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お気楽227号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/


先週は台風が来たりして大変でしたが、すっかり秋らしい陽気になりましたね。今週の裏お気楽は、よーこがお届けいたしまーす♪

芸術の秋、読書の秋、行楽の秋、食欲の秋と、みなさん何かとお忙しい秋をお過ごしではないかと思いますが、私の所属するゴスペル・クワイアTruePraise!も、秋からクリスマスにかけて、ライブが目白押しで大忙しなのです。その第一弾が、先日18日にありました。川口リリアホールで開催されたJapan Gospel Choirs Fellowship5という日本全国からゴスペルクワイアが集結する大コンサートで、まさに『ゴスペルのお祭り』なんです。

で、そのコンサートに向けて2日間のワークショップが開催され、私も参加してきたので、今日はそこで体験したことをレポートしてみたいと思いま〜す。


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■あのEdwin Hawkins氏が来日!!!

前回のメルマガのBGMコーナーでもちょこっとお話しましたが、9月16日(土)〜18日(月)、あの『Oh Happy Day』を作られたEdwin Hawkins(エドウィンホーキンス)氏をお招きし、ワークショップ&コンサートが開催されました。ワークショップの場所は、ゴールデンウィークと同じ、江古田の聖書キリスト教会です。人生で、こんなに江古田にご縁ができるとは、なんだか不思議な感じもします(笑)。

さて、Edwin Hawkins氏のお姿をみなさんにお見せしようと、ネットで検索していたら、まずこ〜んなページにヒット。うーん、これはかなり前のお姿らしい(*^_^*)

でも、このページのおかげで、ライブ映像がタダで見られるサイトを発見\(~o~)/

どうぞ、みなさんもプチ・コスペルライブを体験してみてくださいまし。
↓    ↓    ↓
http://www.edwinhawkins.tv/videos.htm


いやぁ〜、インターネットとはすごいもんですな(@_@;) こんなものタダで見せてくれるなんて、大そうありがたい存在です。

話は元に戻りますが、『Oh Happy Day』は、「天使にラブソングを」という映画で歌われ大ヒットを飛ばしたナンバー。そのころ日本では、ゴスペル=Oh Happy Dayという方程式まで出来上がったほど有名な曲なんです。その曲を作ったご本人が、このEdwin Hawkins氏というわけで、まさに“コンテポラリーゴスペルの父”と崇められる存在で、『Oh Happy Day』はなんと!700万枚を売り上げ、グラミー賞を受賞したのであります。

今回のワークショップに参加すると、コンサート当日、Edwin Hawkins氏と一緒にステージに立って歌えるというのですから、申し込まない手はありません。もちろん、私もワークショップでしっかりお勉強してまいりましたわよ♪


■よーこのワークショップ体験記

ワークショップ1日目は、分科会&リハーサルという構成。13:00〜21:00といささか長丁場ではありますが、頑張ってまいりましょー(^O^)/

●クラス1(13:00〜15:00)

この時間は、用意された6つのクラスの中から好きなクラスを選択する分科会形式で進められます。

ディレクター(クワイアを指揮するために)
クワイア・ビルド(クワイアの運営方法など)
歌詞(英語の歌詞を学ぼう)
ゴスペルへの疑問(クリスチャンじゃなくても歌っていいの?)
カウンセリング(悩み相談などなど)
賛美セミナー(聖書からゴスペルを学ぼう)

という6クラスがありましたが、、私は【歌詞】クラスを選択しました。


講師のキャシー尾山先生

歌詞クラスを担当されたキャシー尾山先生は、日本人のご主人を持つ素敵なミセスで、なんと4人のお子さんのお母さんでもあるそうです。日本語も英語もとっても堪能で、ふだんは翻訳の仕事などもされているのだとか。

コンサートで歌う歌の歌詞について、発音、わかりにくい単語の意味、日本語訳&歌の背景にいたるまで、ユーモアたっぷりにお話くださり、とってもためになるレッスンでした。ゴスペルはハートで歌うものですから、やっぱり口先だけで歌うのと、深い意味までわかって歌うのは、全然違うんですね。私は、クリスチャンではないので、本当に深い部分までは理解できていないとは思いますが、それでも同じ人間として、気持ちを理解することはできるので、普段歌う歌についても、もっとちゃんと意味をわかろうと、少し反省したりもいたしました(~_~;)


●クラス2(15:30〜17:30)

この時間も、同じく用意された6つのクラスの中から好きなクラスを選択する分科会形式です。

女性ボーカル(ボイストレーニングなど)
男性ボーカル(ボイストレーニングなど)
ピアノ
ゴスペルダンス
キッズクワイア(幼児から小学生までのクラス)
作詞作曲(ゴスペルソングを作ろう)

と、いささか本格的なクラスばかりです。親子で参加できるキッズクワイアのクラスもあるのがいいですよね。それから、今ゴスペル界では、“ダンス”のムーブメントもかなり熱く、18日のコンサートでも、いくつかのダンスチームが参加して、会場を盛り上げてくれましたっけ。このワークショップのダンスクラスも、とっても盛り上がっていたみたいですよ。私はこの中から【女性ボーカル】のクラスに参加しました。

講師は、エドウィン氏の妹さんで、シンガーズとして一緒に来日されたリネット・ホーキンス・スティーブンスさん。こちらも素晴らしい先生でした。このクラスでは、ゴスペルを歌うためのボイストレーニングを中心に学びます。

といっても、いきなり声を出したりはいたしません。急に大きな声を出してしまうと、声帯を痛めてしまったりしますからね。まず、歌は体からと、ストレッチを十分に行います。特に首や肩のまわりがかたいと、いい声が出ないそうなので(ーー;)、入念にほぐします。

また、歌を歌う前は、十分リラックスすることが大切ですから、ひざを少し曲げ、上半身の力を全部抜いて、だらんと前に倒れ、そのまま10秒。その後ゆっくり起き上がるなんてことも何回かやりました。これやると、頭に血がめぐっていい感じになりました(笑)。

次は立ち方。自分の後ろの壁に背中をぴたっとつけるイメージで立ちます。足は少し開き、特に後頭部も壁につくような感じに保つことが大切だそうです。なんでも姿勢が大事なんですねぇ。

その後、呼吸法へと進みます。簡単に言えば『腹式呼吸』なんですが、おへその下あたりの下腹に、空気をどれだけ溜め込めるかが勝負なんです。は〜い、鼻から息を吸ってぇ〜。下腹が十分膨らみましたか?ここにいっぱい空気を溜められるようになると、深くてしかも大きな声が出せるし、長い音でも息切れせずに歌えるようになるんですね。

下腹にいっぱい空気を溜めたら、今度は息の吐き方ですが、膨らんだ風船のクチを絞って少しずつ空気を抜くイメージで、自分の口を尖らせ、少しヒューっと音をたてながら息を吐いていきます。これが最低でも30秒続けられれば、まずボーカリストの第一段階はクリアしてもいいみたいです。私は30秒がやっとでしたが、クラスの中には、1分近く続く人もいて、すごいなぁと思いました。

次に、同じように下腹に空気を溜めたら、お腹をへこませながら、ヒュ・ヒュ・ヒュッと、短く切りながら吐く練習をします。だんだん速度を速くしていくんですが、このレッスン結構辛かったです。先生も、歌う前にあんまりやると疲れるので、本番前とかにはやらないようにとおっしゃってましたっけ。

毎日じゃなくとも、定期的にこのレッスンを続けていると、歌った時に確実に自分の変化がわかるようになってくるそうですよ。お風呂の中は、湿気もあるので、喉を痛めず、腹式呼吸や発声練習に向いているみたいです(*^^)v

このように、声を出す前には、【リラックス&ストレッチ】⇒【呼吸法】という段階が必要で、その後はじめて【音程】というステージへ進めるというわけであります。

ここから初めて、ピアノに合わせた発声練習に入りました。どうです?なかなか本格的でしょ。

それから先生は、シンガーとして注意すべきことを色々と教えてくださいました。まず、水を飲むことがとても大事であるということ!!特に呼吸の練習や、発声練習中は喉がとても乾くので、小まめに水分を補給するのを絶対忘れないように言われました。このクラスに、お水を持って参加しなかった方は、今買ってきてくださいとまで言われてましたよ。

で、補給する水分ですが、とにかく「水」が最適で、しかも常温のものがベストだそうです。冷たすぎたり熱すぎたりする飲み物はNG。声帯を暖めるために、歌う前にあったかい紅茶を飲むことを勧めたりする先生もいるみたいですが、これまでやったようなストレッチから始まる方法で、体から暖めるべきで、喉だけを急に暖めようという方法はあまりオススメできないと、リネット先生はおっしゃってました。

また、カフェインや糖分の入ったもの、炭酸の入ったもの、レモンやオレンジ、グレープフルーツなど柑橘系のジュース、牛乳などの乳製品も喉によくないので、歌う前には摂らないようにとのことでした。乳製品は、タンを作る要因になるそうです。あ、それから、よく喉の奥を鳴らして、タンを切るような咳払いをする方がいますけど、それはクセになりやすく、ずっとやっているうちに、声帯にあざのようなものを作ってしまうので、絶対そのくせを直した方がいいとも注意されました。

歌ひとつ歌うにも、いろいろな自己管理が必要なんですねぇ。私は大のコーヒー党なのですが、これを聞いてから、コンサートまでの2日間、コーヒーを我慢しました(ーー;) おかげさまで、いい声で歌えた・・・かもしれません(笑)。

ちなみに、喉にいいお茶というのもあって、Throat Coat(スロートコート)とかLicorice(リコリス=甘草)などのハーブティーがいいそうですよ。今度買ってみよっと。それから、リンゴジュースも喉にいいみたいです。りんごってすごいんだな(^_^)v


●クワイアリハーサル(16日:19:00〜21:00 17日:16:00〜18:00)

さて、いよいよEdwin Hawkins氏とのご対面の時間です。全員スタンディングオベイションで、ホーキンス御一行様をお迎えしました\(~o~)/

ホーキンス氏は、外人さんとしては意外と小柄な感じでしたが、やさしそうな目をされていて、笑顔がかわいいのが印象的でした。

今回賛美するのは、

●Testify
●Praise Him
●All The Angels
●If You Come To Him

の4曲。ワークショップ参加者には、事前に曲のCDと歌詞が送られてきていて、できれば歌詞も覚えてくるようにとのことだったんですが・・・私はそこまで予習もできずに参加。大丈夫かな?

そんな不安を感じさせる間もなく、リハはスタートします。びっくりしたのが、いわゆるパートごとの音取りの時間がほとんどないこと(@_@;) アルトは特にかもしれませんが、ソプラノの後にすこーしやっただけで、次に進んでしまいます。

それでも、みんな根っからのゴスペル好きが集まっているわけですから、すーぐ歌えるようになるんですね。それもそのはず、各クワイアのディレクターやリーダークラスの方もクワイアとして参加しているわけですから、頼もしい限りです。私も周りから聞こえてくる声に合わせて、なんとか歌えるようになりました(^^♪

たった4時間のリハで4曲も覚えられるのかな?と疑問に思っていましたが、なんのことはない、1日目で4曲のレッスンがひととおり完了したのでありました。しかも、1日目のレッスンは、ホーキンス氏自ら「あんまり歌うと喉に悪いから」と、早めに切り上げてくださったほどです(笑)。日本のゴスペル界もなかなか優秀じゃないかと、へんな自信を持ちつつ、1日目のリハは無事終了しました。

で、翌日。合わせてみると、ほぼ完成形に近い形のハーモニー。みんなすばらしいっ\(~o~)/ ホーキンス氏も余裕を感じたのかどうかは定かではありませんが、急遽1曲追加になりました。

●Kings & Kingdoms

という曲です。ホーキンス氏が歌詞を言い、みんなで書き取りながら覚えました(^^♪

当日は5曲も歌うわけですねぇ。これに、最後にみんなで歌う「Oh Happy Day」がありますから、6曲もホーキンス氏と一緒に歌えるんだぁ♪なんか得した気分です。

実際、ホーキンスとのステージは50分にも渡り繰り広げられたのですが、大きな舞台で思いっきり歌えて、本当に本当に楽しかったです。またまたゴスペルが大好きになりました。

というわけで、すっかり長くなりましたが、よーこのレポートにおつきあいいただき、ありがとうございました_(._.)_ 今週はこれにて失礼♪


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最後まで読んでいただいて、ありがとうござりました。
今週もステキな日々をお過ごしくださいませ (^o^)丿 らぶ。

 


 
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