。いろんな意味で。
ちなみにこの映画の制作費は20億円なのだとか。たしかに、舞台はあちこち広がって豪華なのですが、もうちょっとだけ、なんとかならなかったものなのでしょうか。特に、ストーリーが。
せっかくDVD化されるので、みなさまも日本映画史上に残る怪作「北京原人 Who are you?」を、ぜひご自身の目で確認してみてくださいね。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽173号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうコーナー。それが、「今週の間違い大杉」
ということで、今週もお楽しみくださいませ。
◆神様のプレゼントなのか、その変化は一種神懸かり的なでもありました。
素の間違いは「神懸かり的なでも」。正しくは「一種神懸かり的でも」
「な」が多かった。
◆せっかくだから やってみよて
素の間違いは「やってみよて」。正しくは「やってみて」
命令と勧誘が入りまじったヘンな文に。
◆今間では、パソコンに外付けハードディスクをつないで、
素の間違いは「今間では」。正しくは「今までは」。
発音はおんなじなんだけどねえ。
◆みんなでひとつのファイルを使えるようになので、
素の間違いは「使えるようになので」。正しくは「使えるようになるので」。
早く理由を言いたくてしょうがない感じでしょうか。
◆一般的名のUSBのハードディスクよりも、少し本体は大きめですが、
素の間違いは「一般的名の」。正しくは「一般的な」。
「なの」と言えば、iPod nanoという新製品が出ましたなあ。
◆思えば、新コーナーっていつからできていなんだ?と思ったりもしますが、
素の間違いは「できていなんだ」。正しくは「できていないんだ」。
「この帽子ドイツんだ」「オランダ」というシャレを思い出した。
◆素の間違いは「ゆっくり行っても」。正しくは「ゆっくり言っても。」
・・・逆でした。
では、今週も。
どうも申し分けございませんでした。
さて、みなさま。お気楽174号を読んで、お気楽な気持ちになれましたか?
もしなれたのならば、私たちにとって、それが何よりの幸せでございます。
今週もきっと素の間違いはなくならないと思いますが、それもこのメルマガの味でいっ!!ということで、どうかご勘弁を。
どうか、一人でも多くのみなさまが、NGワード見つけていただけますよう祈りを込めて・・・。。
それでは、また来週!!
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てなことで、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。
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