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お気楽224号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/


みなさまお気楽さまでござります。よーこです(^O^)/ 8月もいよいよ最終日。なんと明日からは9月の風に吹かれるわけですわね。秋といえば、読書の秋(←まぁ、“食欲の秋”になることは決まっているのだが・・・)。今年は、速読を習ったおかげで、今まで以上にたくさん本が読めそうです。というわけで、本日はひでちゃんのマネして、お気楽レビューをお届けしたいと思いまーす。


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■よーこのお気楽レビュー

最近読んだ本の中でも、かなりインパクトのあった1冊をぜひみなさまにご紹介したいと思います。

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ストレスフリーの仕事術
ストレスフリーの仕事術
〜仕事と人生をコントロールする52の法則
デビッド・アレン[著]
田口 元[監訳]

二見書房 ¥ 1,575 (税込)
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合言葉は“スッキリ”いつも準備OK!な自分を創る

仕事術や整理術はたまた時間管理の本は、これまでにもたくさんありましたが、この本はひと味ちがいます。

●紙とペンさえあればすぐにでも始められる
●自分にあったスタイルにアレンジ可能
●スッキリさっぱりする!

というのが、最大の特徴です。

本書は、米国の著名コンサルタント・デビッド・アレン氏の著書『Getting Things Done』(邦訳「仕事を成し遂げる技術」)で有名になった仕事術『GTD』について、あの百式の田口元氏監修のもと、と〜ってもわかりやすく解説した本です。

頭がいい人が解説すると、ものごとこんなにわかりやすくなるのかと、正直感心しちゃいました(^^)v


■なぜあなたはスッキリしないのか!?

社会がこんなに複雑化していなかった時代には、労働者もオンとオフがはっきりしてましたよね。話をわかりやすくするためにごく単純な例で言えば、「今日の仕事はネジを100本しめること」だったとすれば、「90本しめた時点で、達成率90%」あと一息がんばろう!となったわけです。

ところが、現代の私たちの仕事はどうでしょう?知的労働者が増えた現代社会では、「仕事の終わりがどんどんはっきりしなくなっている」のです。自分では終わったつもりの案件でも、クライアントの顔色ひとつでどんでん返しをくらったり、上司のひとことでさらに仕事が増えたり・・・そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?

仕事の終わりがはっきりせず、その上、ひとりの人間が同時にいくつもの仕事を抱えることも多い今の世の中では、そんなあいまいさが「ストレス」となって私たちの中に溜まっていっているのだそうです。

パソコンでいえば、「メモリー」をくった状態。知らず知らずのうちに、クリエイティブな仕事に使える自分の領域が狭くなっているってことなんです。

体や気分のコンデションによって、自分の生産性って随分違うと思いませんか?同じ時間働いても、同じ成果が上がるとは限りませんよね。だからこそ、これからの世の中で勝ち残っていけるのは、いつも準備OK!な自分を創れた人じゃないかって思うんです。

今は世の中のスピードがものすごく速いですから、「今は忙しいから・・・」なんて言っている間に、どんどんチャンスに乗り遅れちゃいますよね。そうならないためには、いつも自分を「スッキリ」させて、新しいことに迎える心と時間の余裕を持っておく必要があるのです。

でも、これって意外と難しいこと。そうは思ってもなかなか実行できるもんじゃありません。そこで「GTDという仕事術」なんです!これだけ世の中が進化しているのに、仕事を管理する方法といえば、いわゆる「TO DOリスト」のようなものが主流でしたよね。そろそろ未来型の仕事術を取り入れてもいい頃だと思いませんか?


■で、どうやるの?

GTDの手法を事細かに説明すると、たいへん長くなってしまいそうなので、詳しくは本書を読んでもらうとして、さわりだけちょこっとご紹介しておきましょう。


◇ステップ1:収集する

とにかくあなたの頭の中にあるもの『すべて』を外部に出すこと。紙でもパソコンを使ってでもいいので、あなたのやりかけの仕事から、買おうと思っているもの、行きたいところ、手紙を出す人、観たい映画etcetc・・・ポイントは、大きなことから小さなことまで、あなたの気がかりなことを全て出しきることです。初回はどこか静かなカフェにでも行って、最低2時間はかけた方がいいみたいです。

この作業はことのほか重要で、これによりあなたの頭は空っぽになり、スッキリした状態になるのです。そして、あなたの能力は、もっとクリエイティブな作業に使えるようになるって寸法です(*^^)v


◇ステップ2:処理する

ステップ1で書き出した案件ひとつひとつについて、行動を起こすかどうか決めます。行動を起こさないと決めたら、捨ててしまうか、「いつかやる」リストに転記します。

 
◇ステップ3:整理する

2でやると決めたものについて、自分なりに後で取り出しやすいようにいくつかのカテゴリーに分類整理します。

  ◆特定の日にやることは「カレンダー」
  ◆複数のアクションが必要なものは「プロジェクトリスト」
  ◆空き時間にちょっと片付けられそうなことは「アクションリスト」
  ◆誰かに任せた仕事等は「連絡待ちリスト」

などと、自分の使いやすいリストに分類しましょう。


◇ステップ4:レビューする

3で作ったリストを、毎日あるいは、週に1回など、決められた日に必ず見直します。


◇ステップ5:実行する

リストを見直したら、現在の状況、持ち時間、エネルギーレベル、優先順位などを考慮し、その時のタイミングに合ったものから実行していきます。


という5つのステップで、このGTDはワンサイクルとなります。

この方法がいいなと思うのは、人間というものをよくわかっていて、柔軟に考えられているところです。「重要なことからやりなさい!」って頭ごなしに言っても、人間は機械じゃないですから、そのときのエネルギーレベルってものが微妙に関係しますよね。GTDは、そのときの自分に最適なことをこなしていくように考えられたツールなわけです。

GTDについては、「自分はこんな風にやってます」みたいな情報がネット上にたくさんありますから、興味のある方は、ぜひ調べてみてください。私もまだまだお試し中なので、機会があったら、またご報告したいと思いまーす。
それでは今日はこのへんで_(._.)_

 


 
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