みなさま、こんにちは。弟のひでです。

今回は、復活した米米クラブのライブレポートをお送りいたします。

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■ひでのお気楽レビュー

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a K2C ENTERTAINMENT
米米ＣＬＵＢ　再会感激祭「アトノマツリ」編
2006年10月15日（日）　さいたまスーパーアリーナ

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【米米クラブとは】

伝説のエンターテインメント集団、米米クラブが期間限定の復活を遂げました。

米米クラブといえば、「君がいるだけで」でレコード大賞を受賞したことからもわかる通り、石井竜也を初めとしたポップスバンドとしての印象が一般的には強いですが、初期の活動を知っているものとしたら、踊りまくりのパフォーマンスを中心とした、ものすごいパフォーマンスを中心としたバンドとしての印象が強いのです。

昔、深夜番組「冗談画報」かなんかで見たときは、目がテンになりましたよ。

彼らがポップス界にもたらした影響というのは以下のようなものすごいものがありました。
　

• コンサートで観客がシュークリームシュ（ダンサー）の振り付けを真似て踊ることも定番となり、「お客が踊っていいコンサート」を一般化させました。
  　
• コンサートでのメンバーのステージ衣装を真似る観客も多くなり、コンサートのコスプレの先駆けとなりました。
  　
• 観客参加型のコンサートですので、ライブビデオの発売が熱望されました。10台以上のカメラを駆使したライブビデオは、他のアーティストのライブビデオの製作にも大きな影響を与えました。

つまり、コンサートを音楽発表の場ではなく、「総合芸術」ととらえたアーティストだったのです。

【メンバーについて】

米米クラブは、8人編成を基本としていましたが、ダンサーあり、ホーンセクションありのバンドだったので、ステージ上には非常にたくさんのメンバーがいるのが特徴でした。また、バンドの成長とともにサポートメンバー、ダンサーもだんだんと増えていき、しかも、ある時期から正式メンバーとサポートメンバーの区別もやめたので、全部で何人いるんだかファンにもよくわかっていなかったと思います。ちなみに今回のツアーに参加したメンバーは、以下の通り。

●米米クラブ
　 バンド本体。ちなみにリーダーは、ベースのBON。カールスモーキー石井がジェームズ小野田をリスペクトするステージングが基本です。

• ジェームス小野田　リードボーカル、コーラス
• カールスモーキー石井　ボーカル、コーラス
• BON　ベース
• フラッシュ金子　キーボード、サックス
• RYO-J　ドラムス
• ジョプリン得能　ギター、キーボード
• BE　ギター

●シュープリームシュ
　 米米クラブの重要な要素である、ダンスパフォーマンスと振り付けを担当する、2人のお姉さま。

• MINAKO　踊り子、振り付け、ボーカル
• MARI　踊り子、パーカッション、ボーカル

　ちなみに、MINAKOは石井竜也の妹であり、フラッシュ金子の奥さんでもあります。

●ビッグホーンズビー
　 フラッシュ金子が率いる、米米クラブのホーンセクション。米米が活動を休止した後も精力的に活動を続け、今では日本一のホーンセクションとなったと言っていいでしょう。米米クラブの演奏が一流である大きな要因です。

• フラッシュ金子　サックス
• 河合わかば　トロンボーン
• オリタ・ノボッタ　サックス
• フッシー小林　トランペット
• 佐々木史郎　トランペット

●サポートメンバー

• またろう　パーカッション
• マチコ　コーラス

うーん、いっぱいいるなあ。

【さて、ライブは】

さて、肝心のライブの内容といえば、伝説の名に恥じぬ素晴らしいものだったと思います。

関東圏でのライブのせいなのか、お客の盛り上がりも良く、とくにアリーナ席での踊りのそろいっぷりといったら、結構壮絶なものがありました。

私が一番驚いたのは、ステージ上のメンバーのフォーメーションがとてもそろっていること。メンバーも踊りまくっているのはもちろんとして、それがまたよくそろっているのですよ。ゲストで登場した「HOME MADE 家族」もそれが徹底されていましたから、きっと相当リハーサルを重ねたに違いありません。

こういう全力でお客様を楽しませるバンドって、今はなかなかないと思います。非常に貴重な存在です。期間限定などとは言わずに、ずっと活動して欲しいものですな。
　

さて、次回はこの米米のコンサートを堪能した我々が、どんなにバカになったかをご紹介したいと思います。

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それでは、次回をお楽しみに。