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お気楽77号 裏オキラクページ

今週も『裏』の世界へ
    ようこそおいでくださいました\(~o~)/

秋真っ盛り。朝晩の気温差が激しい毎日が続いておりますが、みなさま体調なんか崩されてないですか。お気楽一家は、みな絶好調。よって、今週の裏オキラクもとっても熱いです。では、参りましょう。

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■ひで、魂のレビュー

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BRIAN SETZER ORCHESTRA Japan Tour 2003
11月2日(日)17:00〜  ZEPP TOKYO

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弟のひでです。今回は、ブライアン・セッツァー・オーケストラのライブレポートをお送りいたします。

ブロンドの高く盛り上がったリーゼント。両腕に入ったタトゥー。そして、グレッチのギター。これがブライアン・セッツァーの3大特徴。さあ、もうどんな音楽をやるのかお分かりですね。え、分からない?ブライアン・セッツァー?誰だ、それ?オーケストラ?人が多いの?そうですか。それでは、このいかしたオジサマと、この素晴らしいオーケストラがどんなものなのか、ちょっとご説明いたしましょう。


●ブライアン・セッツァー・オーケストラについて

ブライアンは、1959年ニューヨーク生まれ。1980年にイギリスでデビューします。
ブライアンがギターとヴォーカルをやっていた、「ストレイ・キャッツ」というバンド、当時のイギリスの音楽シーンでは、ものすごく挑戦的なデビューだっただろうと思います。

当時のイギリスのミュージック・シーンは、パンク・ムーヴメントが終焉を迎え、シンセサイザーを駆使したニュー・ウェイヴが全盛でした。それに対して、ストレイ・キャッツのサウンドは、まさに時代に逆行したものだったのです。エフェクターを一切使わないギター。スラップするアコースティック・ベース。シンプルなセットで、スタンドして演奏するドラム。そして演奏する曲は、エルビス・プレスリーのようなロカビリー。正直、よくデビューできたものだったと思います。それだけストレイ・キャッツのサウンドが、素晴らしいものだったという証明に他なりません。

上品で、理知的な電子音が溢れているところに、生命感溢れまくりの、そして、リーゼント、革ジャン、革パン、タトゥーという不良感覚が充満しているあんちゃん達が、ちょっと懐かしいロカビリーをがなりたてるのです。いや、それはただ懐かしいだけではなく、パンクやニュー・ウェイヴの影響もきちんと消化した、誰も聴いたことのないサウンドでした。とっつき易いが、中身はモダン感覚溢れまくり。そんなサウンドが、若者の心を捕らえないわけがありません。当時の若者に与えたショックは、相当なものだったと予想されます。事実、ストレイ・キャッツの音楽は「ネオ・ロカビリー」と呼ばれ、たくさんのフォロワーを生み出します。

マネージメントの問題で、1983年にバンドは一回解散。その後もブライアンは、ソロに転向したり、ストレイ・キャッツを再結成したりして活動を続けます。もちろんやる音楽は、3ピースのロカビリー。しかし、その活動はあまり実りのあるものではありませんでした。そんな状態がしばらく続き、ストレイ・キャッツ、そしてブライアン・セッツァーはこのまま伝説として終わってしまうかに見えました。しかし、ブライアンはくじけませんでした。1994年に、かねてからの夢だった自分のオーケストラを結成します。16人編成のビッグバンドを作ったのです。

ビッグバンドは、トランペット4人、トロンボーン4人、サックス5人、そしてギター、ベース、ピアノ、ベースのリズムセクションが加わる17人が基本編成です。音量、ハーモニー、アドリブとなんでも表現できるので、演奏する方も聴く方も、いまだ根強いファンがいます。また、ビッグバンドはミュージシャンにとって、非常に魅力的な装置らしく、ビッグバンドを持ちたがるミュージシャンも非常に多いです。しかし、大人数ゆえに経済的に維持が難しく、今までいくつものバンドが消えていきました。正直成功しているとは言い難いこの時期のブライアンが、ビッグバンドを持つということは、まさに自分で自分の首を締めるようなもの。リスクが大きすぎると言って反対する人は、さぞたくさんいたことでしょう。

ブライアンは、まわりの反対にも負けず、ビッグバンドを引き連れてショーを繰り返します。そのサウンドは、ロカビリーはもちろん、今度はさらに時代をさかのぼって、スイングやジャンプナンバーに、ブライアンのロックなギターが絡むという、今までありそうでなかったものでした。ウキウキし、思わずタテノリしてしまうようなブライアンの新しいサウンドとダイナミックなステージは、評判が評判を呼んで、誰もが注目するところとなったのです。こうして着実にステップアップしていったブライアン・セッツァー・オーケストラは、グラミー賞を受賞するくらい成功を収めました。あきらめないで、好きなものを徹底的に極めるのが、やはり成功する秘訣なんだなあとしみじみ思います。よかったね、ブライアン。

私がブライアン・セッツァーを初めて聴いたのは、アルバム『BEST of the BIG BAND』が最初でした。巷でちょっと評判になっているみたいだから、ちょっとだけ聞いてみようかなという、ごくごく軽い気持ちだったのですが、聴いてみてビックリ。すっかりノックアウトされました。グイグイ引っ張られるようなドライブ感。炸裂するブラス。そして、ホーンセクションに埋もれるどころか、バンド全体を引っ張っていくブライアンのギターとヴォーカル。なんだ、このイカしたサウンドは!こんなの初めて聴いた!とすっかり気に入ってしまったのです。

日本では、やはりあの「♪イッチロ〜、ナンバー・フィフティワン」と歌う、やたらハッピーなペプシのCMソングが馴染み深いでしょうか。そんなブライアンは日本が大好きらしく、私の知る限り2001年からは毎年来日しています。アルバムも日本でしか発売していないものもあるくらい。2001年の来日公演は、CD化もDVD化もされています。興味のある方は、是非。

●コンサートに行く前に

コンサートをより深く楽しむには、やはり事前の情報収集が大事。ということで、今回も下調べをしてみました。

まず、セッツァーの公式サイトをのぞいてみました。ここは、ハッキリ言ってものすごいサイトです。
何がすごいのか。今年のジャパンツアーのセットリストと写真が、もうすでにアップされています。早い。早すぎる。セッツァーさん、なんて太っ腹なんだぁ、と海よりも深く感激いたしました。そして、ライブの写真がとても楽しそうなことこの上ありません。これを見ているだけで、いやでもライブへの期待感が高まるってもんです。

こうして速攻で惜しげもなく情報を公開してくれるセッツァーさん。ファンにコンサートをより深く楽しんでいただきたいという姿勢が素晴らしいと思います。真のエンターテイナーです。日本のアーティストも、ぜひ見習っていただきたいと思います。

BRIAN SETZER OFFCIAL WEBSITE
http://www.briansetzer.com/

また、2ちゃんねるのブライアン・セッツァースレによれば、

・革ジャン、革パン、リーゼントのお兄ちゃんが多い。
・そういう兄ちゃんが、リーゼントが崩れるまで踊り狂う。
・オレの彼女、セッツァー全然知らなかったけど、ノリノリで踊ってました。
・オレの彼女は途中で気分が悪くなって、ロビーに出てたよ。

という壮絶なライブらしい。しょぇぇぇぇぇ〜。大丈夫なのか、ボク。途中で倒れたりしないだろうか。今回はオールスタンディングだし、とちょっと心配になってしまいました。


今年の東京公演のオープニングアクトは、現役女子中高生のブラスロックグループ「12ヒトエ」。ちなみに昨年はスカパラだったらしいですね。この12ヒトエというバンド、テレビで軽く見かけたことがあるくらいで、どんな印象だったかもさっぱり覚えてはいませんが、ブラスロックなんていう死にかけのジャンルを、現代に継承してくれる貴重な若者達です。若者パワーがどこまでおっさんパワーに迫れるかも楽しみです。

ちなみに、女子12人のグループって、流行りなんでしょうかね。「女子十二楽坊」なんてのもあるし。

『12ヒトエ12の心掛け』が、ウルトラ5つの誓いみたいでステキです。

●いよいよコンサートへ


さてコンサート当日、お台場のZEPP TOKYOにやってきたわけですが、前評判通りリーゼントの兄ちゃんがとても多い。前も後ろもリーゼント、右も左もリーゼントというくらいでした。ひさしになりそうなくらいのリーゼントには出会えなかったのはちょっと残念ですが、こんなに不良の香りのする空間にひさびさに遭遇し、ちょっとだけドキドキしてしまいました。

オールスタンディングの客席に入ってみると、人がたくさんひしめき合っています。っていうか、とてもじゃないが踊るスペースはなさそうな感じ。朝の通勤ラッシュの電車とまでは言いませんが、結構込んでいる電車に乗っているくらいの空間です。そうか、オールスタンディングってこういうことだったのね、と不思議な納得をしてしまいました。

ほぼ時間通りにコンサートは開演いたしました。まず登場したのは、12ヒトエ。オープニングはなんと、インストゥルメンタルでチェイスの「GET IT ON」。ブラスロックの名曲です。女の子なのに、ずいぶんと硬派な曲をやるなあ、と思って聴いていましたが、ちょっと演奏がカタかったか?なんか緊張しているみたいに感じられます。

2曲目からはヴォーカルの2人の女の子も登場し、「恋のバカンス」「CAN'T HELP FALLING IN LOVE」などを披露してくれましたが、演奏からカタさが取れないのは相変わらず。いや、とっても上手いんですけどね、演奏は。でもなんか、地味というか、華というものが感じられない。学園祭のバンド演奏を聴いている感じでした。せっかく若い女の子がしぶいブラスロックをやる、しかも、大人数というコンセプトならば、もっとつきぬけたものが欲しかったと思います。全員メイド服で演奏するとか、アンナミラーズの制服みたいな服で演奏するとか。・・・これは私のシュミでしたか。とにかく、何か見た目でもお客をあっといわせるような仕掛けが欲しかったと思います。せっかく若い娘の集まりなんだしね。

20分の休憩の後、緞帳が上がってブライアン・セッツァー・オーケストラの登場です。

もちろん私は生ブライアンは初めてです。

うわー、不良のおっちゃんだぁ。
あんた若い頃、散々悪いことやってたでしょう。
なんか去年テレビで見たときより痩せた気がするなぁ。
うーん、渋いなぁ。

というのが、私の第一印象。

さあ、来ました1曲目。

うわ、違う。
熱すぎる。
スゴイ、凄すぎる。

そうです。1発目の音から、観客は見事なタテノリ。そんじょそこらのビートではありません。そこにいるものすべてを引き込む圧倒的なサウンド。オーケストラが発生する、ものすごいエネルギー。ものすごい熱いエネルギー。きっと1兆度くらいあります。ゼットンと同じです。そのくらいアツーい火の玉を、観客に向かって投げかけているのです。すごいぞ、ブライアン・セッツァー。

1曲目が終わると会場から割れんばかりの拍手が。早くも大盛り上がりです。みんな手を大きく上に挙げて、精一杯拍手をしています。ああ、前の人。そんなに手を高くあげないで。ブライアンが見えなくなっちゃうぢゃねえですか。

こんな調子でアツーく始まったステージ。ゴリゴリうなるサックス。ブリブリいってるトロンボーン。バリバリ決まるトランペット。頭の悪そうな擬音が続きますが、いいんです。だってそれがこのバンドの魅力なんですから。そして、アコースティック・ベースのスラップ。とってもカッコイイです。そして、曲のブレイクでは、ベースをくるっとまわすのもお約束。これぞロカビリー。やっぱりそうでなきゃ。今日のステージで、ベースを何回まわすのかと思わず数えたくなってしまうくらい、回しておりました。ドラムも、これでもかというくらいバンドを引っ張っておりました。よく歌うんだ、またこのドラムも。

そして、コーラスの姉ちゃん2人も、とってもセクシーで、バンドに華を添えていました。やっぱり、ロックンローラーには、ボンキュッボンな姉ちゃんがよく似合います。姉ちゃんがノリノリで踊っていると思えば、管楽器の人も吹いていないところでは休むことなくフリをやってたり、ステージを盛り上げることも忘れておりません。根っからのエンターテイナーなんだなあ、この人達は。

そして、ブライアンのギター。このビッグバンドにはハーモニー楽器は彼のギターしかいません。ピアノはいないのです。ピアノが入ると、サウンドが一気にジャズよりになってしまうので、このバンドにはピアノがいないのは大正解。また、ビッグバンドではギターは正直脇役です。コードを渋く刻むのがギターの役割なのですが、このバンドでは、もちろんギターが主役です。ブライアンのギターがバンドの顔なのです。ブライアンがコード1発をかき鳴らせば、そこにはもうブライアンの世界が。13人のホーンセクションに、完全勝利を収めてしまうブライアンのギター。ものすごい存在感。圧倒的なサウンドで聴くものを釘付けにします。

コンサート中盤までは、ビッグバンドとの共演。トランペットやサックスと、ブライアンのギターとのバトルで盛り上げたり、珍しくブライアンのフラメンコギターが聴けたり、トロンボーン・セクションとブライアンのギターでベンチャーズの「PIPELINE」をやったり、いろいろ楽しませてくれました。

後半は、ベースとドラムと、ブライアンのギターのトリオでロカビリーを。ここでは、ストレイ・キャッツ時代の曲も盛り込んで、これぞブライアン・セッツァーだという歌を聴かせてくれました。途中、ブライアンが頭の上でギターを弾いたのに対抗して、アコースティック・ベースを頭の上に持ち上げようとしたのにはちょっとだけビックリしましたけれど。

そして、本編ラスト曲は、トリオで始まって、途中でビッグバンドが絡んでくるという構成。ありがちといえばありがちですが、やはり単純に人が増えて音が厚くなっていくのは、結構感動的です。そして間髪入れずにアンコールへ。大盛り上がりのまま、約2時間のコンサートは幕を閉じました。

やはり、すごかったです。ブライアン・セッツァー・オーケストラは。
そして、ブライアンのパワフルなことといったら、まあ。
あれだけ歌って、あれだけギターを弾きまくったにもかかわらず、ショーの終盤になっても、最後のご挨拶でも、全然疲れた様子が見えませんでした。まあ、まだ42歳ですから当然なのかも知れませんが、パワフルすぎるのは紛れもない事実。きっと日頃から相当鍛えているのか、それともショーをするのが大好きで大好きでたまらないのか。きっと両方なんでしょう。

ものすごく楽しく、ものすごく元気になる、ブライアン・セッツァー・オーケストラ。
ぜひ来年も日本に来て欲しいと思います。

<バンドメンバー>

Brian Setzer...........Guitar&Vocal

Bernie Dresel..........Drums
Johnny Hatton..........Bass
Willie Murillo.........Trumpet
Bob Bennett............Trumpet
Kevin Norton...........Trumpet
Kye Palmer.............Trumpet
Tim Misica.............Saxophone
Eric Morones...........Saxophone
Don Roberts............Saxophone
Vince Trombetta........Saxophone
Jim Youngstrom.........Saxophone
Robbie Hioki...........Trombone
Blair Raker............Trombone 
Jason Thor.............Trombone
Craig Woods............Trombone
Beth Curry.............Vocals
Julie Reiten...........Vocals


<セットリスト>

M01 THIS CAT'S ON A HOT TIN ROOF
M02 THE DIRTY BOOGIE
M03 ROCK-A-BEATIN' BOOGIE
M04 PENNSYLVANIA 6-5000
M05 JUMPIN’EAST OF JAVA
M06 MALAGUENA
M07 DRIVE LIKE LIGHTNING (CRASH LIKE THUNDER)
M08 LET'S LIVE IT UP
M09 PIPELINE (W/ TROMBONES)
M10 STRAY CAT STRUT
M11 SLEEPWALK
M12 BYE BYE LOVE (VIXENS)

M13 BUILT FOR SPEED(TRIO)
M14 FISHNET STOCKINGS
M15 RUNAWAY BOYS (TRIO)
M16 DON'T TRUST A WOMAN (IN A BLACK CADILLAC) (TRIO W/ VIXENS)
M17 WHEN THE BELLS DON’T CHIME (TRIO W/ VIXENS)
M18 SEXY & 17 (TRIO W/ VIXENS)
M19 GENE & EDDIE (TRIO)
M20 ROCK THIS TOWN (TRIO + BIG BAND)

E1-01 JUMP JIVE AN’WAIL
E2-02 RUMBLE IN BRIGHTON

E2-01 GETTIN’IN THE MOOD


そして、ここで仰天情報が。

ブライアン・セッツァーとあの布袋寅泰が、来年新バンドを結成するそうです。
布袋寅泰は来年のソロ活動はお休みして、ブライアンとのバンドに全力投球する模様。来年のオーケストラの活動はどうなるのかは非常に気になるところですが、これはすごいものが聴けそうな予感がします。ちょっと楽しみかも。


★いやー、ひでちゃん、今週も語ったねぇ。すばらいしっ!(←お気楽語よ)

何を隠そう、このスタンディングライブには、わたくし、お氣楽浩子と、そのお友だちも一緒だったのです。スタンディングのライブは私もとっても久しぶり。10代、20代のときは、そんなんばっかり行ってたんですけどね。でも、昔取った杵柄というのでしょうか。ひでちゃんとは逆に「あら、ずいぶん今日のライブはゆったり観られるわねぇ」と、余裕でござりました。もちろん、がっつり踊りまくりましたわよ。そして、最後、ふと気づけば、エリアの最前列にいた私でした。
 
それにしても、ブライアン、あんたはすごいっ! かっこいいっ! 若い頃は細くて鋭くて、そりゃーもーかっこよかったのですが、それとはまた別格の「大人のかっこよさ」を、がっつり身にまとっていてくれて、わたしゃうれしかったよ。それに、3ピースで「ストレイキャッツ風」のナンバーもがっつりやってくれた日にゃ、懐かしくて懐かしくて、思わず笑ってしまいましたよ。一気に頭の中は20年前に逆戻り。走馬灯のように色んなものが見えましてよ。くすっ。
 
私が行くライブは、ことごとく面白いものばかりなんだけど、このライブも心の底からすんごく楽しめました。
 でもね、でもね。ひとつだけ心残りといえば、「イッチロー♪」ってやってくれなかったこと。なんでやらないんだよぅ、ぶらいあーん。一緒に「セセセクシー」って、歌いたかったのにぃ・・・。(ひ)


■今週の間違い大杉

引き続き、弟のひでがお送りするこのコーナー。
前回お気楽76号の素の間違いを、自ら告白しちゃいます。

今回は傑作ぞろいだったお気楽75号に比べれば、レベルが相当落ちていると言わざるを得ません。なんだよ、結局気持ちが入っていないだけじゃん、と思わせるような素の間違いでございました。間違いをするにしても、もっと読者の方々をクスッとさせるようなものにしなくては。まだまだイロモノ精神が足りないぞ、と猛省いたしております、軍曹どの(←なぜ、軍曹? 軍曹は誰?(ひ))。

それでは今週もお楽しみくださいませ。


そういう「品揃え」で生きたいものです、人間も。


素の間違いは「生きたい」。正しくは「行きたい」です。
まあ、「生きたい」でも意味が通らないことはないと思いますが、まえの文章でお店屋さんの例を挙げているのだから、「行きたい」といくのが自然でございましょう。今ふと思いましたが、お店屋さんって相当変な日本語ですよね。白い白線みたいに。


前にも言ったことがあるかもしえませんが


素の間違いは「しえません」。正しくは「しれません」です。
惜しい、非常に惜しかった。ちびーっとだけ舌足らずになってしまいましたわね。幼い子供が言うとかわいらしいような気もしますが、いい大人が言っていると、おまえなに酔ってんの、としかられてしまう気がします。


サラリーマンに悲哀を描いた一大叙事詩に・・・なってないですね。


素の間違いは「サラリーマンに悲哀を」。正しくは「サラリーマンの悲哀を」でございます。
これは単純な助詞の間違いです。こういうのは、まさに気持ちの入っていない誤字です。ボケようもございません。このミッションの失敗を存分に生かし、次のミッションの成功に邁進する決意であります、大佐どの(←あっはっはー。今度は大佐になってる。芸が細かいのぅ)


では今週も謝ってしまいます。
どうも申し訳ございませんでした。

さあ、今回のメルマガ77号もみなさま楽しみいただけたでしょうか。
まあ、このような素の間違いが今回もたくさんあると思いますが、メゲることなくNGワードにご応募くださいね。

心から、お待ちしております

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最後まで読んでいただいてありがとうござります。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませヽ(^o^)丿


 
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