トップページへ高橋浩子の裏オキラク
メールはこちら
ルール説明&お気楽語掲示板お気楽・裏話

お気楽57号 裏オキラクページ

今週もようこそおいでくださいました\(~o~)/

みなさまの1週間はいかがでござりましたか?お気楽一家は、今週も濃〜い1週間を送らせていただきました。それでは、魂のレポート、まいります!!

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

■ユーミン・スペクタクル・シャングリラII〜氷の惑星
 <会場 : 国立代々木競技場 第一体育館 >

今週のユーミン度 ★★★★★


みなさまこんにちは。弟のひでです。
去る6月11日(水)に、あの『シャングリラII』を見にいって参りました。
今回のテーマは「氷の惑星」ということで、ユーミンの曲とロシアのアイスサーカスとの融合。

総制作費50億円、準備に4年かけたというなんとも馬鹿でかいスケール。シャングリラ号の冒険を描いた夢のようなショーを見に行ってまいりました。
今回一緒に行ったのは、浩子先生、よーこちゃん、チャコママ、そして私ひでという、つまるところ高橋家総出でございます。

私は、日ごろそんなにユーミンと縁のある生活を送っておりません。いえ、全くユーミンの曲を知らないってわけじゃないんです。だって、ユーミンの曲は松田聖子に提供されていたり、朝のテレビ小説の主題歌になっていたり、宮崎アニメの主題歌になっていたりしていますからね。日本のすべての世代が曲を知っている、大変貴重なアーティストだと思います。

そんなユーミンですから、一度は生のステージを見てみたかったんです。
でも、ユーミンのアルバムは一枚も持っていないし、特に思い入れがあるわけでもございません。私のユーミン体験と言えば、高校時代に吹奏楽部で「ユーミン・ポートレイト」というメドレーを演奏したことがあるくらい。これはとてもいいアレンジでした。

そんな私ですから、今回はコンサートへ行く前に作るはずの、予習MDも作らずに臨みましたわ。ちなみに、我が家のユーミン体験度は、浩子先生はおそらく一回コンサートへ行ったことがある、よーこちゃんは何回か行ったことがあって、なおかつ前回のシャングリラも見ている、そして、私とチャコママは生ユーミン初体験といった感じでございます。

実は不安材料が一つあって、事前にネットで、シャングリラIIのネタバレ掲示板をいくつか覗いてみたんですけど、非常に酷評されているのですよ。いわく「選曲がだめだめ」「サーカスの完成度が低い」「ショーと曲のマッチングがなっていない」などなど。
ひょっとして、これは久々に地雷を踏んだか?とちょっと不安になりながら、代々木第一体育館に向かったのです。

渋谷の地下駐車場に車を停めて、コンサートの前に渋谷のイタ飯屋で食事をしたんですけど、あんた、コレが大正解!!3時間近くもある長丁場のコンサートですから、事前に何かお腹の中に入れておかないと、終わったあとにぐったりしてシオシオのパーになってしまいます。これから『シャングリラII』を見にいこうと思っている皆さん。コンサート前に食事をしておくことを強くお勧めいたします。

いよいよ会場入りして、席についた私達。まずステージ中央は巨大なアイスリンクになっています。アイスショーだから当然ですな。寒いのかと思っていたら、会場の熱気で全然そんなことはございません。ツアーグッズでうちわとアイスボックスが売られていたくらいですので、主催者側も寒いなんてことは全然考えていなかったんでしょう。

リンクの中央部分には、巨大なオブジェが。これがどうやらタイムマシンって設定みたいです。ステージ後方には難破船のセットが組まれております。まあ、開演前は照明が落ちているので、セットは全然見えなかったんですけど。

客層は、40代位の方が多かったように思います。夫婦で来ていたり、家族連れで来ていたり。でも、どう見てもお前ユーミンファンじゃねーだろっていう方も目立ちます。もちろん私も含めてですけど。このコンサートは、明治生命・安田生命プレゼンツですから、その関係でチケットをゲットした方もきっと多いのでしょう。


    そしていよいよ客電が落ち、ステージにスポットが!ユーミン登場か!!


と思ったら、登場したのは4人のクラウンたち。つまりサーカスでいうところのピエロですな。このクラウンたちのパフォーマンスは、ステージの場面転換のところでこのあともたびたび登場します。ちょっと肩透かしをくらいつつも、パフォーマンスが終了したところで、レーザーが飛び交い、オブジェのてっぺんからいよいよ、今度こそユーミンの登場です!!

防寒服に身を包んで登場したユーミン、曲は「LOVE WARS」。
私がまず思ったこと。ユーミンすごい存在感!!いるだけで、ステージがなんともいえない雰囲気に包まれます。歌がうまいとかそんな次元をはるかに超越しています。本当のカリスマってやつでしょうか。すごいぞ!松任谷さん!!CROSSOVER JAPANの1曲目にカシオペアの「アサヤケ」のイントロがかかった瞬間、背筋がぞくっときたんですが、同じくらいの衝撃をここでも味わいました。

1曲目が終わったところで、ユーミンのご挨拶です。
今回のステージは、ユーミンはただの案内人で、ステージの物語や解釈は見た人それぞれで作り上げていってほしいとのこと。
そして、今日のステージは、2回公演の2回目だとか。こんなステージを連続でやるなんて、ものスゲーことですな。あんたいったいいくつなんだ松任谷さん?後で調べてみたら、49歳だとか。いやぁ、パワフルですねぇ。

シャングリラ号の冒険は次々と続きます。まだツアー続行中なので、全てはあえて書かないんですけど、逆立ちしてスケートをしたり、一輪車が登場したり、まあ、いろいろやってくれました。われわれはその度に笑ったり、ハラハラしたり、拍手をしたり。

そして、われらがユーミンはといえば、これがまたご立派なんですよ。
衣装も立派でステキなのはもちろんのこと、どんなに動いても、息切れしない。やはり30年以上第一線でやっている方はちがいますねぇ。少なくとも、復活したピンク・レディーとは大違いです。

次に、ものすごくピッとしていらっしゃる。パフォーマンスの関係上、今回の曲は間奏やエンディングが長めなのですが、ユーミンはその間ずっと仏像のようなポーズをとって止まっていらっしゃるんです。非常に神々しいんだな、これが。ダンスをちょっとでもかじった方ならお分かりになると思うんですが、人間って動くよりも止まっている方がはるかに難しいんです。しかも、ユーミンちーっともプルプルしない!!私の頭には、「世界一仏像ポーズが似合う女=ユーミン」がしっかりインプットされました。

バンドも非常に上手。特にドラムの村石雅行さんは絶品でした。この人、「LOVE LOVE あいしてる」にも出ていたし、椎名林檎のアルバムでも叩いていますね。また、照明がタイミングといい色使いといい、ほんっっとうに絶品だったのです。これはさすがにうならされました。うー。私の記憶が確かならば、ユーミンって確か、日本で始めて照明にコンピュータを導入した方でしたよね。

本当に夢のような歌とパフォーマンスが次々に展開され、本編ラストの「SHANGRILAをめざせ」では、私もう大感動です。会場も大盛り上がりになりました。

そして、オーラスは「雪月花」。これは本当にいい曲ですよね。間奏部分で、ユーミンが出演者の名前を一人一人呼び上げました。バンド、パフォーマー、総勢約50人くらい。日本一長いメンバー紹介ですね。これがまた、「みんなで一つのものを作り上げたんだ」って感じがものすごくよく出ていて、思わずしみじみしちゃいます。これだけのものを作りあげる途中には、いろいろあったんだろうなぁ。


ってな感じで、初めての生ユーミン、そして『シャングリラII』。ネット上での前評判とは裏腹に、非常に感動いたしました。ブラボーブラボー!!!!


これって、いわゆる普通のコンサートを想像すると、なんだコレ?って状態になると思います。だって、普通のコンサートのように、ラストは大盛り上がり大会って構成にはなっていませんから。これは「コンサート」ではなく、「ショー」なんですよね。ショーですか、なんていうつまらんシャレをいってみたり。

そして、確かに空中ブランコから落ちてしまったりというパフォーマンスのミスはありますけど、そんなことは大して気になりません。ええ、なりませんとも。だって、それ以上に夢のような時間を体験させてくれましたから。ありがとう、ユーミン!ブラボー、ユーミン!!ビバ、ユーミン!!!

感動を胸に会場を後にし、さあ、あとは越谷に帰るだけよ、シャングリラは家に帰るまでがシャングリラですからね!って感じで帰宅しようとしたところ、渋谷の地下駐車場から出るときに大混雑しやがりました。駐車場を出るのに30分もかかってやんの。でもいいんです。だって、そんな混雑が気にならないくらいの感動をもらいましたから。でも、やっぱりちょっと時間つぶせばよかったかなぁ?

今回は、ごーしち号ですので、最後に一句を。

  ユーミンよ ステキな時間を ありがとう!!

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

■ひでのレポートを読んで、ついライターの血が騒いじゃったわよ

はい。今度は浩子でござります。ひでちゃんに触発されて、どーーーしても語りたくなってしまいましての登場です。


すげー、すごいよ、ひでちゃん!!! なんて「燃える魂」のレポートなんだっ!!!
そしてうまいっ。面白いっ!! 偉いぞ、我が弟ぉぉ!!

私たちが見たシャングリラは、まさにこの通りでござります。ええ、ひでちゃんのレポートを読んでいて、またもまぶたの裏に、あのすばらしいシーンが蘇ってきました。
あ、ひでちゃんが熱く語ってくれたので、浩子は軽くね。

私、このショーを見ていて一番思ったのは、『すべてこの世のものなんだよなぁ・・・』ということなのです。夢のようなシーンを見ると、よく「この世のものとは思えない」といった形容を使うものですが、今、私たちの目の前で繰り広げられている、ファンタジーとスペクタクルの世界は、すべて、私たちと同じ人間がやっていることなんですよね。それを思うと、なんだかとてつもなく「じ〜ん」ってしてしまいました。空中でくるくる回る人たちを見ながら、うっかり泣きそうになっちゃいましたよ。そのくらい感動できます。ええ、できますとも。

私、以前「サルティンバンコ」を見たときも、えらく感動したのだけれど、人間、鍛えるとこんなすごいことができるんだなぁと。そして、鍛えれば鍛えるほど、人の動きは滑らかで、まるで液体みたいになるのだなぁと、思ったのでした。

「なんてすごいんだ、なんてキレイなんだ、人間ってぇぇ!!」
「すぞいぞ、人間!」 (←お気楽語よ)

 今、そんな気分です。

あ、そうそう、最後にひとつだけ。オーラスの「雪月花」のバックで、出演者全員が手をつないで、ゆらゆらと揺れていたのね。全員サーカスの方々なので、下半身の安定っぷりったらなかったわよ、あなた。「日本一安定したウェーブだ」と、感動しつつもそんな突込みをしていた私が、かわいくもあり、なさけなくもあった瞬間でした。

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

■ビバ!ユーミン よーこもひとこと

あー、みんなの文章を読むと、またあのめくるめく世界がまぶたに浮かぶわ。。。前回のシャングリラで度肝を抜かれて以来、「絶対見た方がいいよ!」とずっとみんなにすすめてきた私。そして、それがついについに実現したのです。

前回のスポンサーは、ヤマザキパンだったんですが、ショーを見てしばらくの間は、秋葉原のヤマザキ本社ビルの前を通るたびに、「シャングリラにお金出してくれてありがとう\(~o~)/」と、心の中でつぶやいたりしてたくらい、『感謝の念』を呼ぶショーなんですよ。今回も今回で、たっぷりありがたい気持ちになりました。

選曲がいまいちと酷評されていたのは、「DESTINY」「真珠のピアス」などの“キュン”としちゃうユーミンソングが外されていたからじゃないのかな?やっぱあの頃の曲を大好きなファンがいっぱいいるわけだからね。私的には、今回の選曲の方が、シャングリラには合っているように思ったけどね。

とくに、「輪舞曲(ロンド)」の時、「まわれまわれロンド♪」というユーミンの歌声に合わせて、空中では、キレイなおねいさんが、おおきな吊り輪の中で、ホントにくるくる回っていたシーンは、目に焼きついて離れません。(←これ、しばらくネタに使ってます…笑)

とにかく、百聞は一見にしかずです!少々お値段は張りますが、お時間の許す方は、ぜひご覧になってくださいましね。

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

■今週の間違い大杉

前回のお気楽56号における、素の間違い(お気楽トラップともいう)を自ら告白し、謝り倒すこのコーナー。弟のひでが担当いたします。今週も誤り倒させていただきます。がんばるぞー!エイ、エイ、オー!!

と、無駄な気合を入れたところで、まずはこちら。

 
  よろちくわー。(←NGワードじゃないですよ。お気落語ですよ!)


今週のBGM担当のやすくん、「お気楽語」の指摘のつもりが、うっかり過去のNGワードを使ってしまいました。一応前回は「ゴロー号」だったので、オープニングから見事にゴロゴロと転がり落ちております。まさに、ライク・ア・ローリング・ストーンって感じです。

申し訳ございませんでした。

続いては、こちら。

 
  場面の切り替わりのときのロード時間が、若干気にになるくらいでしょうか。


はい、今度は私の担当でございました。もちろん、「気にになる」→「気になる」でございます。
PS2だろうがパソコンだろうが、ディスクのロード時間はやはり「気になる」もの。あまりに気になりすぎて、気持ちが「荷になった」って感じでしょうか。

申し訳ございませんでした。

そして、こちら。


  明日はユーミンのスペクタクルショー「シャングリラ」に言ってまいります。


最後は編集後記から。2週連続でエンディングでもゴロゴロと転がり落ちております。だって、「ゴロー号」なんですもん。(←しつこい)もちろん、「行ってまいります」が正しいのですが、そこは言いたがり、語りたがりのお気楽スタッフ。「コンサートに行って→家に帰って→メルマガで言って」っていう一連の動作を見事に省略してしまったということで、どうかご了承くださいませ。

申し訳ございませんでした。

さあ、今回のメルマガ57号もみなさま楽しみいただけたでしょうか。
まあ、このような素の間違い(お気楽トラップともいう)が今回もたくさんあると思いますが、メゲることなくNGワードにご応募くださいね。

心から、お待ちしております。

今回はごーしち号ですので、最後にこの一句。

  
  素の間違い 無理なこじつけ 無駄な労力


・・・・・・気をつけたいと思います。

┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛

はーい、今週もすっかり長くなってしまいましたね。
最後までお付き合いくださりまして、本当にありがとうござります。
「お気楽裏話」についてのご意見ご感想は、okiraku@t-cube55.com までお寄せくださりませ。心よりお待ち申し上げます。

それではみなさま、今週も素敵な1週間を(^O^)/ 
梅雨空なんかに負けないゾ。おーっ!!


 
Copyright(C) 2008 HirokoTakahashi,T-Cube. All Rights Reserved.