みなさま、こんにちは。弟のひでです。本日は、こちらの本のご紹介です。
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■ひでのお気楽レビュー
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夢をかなえる勉強法
伊藤真
サンマーク出版
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著者の伊藤真は、司法試験受験の伊藤塾の塾長。司法試験にたくさんの合格者を出してきた彼が、満を持して送る勉強法の本です。
実績がある人だけあって、具体的な勉強法のノウハウがこれでもかというくらい詰まった本です。例えば、全体像をイメージするために目次をコピーしておいて、それを見ながら勉強を進めていくという方法、マーカーの使い方、メモの取り方、スランプに陥った時の対処法など、役に立つ内容がいくつも書いてあります。
ただ、この本が売れているのは、単にノウハウが詰まっているだけではなく、人生を考えさせる内容も詰まっているからだと思います。
伊藤真が、弁護士時代に出会った被告人にこんな質問を投げかけられたことがあったそうです。
あなたの人生の目標は何ですか。それはなぜですか。そのために何をしていますか。 |
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以来、伊藤真は、この疑問に答えるために勉強をするのだと考えるようになったそうです。ああ、私もこんな質問にパッと答えられる人になりたい。
さて、少し話は変わります。
かつては、勉強は必要悪だと感じられてきた時代もありました。また、勉強法は他人に公開するものではないと考えられていた時代もありました。
野口悠紀雄が「超勉強法」を出版してベストセラーになったあたりから、実は勉強は楽しいものだったんだという風潮が世の中に広まってきたように思います。
そして、昨年、「ドラゴン桜」のヒットにより、勉強は夢をかなえるためのもので、そこには熱いドラマがいくつも隠されているのだということが、世の中に再認識されました。
勉強の本質は、そんなに変わっていません。しかし、時代によって勉強のとらえられ方は、結構変わっているものなのですね。
ですから、勉強することによって、自分にどんなドラマが生まれるかを期待している人たちが増えてきたのではないでしょうか。単なる勉強法のノウハウを書いただけの本がつまらなく感じられるのは、こういった風潮は無視できない要素だと思います。
その点この本は、勉強することの意味と勉強することによって自分にどんなドラマが生まれるかを考えるきっかけを与えてくれる本です。だから、売れているのでしょうね。
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最後まで読んでいただいて、ありがとうござりました。
今週もステキな日々をお過ごしくださいませ (^o^)丿 らぶ。
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