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お気楽213号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/


みなさま、こんにちは。弟のひでです。本日は、こちらの本のご紹介です。


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■ひでのお気楽レビュー

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東大生が教える!超暗記術
徳田 和嘉子
ダイヤモンド社

東大生が教える!超暗記術

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「東大生が教える○○」という本を、本屋さんで見かける機会が多くなりました。「東大」というブランド力が人々に安心感を与えるためでしょうか。はたまた「ドラゴン桜」の影響で東大人気が復活してきたためでしょうか。いっぱい出ているということは、それなりに売れるのでしょう。

前々から一冊くらいチェックしてみようとは思っていましたのですが、「東大」というからには、やはり「勉強」だよなあと思い、この本を手にすることにしました。決して、オビの徳ちゃんに目をひかれたからではございません。

この本には、暗記を楽しくするための工夫がたくさん書かれています。確かに目新しいことは何も書かれていません。しかし、何とかして読者の方に楽しく勉強してもらおうという、徳ちゃんの情熱はひしひしと伝わってきます。

特に秀逸なのは、「暗記ってなんだろう」というところからしっかりと説明してくれているところです。考えてみれば、私も学校や塾の先生から「暗記とは」ということは教わってきませんでした。今でもほとんどの人がそうだと思います。それをしっかりと説明してくれているのは、とても素晴らしいと思いました。

ただ、徳ちゃんも暗記を楽しくしようと気負ってしまったのか、ちょっと暴走気味のところもあります。

「マンガのページのセリフを消して、そこに覚えたいことを書き入れよう」なんて方法を紹介しているのですが、これ、やっているときはいいとしても、後で見返すときに相当脱力しますよね。というか、こんなことやっている暇があったらほかの事をやれよというくらいの手間はかかると思うのですが。

もし、和田秀樹あたりが「暗記法」の本を書くと、様々な方法の裏づけとして、脳生理学がどうのこうの、認知科学的にどうのこうのという理論の裏づけがされるはずです。それはたしかに、その方法の正当性を裏付け、記述内容に深みを与えるものですが、正直、難しくてかえってわからないとか、単純にウザいと感じる人も結構いると思います。

この本では、そういった理論的なことはあまり書かれてはいません。しかし、「暗記って楽しそうだな」「勉強って楽しそうだな」と感じさせることに情熱を傾けて書かれた本です。読んでいて、ちょっとだけ幸せな気分になれました。


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最後まで読んでいただいて、ありがとうござりました。
今週もステキな日々をお過ごしくださいませ (^o^)丿 らぶ。

 


 
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