こんにちは。弟のひででございます。
今週も、本のご紹介です。果たして、いつまで続くのかな?
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■ひでのお気楽レビュー
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超バカの壁
養老孟司 新潮新書
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誰もが知っている大ベストセラー「バカの壁」の続編がでました。タイトルは「続バカの壁」でも「新バカの壁」でも「も〜っとバカの壁」でもなく、「超バカの壁」でございます。
「バカ」「壁」なんていう重いタイトルを持つにもかかわらず、読んだあとはとても心が軽くなる感じを受けました。
養老孟司は、「バカの壁」が評判になるずっと前から、一つのことしか主張していません。それは、自分のことも世の中も一つの見方で見きれるものじゃないよ、柔軟に広い視野でものごとを見ようよ、ということ。身体のことを題材にしようとも、脳のことを題材にしようとも、ずっとブレることなく主張し続けてきたのです。
「バカの壁」の続編を出版するきっかけとなったのは、「あんたが『バカの壁』で言いたいことはわかった。じゃあ、具体的に自分の例に当てはめたらどういうことになるのか?」という相談が多数寄せられるようになったからだそうです。
他人の考えを自分に当てはめることができないほどの「バカの壁」が、依然として多くの人にあるのか。なんてうがった見方もできてしまいますが、養老孟司は優しい人なので、きっとそういう多くの人に「バカの壁を超えて欲しい」との思いから「超バカの壁」というタイトルを付けたのだと思います。
さて、この本は、現代の日本を取り巻く様々な問題点をどう考えていけばいいかということを、わかりやすく語ってくれているのですが、主張は、次の2点に集約されます。
- 物事を広い視野で見よう。
- 目の前の現実から逃げないようにしよう。
世の中はどんどん複雑になっていますから、場当たり的に物事を考えてしまうことも多いと思います。そんな中で養老孟司の主張が気持ち良く響いてくるのは、考えがブレていないからなんですよね。だから、あれだけのベストセラーになるのではないかなと思います。
ちょっと心が元気がなくなったときに読めば、ああ、世の中を渡るにはこんな簡単なことに気をつけていればいいんだという思いがあふれてきます。実に癒される本でした。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽197号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうコーナー。それが、「今週の間違い大杉」
では、今週もお楽しみくださいませ。
◆てなこととを、ふと思い出したりも致しました。
「てなこととを」→「てなことを」
おっとっと、慌てちまったぜい。
◆ミュージシャンとっては、いい音を出すヴィンテージ楽器が手に入らなくなるというのは死活問題です。
「ミュージシャンとっては」→「ミュージシャンにとっては」
◆たしかに、安全をいう点から見ればどこかで線引きをすることは必要だとは思いますが、
「安全をいう点から」→「安全という点から」
◆卒業・入学・入社に移動…。
「移動」→「移動」
つい最近した間違いの逆パターンですな。
では今週も。
どうも申し訳ございませんでした。
さて、みなさま。お気楽198号はいかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたのならば、こんなにうれしいことはありません。
来週も、お気楽テイスト満載でお送りしたいと思います。どうか、楽しみに待っていてくださいね。
それでは、来週の木曜日までごきげんよう。
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てなことで、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
今週もあなたにとって、素敵な1週間でありますように。
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