みなさま、こんにちは。弟のひでです。本日は、こちらの本のご紹介です。
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■ひでのお気楽レビュー
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と学会年鑑YELLOW
楽工社
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「トンデモ本」という言葉がよく使われるようになってから、随分と長い時間が経ちました。最近では、変わった論理で変わった考え方をする本に対して「この本はトンデモ本だ!」というように、批判の意味で使われることが多いです。
一般的なトンデモ本の有名どころには、森昭雄氏の書いた『ゲーム脳の恐怖』(生活人新書)という本があります。まだ平積みされている書店も多いので、名前くらいは知っている方も多いでしょう。この本の内容は、「ゲームをしているとバカになる。その根拠は、ゲームをしているときに出ている脳波とボケ老人の脳波は一緒だからだ。」というものですが、それってリラックスしているときに出ているα波のことなんですよね。ちなみに、私は「ゲーム脳」を信じている方とは、絶対にお友達になりません。
話が少しそれましたが、このように批判的に使われることが多い「トンデモ本」という言葉。しかし、本来の意味は「著者が意図した意味とは異なる視点で楽しめるもの」ということ。そして、それをこよなく愛する団体が「と学会」という団体です。
「と学会」がやり玉に挙げるものというと、超常現象や疑似科学を話題にしたものが多いので、「と学会」は疑似科学批判の集団だと思う方も多いようです。確かにそのような見方は否定できませんが、「と学会」の突っ込みのおかげで正しい科学知識とこれだけ違っているんだと気が付くことも多く、正しい科学知識の啓蒙に貢献している面もあると思います。
また、間違った内容の多すぎる本、支離滅裂な小説、著者の思い込みで奇怪な内容になってしまったビジネス書なども立派な「トンデモ本」として、「と学会」のウォッチング対象になってしまいます。
さて、「と学会」の2005年の活動の中から、ウケたものを抜粋した記録「と学会年鑑」が発売されました。
出れば買ってしまうので、毎年毎年思うことですが、よくもまあこれだけ多方面からネタを拾ってこられるものだよなあと思います。素直に敬服いたします。
ただ、この本の前書きではこう書いてあります。「あなたがトンデモ本に気が付かないのは、どこかでそういうものをシャットアウトしてしまっているのではないだろうか。」
人間って、自分の短所を指摘されたりすると、うまくそのことをシャットアウトして、心の均衡を保つものです。つまり、聞きたくないことは聞かないようにできているんですよね。思わずうなってしまった意見でした。まさか、「と学会」の本でそのことを指摘されるとは思いませんでしたが。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽205号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうコーナー。それが、「今週の間違い大杉」
では、今週もお楽しみくださいませ。
◆・今週の白焼き度 ★★★☆☆ 七輪で焼くアナゴの白焼きの上手さかな♪
「上手さかな」→「美味さかな」
ひょっとしたら、「上手」に焼けたということが言いたかったのかもしれません。
◆私は「おっさかな加えたドラ猫〜♪」だったり、
「加えた」→「くわえた」
足すのかよ!?浩子センセ、宇野ゆう子さんとお友だちなのにね。
◆本日も最後までお付き合いくだしまして、ありがとうございまいした。
「ございまいした」→「ございました」
ゲッ!!先週のままだ!
◆「ご機嫌玉」を込めてまして
「込めてまして」→「込めまして」
言い回しが微妙になってしまいました。
では今週も。
どうも申し訳ございませんでした。
さて、みなさま。お気楽206号はいかがでしたでしょうか?
楽しんでいただけたのならば、こんなにうれしいことはありません。
来週も、お気楽テイスト満載でお送りしたいと思います。どうか、楽しみに待っていてくださいね。
それでは、来週の木曜日までごきげんよう。
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