台風が来たり、急に寒くなったりと、変化に富んだ1週間でござりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?台風は台風でも、お気楽一家は「ピンク・タイフーン」にのまれてまいりました。それでは、今週もハリキッテまいりましょう。
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■ひで魂のレビュー
復活 ピンクレディー 全国コンサートツアー [2002〜2005]
ピンクレディー台風(TYPHOON) 〜AGAIN〜
2003.9.20(土)18:30〜 越谷コミュニティーセンター大ホール
みなさまこんにちは。弟のひででございます。
今回はピンクレディーのコンサートを熱く語ってみたいと思います。 あれ、どこかですでに語っているんじゃないのとお思いになった読者の方、あなたは実にいい記憶力をしています。または、重度のお気楽中毒でございましょうか。
実は、お気楽56号の裏オキラクページですでに浩子先生が熱く語っております。しかも、こちらは中野サンプラザで行われた初日公演。浩子先生そんなにピンクレディー好きだったっけ?と、弟の私としては大いに疑問に思いました。
浩子先生の熱い語りっぷりは、こちらをご覧ください。
http://www.t-cube55.com/ura_okiraku/urabanashi/56.html
でも、読者の方にも30代後半から40代の女性とカラオケに行って、ピンクレディーの曲を誰かが歌おうものなら、歌詞から振り付けから完璧にこなしてしまうのにビックリした経験をお持ちの方は、決して少なくないでしょう。そうです、日本全国の30代後半から40代にかけての女性には、ピンクレディー遺伝子が存在するのです。ピンクレディーの曲がかかると、条件反射で歌ったり踊ったりしてしまうのです。それくらい国民に浸透していた、スーパーアイドルだったのです。 一説によれば、その年代の女性には、キャンディーズ遺伝子というのもあるらしいですけどね。
ピンクレディー全盛期のときは、私は小学校1年生か2年生でした。その当時は、私はピンクレディーよりもミクロマンに夢中だったので、歌番組に出ているのをチラホラ眺めている程度でした。そんなに夢中になっていない私でも、大人になった今でもピンクレディーの曲はリフまでわかります。相当曲にパワーがあったんだと思います。
また、当時購読していた「テレビマガジン」(ヒーローやロボットものを特集している小さなお友達のための雑誌。今でもある。)でも、ピンクレディーの新曲が出るたびに、歌詞と振り付けの特集は必ず載っていました。男の子向けの雑誌で、こんなの誰が読むんじゃい!とツッコミを入れていた記憶がございます。
そんなスーパーアイドル、ピンクレディーの22年ぶりの復活コンサート。しかも、2年間限定の本格的な復活だとか。そしてわが町越谷にやってくる。これは行かねばなりますまい。ということで、例によって前置きが非常に長かったですが、覚悟を決めてお読みくださいませ。
★オープニングにビックリ!
今回のコンサートは、高橋家総出で行ってまいりました。あいにくの雨だったのですが、それでも会場は満席。客層は、やはり30代から40代の女性が中心でしたが、お子様連れやおばちゃんや男性客も目立ちます。というか、10代後半から20代の層が、見事にスコーンと抜けている感じです。
チケットを持って、会場に入ったわけですが、なんと入口での荷物チェックはありませんでした。いまどき珍しいですね。ずいぶん太っ腹だなぁ、ピンクレディー。録音とかされてもいいのかしら。
会場で販売されていたグッズは、タオルやライター、記念パンフ、Tシャツといったところ。特に目を引くものはなかったので、そのままスルーしました。
また、我々が行った日は、2回公演の夜の部。大丈夫なのか、ピンクレディー?と思わず余計な心配をしてしまいそうになります。
さあ、いよいよ開演のブザーが鳴り、コンサートがスタート。
スクリーンにピンクレディー全盛期の70年代の映像がフラッシュバックし、始まった曲は「テレビが来た日」。NHKの番組CMで使われていた新曲です。といっても最初は歌だけで、ステージ上のスクリーンには、4頭身のピンクレディーのCGが映っておりました。ずいぶんかわいいCGだなぁ、と思って見ていたところ、いよいよ黒いマントをはおったピンクレディーが登場しました。したんですが・・・・・・。
私の第一印象は、
「お、おばさんだぁ・・・・・・・・・。」
失礼です、わたくし。本当に失礼なのは充分わかっているんですけど、思ってしまったものは仕方がないということで、どうかご容赦くださりませ。だって、CGとの落差が激しすぎるんですもの。ええ、ピンクレディーはちっとも悪くございません。むしろ、この演出を考えた人に責任があるんではないかと思う次第でございます。 と、私の生ピンクレディーとのファースト・コンタクトは、ものすごくひっくり返るものだったんですが、続く2曲目の「UFO」では、すっかりノックアウトされました。何もかも当時のまま、いや、時間を重ねてさらに熟成されたという表現がぴったりくるような、オーラが漂っておりました。足なんか、昔よりもさらに高ーく上がっております。そんな状態ですから、観客ももちろんここから総立ちでございました。
私の前の席の40代位の女性2人は、「ウォンテッド」のイントロで、ちゃんと振りに合わせて、ペンライトをお互いの口に合わせていましたしね。
とてもミーちゃん45歳、ケイちゃん46歳には見えないくらいの、まさに圧倒的なパフォーマンス。おばさんなんて、本当に失礼でした、私ったら。すごいなぁ、ピンクレディー。
★越谷のファンは熱かった!!
この日のセットリストはこちら。
M01.テレビが来た日
M02.UFO
M03.ウォンテッド
M04.S・O・S
M05.逃げろお嬢さん
M06.レディーX
M07.透明人間
M08.カルメン’77
M09.70年代DISCO HIT
〜That's the way、Soul Trainなど〜
M10.KISS IN THE DARK
M11.STRANGERS WHEN WE KISS(うたかた)
M12.マンデー・モナリザ・クラブ
M13.渚のシンドバッド
M14.サウスポー
M15.ペッパー警部
E1-01.ピンク・タイフーン
E2-01.OH!
E2-02.星から来た二人
オープニングから「S・O・S 」までは、1曲ごとにMCが入ります。これが見事にオバさんトークのオンパレード。
いわく、「昔でも75分しかコンサートをやっていないのに、なんで今になって2時間もやらなきゃいけないんだ」とか、「命を削ってやっている」とか。面白すぎます。グッズの宣伝もしっかりしていたしね。基本的にはケイちゃんがボケで、ミーちゃんがツッコミって感じでトークが進展していきます。
「透明人間」の曲の途中で、2人は衣装替えのために引っ込んで、代わりに6人のお子様ダンサーズ(女子)が登場して、かわいらしいダンスを披露してくれました。
「70年代DISCO HIT」から「マンデー・モナリザ・クラブ」までは、なんと、メドレーでした。会場は」まさにディスコ状態。大人のダンサー6人も登場し、カッコイイダンスをキメてくれます。もちろん、ピンクレディーも負けていませんでしたけどね。この辺の曲は、アメリカ進出のときに歌っていた曲だったんですね。
また、バンドも以外に一流どころでビックリ。NHKの番組「青春のポップス」のハウスバンドのメンバーだった人たちがほとんどでした。ドラムはスコット・レイサムだったし。この人MALTAと昔やっていたんだよなあ。そんな一流の方々の演奏のディスコサウンドは、ものすごい迫力でございました。
さすがに、このメドレーが終わったあと、ミーちゃんはステージ上でぶっ倒れていましたけど。
そして何よりも、ピンクレディーのおふたり、歌がものすごく上手い!!踊りやサウンドに全然負けていません。特にミーちゃんの高音のシャウトが、よく通ることったらまあ。さすが、アニメタルレディーってことでしょうか。
会場のヴォルテージも、まさにうなぎのぼり状態。昔の親衛隊のようにピンクのハチマキをしめたオジサマたちも会場に何人もいらっしゃいましたし、何よりもダミ声の声援!!久々に聴きました。やっぱり、アイドルのコンサートはこうでなくっちゃというお手本のようなダミ声の方が何人もいて、非常に盛り上がりました。ピンクレディーも非常に喜んでいたご様子でございました。すごいなあ、越谷って。こんなに盛り上がる町だったんだぁ。
最後を「ペッパー警部」でキメて、いよいよアンコールだぁと思っていたら、間髪いれずに3・3・7拍子が。日本でイントロに3・3・7拍子が入る曲は、日野皓正の「ピラミッド」かこの曲しか知りません。そう、「ピンク・タイフーン」です!!いやー、盛り上がるなあ「In
the Navy」おっと違った、「ピンク・タイフーン」は。
そして、2回目のアンコールは、2人は白いドレスに着替えて、しっとりとバラードでしめてくれます。オーラスは、「星から来た二人」。あんた、この曲はアニメ『ピンクレディー物語』の歌ですよ。懐かしいなぁ。まさかこの曲をラストに持ってくるとは思いませんでした。最後の最後にヤラレタって感じでした。
そんなわけで、すっかりピンクレディーにノックアウトされて帰ってきた私達。
2年間限定なんて、非常にもったいない。もっとやればいいのにと強く思わせる熱いコンサートでございました。
また、一回頂点に立った方というのは、いくつになっても輝けるもんなんだということを強く感じた次第でございます。輝きの度合いはそりゃあ強くなったり弱くなったりするでしょうが、その力っていうのは決してなくなったりはしないもんなんですね。もちろん、失った輝きを取り戻すためには、相当な努力が必要でしょうけどね。
でも、その努力をピンクレディーの2人は怠らなかったからこそ、現在こうしてコンサートを行って、再び輝いているのだと思います。素晴らしいぞ、ピンクレディー。ありがとう、ピンクレディー。
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■今週の間違い大杉
引き続き、ひでがお送りいたします。前号お気楽70号の素の間違いを自ら告白し、謝ってしまうのがこのコーナーでございます。
いつも思うのですが、どうして我がお気楽は、素の間違いが減らないんでしょうか?毎週毎週きちんと校正をして、「よし、これで完璧!」と思いながら、配信をかけるにもかかわらず、毎週毎週大量の素の間違いが読者の方々の手によって発見されてしまいます。
きっとこれは、ある組織の陰謀に違いないとか、神様が与えたもうた試練であるとか、ありえないことをつい思ってしまいます。まあ、校正が甘いと言われればそれまでなんですけどね。
お気楽から素の間違いがなくなる日、その日はきっと何かが起こります。ええ、起こりますとも。読者のみなさま、覚悟しておいてくださいませ。
それでは、まずはこちら。
CDをごぞごそ探していたら
ご、ごぞこそ!?はい、正しくは「ごそごそ」でございます。
こっちの方が、なんかNGワードっぽいですね。引っかかった読者の方もたくさんいらっしゃいました。「ごぞこそ」って実際に口に出してみると、なんか背中の辺りがムズムズしてきませんか?
続いては、こちら。
「まぁいいか」とか「ちぇっ」って思って使うのととでは、
はい、「と」が一つ多いです。これはよくやってしまう素の間違い。
前回の「を」がなくなったと思ったら、今回は「と」でございました。いやぁ、やっぱり進歩ないのね。我々って。
続いては、こちら。
ここ2回に渡って「Windowsの小技」をお届けしてまいりましたが、
これは、「渡る」という漢字を当てるのが違っています。読者の福岡のたかさまに指摘されるまで、ちっとも気付かなかったのですが、「渡る」っていうのは移動の意味で使うのが正しく、期間が及ぶという意味で使うなら、「亘る」という漢字を当てるべきです。でも、「亘る」という字は常用漢字外なので、かな書きにした方がいいと思います。へぇー。これは久々に目からうろこが落ちました。
福岡のたかさま、ありがとうございました。
続いては、こちら。
さーて今週の浩子先生のは??
今度は「の」が余計ですね。浩子先生の所有する何が気になったのか、そっちの方が気になってしまいますね。
続いては、こちら。
心の幸せメルマガ、「しあわせお父さん」の作者である
とっさんが、新たしいメルマガを創刊します。
「新たしい」ではございません。もちろん「新しい」が正しいです。
「あたらたしい」って、一瞬ケンシロウが出現したのかと思ってしまいました。
あ、それは「あたたたたたた」か。失礼しました。
最後は、こちら。
騒ぎになってなっている
またやっちまいました。「なって」がひとつ余計です。
はい、それでは今週も。
どうも申し訳ございませんでした。 さあ、今回のメルマガ71号もみなさま楽しみいただけたでしょうか。
まあ、このような素の間違いが今回もたくさんあると思いますが、メゲることなくNGワードにご応募くださいね。
心から、お待ちしております
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最後まで読んでいただいて、ありがとうござります。
みなさまも素敵な1週間をお過ごしくださりませヽ(^o^)丿
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