みなさま、いかがお過ごしでしょうか。弟のひででございます。
今回は表のメルマガで語りきれなかった、私の大好きなゲームのシリーズをご紹介します。
■ひで魂のレビュー
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『スーパーロボット大戦』シリーズ
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★スーパーロボット大戦はこんなゲーム
スーパーロボット大戦(スパロボ)シリーズは、シュミレーション・ロールプレイング・ゲームというカテゴリーに分類されます。任天堂の「ファイヤー・エンブレム」シリーズと同様に、1ユニット=1キャラクターという感じで、それぞれに個性があり、これらのユニットを駆使して、1面ずつ(1話ずつ)クリアーしていくことになります。ユニットは、戦闘経験を積ませるとレベルアップして戦闘能力が増加するので、使い込んだユニットにはプレイヤーの愛着がどんどんと湧いていくという、なんとも心憎いシステムとなっています。
プレイヤーが操作するキャラクターは、ガンダムやマジンガーやゲッターロボ。当然敵も機械獣やメカザウルスやモビルスーツ、といった具合に徒党を組んでやってきます。これらのユニットは、ターン制でそれぞれ行動し、基本的には1対1で波状的に戦闘を繰り返します。敵を倒すと経験値と資金を入手出来ますが、HPが0になると撃墜されたことになり、そのステージからはリタイヤということになります。敵を全滅させたらステージクリア。次のマップに進みます。
入手した資金を使って次のマップに行く前のインターミッションでユニットを強化します。武器を改造して攻撃力を上げるもよし、運動性を改造して敵の攻撃に当たらなくするもよし、装甲を改造して撃墜されにくくするもよし、といった具合です。また、一部のボスクラスの敵からは、資金と共に強化パーツを入手することもあります。これらのパーツをユニットにきちんとつけて、次のミッションに有利なように準備しておくことも重要な戦略です。
基本的にはこの繰り返しでミッションを進め、クリアを目指すわけですが、ロボットが結集するという「東映マンガ祭り」的な要素を含んでいるこのシリーズですから、きちんとそれなりの演出も以下のように用意されています。
1.キャラクター(ロボットのパイロット)には、精神コマンドが設定されています。これは、RPGにおける魔法のようなもので、使用すればそれだけ有利に行動できます。例えば、
・「熱血」=次の戦闘での攻撃力を2倍にする
・「ひらめき」=次の戦闘で相手の攻撃を100%回避できる
・「信頼」=指定した味方ユニットのHPを回復する
といった具合です。この精神コマンドの存在が、ヒーロー的演出を盛り上げるのに重要な役割を果たしています。キャラクターのレベルが上がれば当然使用できる量も増え、また、新たな精神コマンドも覚えるので、効率よく経験値を稼ぐことが重要になってきます。
2.戦闘シーンでそのアニメ作品のテーマソングがBGMとして流れます。たいていはOPソングなのですが、これがものすごく気分を盛り上げます。それに合わせて、原作の名セリフをしゃべりながら戦うわけですから、もうヴォルテージは上がりっぱなしという感じです。
3.キャラクターによっては、原作で自分が登場していた以外のユニットに乗り変えることが出来ます。これは、マジンガー系ならマジンガー、ガンダム系ならモビルスーツといった具合に制限されてはいますが、
・グレートマジンガーに乗った兜甲児
・Zガンダムに乗ったアムロ
などを出撃させることができ、自分だけの部隊を編成するという演出に一役買っています。
4.さまざまなアニメがごちゃ混ぜになっているにもかかわらず、その根底には筋の通ったストーリーが流れています。多少の無理があることは否定できませんが、あのストーリーとこのストーリーをこうつなげてきたか、とうならされることも結構あります。また、フラグを成立させれば、原作アニメで悲劇の死を遂げたライバルキャラクターを仲間にすることができます。ゲームならではのifを楽しむことができるわけです。製作者の原作アニメに対する深い愛情を垣間見ることができます。
5.ミッションとミッションの間には、キャラクターの会話デモでストーリーが進行します。ここでも、「東映マンガ祭り」的な夢の共演を見ることができます。例えば、
・兜甲児と口げんかする惣流=アスカ=ラングレー
・ロランとガンダムについて話し合うアムロ
などのシチュエーションを見ることができ、プレーヤーのモチベーションが高まります。
★スパロボの基本的な攻略法
なんだか、楽しそうだけど難しそうかもなんて思ってしまった方もいらっしゃるかもしれません。確かにシュミレーション・ゲームはユニットの配置や戦略が重要になってきますから、初心者の方には敷居がちょっと高いのは事実でございます。しかし、このスパロボは所詮はキャラクターの活躍を楽しむ、いわゆるキャラゲーでございます。自分が気に入ったユニットを徹底的に資金をかけて強化して、その八面六臂の活躍をニヤニヤしながら楽しむ、といった遊び方が基本です。
そうは言っても、シリーズ共通の有利な攻略法は存在しますので、ちょっとご紹介しましょう。
1.改造は1ユニット集中で
ガンダム系のモビルスーツなどに代表される、HPは低いが運動性が高く、敵の攻撃をとにかく避けまくるロボットはリアルロボット系、マジンガーやコン・バトラーVなどの、敵の攻撃は避けられないがHPと装甲が高く、多少の攻撃はものともせず、なおかつ攻撃力が高めのロボットはスーパーロボット系とこのシリーズでは分類されています。基本的には、リアル系はザコ担当、スーパー系はボス担当とするのがいいようです。
リアル系の場合は、とにかく運動性、次に武器を改造し、スーパー系の場合はHP、装甲、武器を改造するようにします。武器がENを消費するものが多い場合は、もちろんENも改造します。そうは言っても、ゲームで入手出来る資金には限りがあるので、資金が乏しい序盤は特に1機を集中的に改造するのがコツです。そうして改造を施したユニットを、リアル系の場合は精神コマンド「集中」を、スーパー系の場合は「必中」「鉄壁」をかけて、敵陣のど真ん中に放り込みます。他の改造を施していないユニットが狙われると困ることになるので、あくまでも1機だけ、というのがポイントです。そうすると、敵ターンの時の反撃で、面白いように敵のHPを削ってくれます。そして、ほんのちょこっとだけHPが残った敵に、無改造ユニットでとどめを刺していくわけです。削り役の弾やENが尽きたら補給ユニットで弾薬を補給し、HPが減っていたら修理ユニットでHPを回復して、次の
敵の密集地に向かわせます。
ただ、これはやりすぎると削り役のパイロットには全然経験値が入らないことになりますし、反対にあまりに強力すぎてもそのパイロットだけに経験値が集中してしまうことになりますから、そこらへんの見極めが大切です。
もちろん、ザコをいくら倒しても、ボスに撤退されたら資金はたまらないので、トドメ役の武器改造もきちんとしましょう。
2.自軍を最強にしたい
そんな1ユニットだけなんていやだ。ヒーローなんだから、常に最強にしなきゃ。という方にお勧めなのが、「全滅プレイ」と呼ばれるもの。これは、ステージのあらかたの敵を倒したら、わざと全ユニットを戦艦に収容して、残った敵に撃墜してもらって、敗北してしまうというもの。こうすると、もちろん次のステージには進めないのですが、そこまでで稼いだ経験値、資金はちゃんと引き継いでいるといった仕様を利用した、シリーズ共通の裏ワザです。こうすれば、無限に資金を稼ぐことが出来るので、ユニットも改造し放題というわけです。もちろん、やりすぎるとゲームバランスを著しく壊すし、また、ものすごく時間もかかります。時間があるかたは、どうぞ。って感じでしょうね。
でも、繰り返しますが、このゲームはプレーヤーの愛がものをいいます。お気に入りのユニットがあれば、それを強化して、戦闘させるのが一番楽しいのだと思います。ボスボロットやザクを最強まで改造して、使ったっていいのです。何をどう改造してどう攻略するかは、すべてプレーヤーの愛に委ねられているのです。
★スーパーロボット大戦シリーズ紹介
スーパーロボット大戦シリーズは、これだけの作品が存在します。
・スーパーロボット大戦 ゲームボーイ
・第2次スーパーロボット大戦 ファミコン
・第3次スーパーロボット大戦 スーパーファミコン
・スーパーロボット大戦EX スーパーファミコン
・第4次スーパーロボット大戦 スーパーファミコン
・第2次スーパーロボット大戦G ゲームボーイ
・第4次スーパーロボット大戦S プレイステーション
・新スーパーロボット大戦 プレイステーション
・スーパーロボット大戦F セガサターン
・スーパーロボット大戦F 完結編 セガサターン
・スーパーロボット大戦COMPACT ワンダースワン
・スーパーロボット大戦コンプリートボックス プレイステーション
・スーパーロボット大戦リンクバトラー ゲームボーイカラー
・スーパーロボット大戦64 ニンテンドー64
・スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇 ワンダースワン
・スーパーロボット大戦α プレイステーション
・スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇 ワンダースワン
・スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇 ワンダースワン
・スーパーロボット大戦α外伝 プレイステーション
・スーパーロボット大戦α for Dreamcast ドリームキャスト
・スーパーロボット大戦A ゲームボーイアドバンス
・スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor ワンダースワンカラー
・スーパーロボット大戦IMPACT プレイステーション2
・スーパーロボット大戦R ゲームボーイアドバンス
・スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION ゲームボーイアドバンス
・第2次スーパーロボット大戦α プレイステーション2
・スーパーロボット大戦COMPACT3 ワンダースワンカラー
・スーパーロボット大戦D ゲームボーイアドバンス
・スーパーロボット大戦 Scramble Commander プレイステーション2
さすがにもうハードが絶版になっているものもあるので、すべてをプレイするのは不可能だとは思います。わたくしも、当然すべてプレイしているわけではありません。でも、『第4次スーパーロボット大戦S』以降はほとんどプレイしましたけどね。
初めての方にお勧めは、『スーパーロボット大戦α』です。ガンダム、マクロス、エヴァなどのメジャーどころが参戦しているのと、どの作品もストーリーの最初から展開しているので、「スパロボ」ってこんな感じなのかって雰囲気がよくつかめること間違いなし。ストーリーの分岐も多いので、一本で半年くらいは楽しめることでしょう。同じ理由で、『スーパーロボット大戦A』もお勧めです。こちらは携帯機らしい控えめなボリュームながら、援護攻撃、合体攻撃、クリア後の特典など、現在のスパロボのスタンダードになったシステムがすべて詰まっている作品。そんなに難度も高くございません。
歯ごたえがある作品をお望みの方は、『スーパーロボット大戦α外伝』『スーパーロボット大戦IMPACT』『スーパーロボット大戦D』あたりがよいでしょう。『α外伝』は、とにかく敵の思考がいやらしく、苦労しました。『IMPACT』は100話を超えるボリュームと、敵が固く、味方の攻撃力が低いというバランスで、非常に苦労した思い出があります。どんなザコでも絶対に一撃で倒れないのには参りました。参戦作品はマニアックで好きなんですけどね。『D』もボリュームは少ないながらも、苦労する作品でした。
そして、3月には待望の新作『スーパーロボット大戦MX』が発売されます。『第2次α』もグラフィックは相当スゴイところまできていましたが、店頭デモで確認した限り、『MX』はそれ以上に進化しているようです。今から楽しみで楽しみでしょうがありませんなあ。
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■今週の間違い大杉
ひでがお送りする、前回お気楽87号の素の間違いを自ら告白し、白日の元にさらけ出してしまうのがこのコーナーでございます。
今週はなんだかいっぱいありますねえ。前回は87号。すなわち「はな号」でしたから、間違い大杉の花も見事に開いてしまったようです。しかも、超満開って感じです。
それでは、今週も、お気楽の間抜けっぷりをお楽しみくださいませ。
>そんな具合が悪いときには、テンションが上がりまくる音楽をいうことで、
素の間違いは「音楽をいうことで」。正しくは「音楽をということで」でございます。
単純な「と」抜けの間違いでした。
>当然のアルバムに収録されているたくさんの曲も、
素の間違いは「当然のアルバム」。正しくは「当然このアルバム」でございます。
「と」の次は「こ」抜けですね。
>なんの話からたったか忘れてしまったのですが、
素の間違いは「たったか」。正しくは「だったか」でございます。
こちらをNGワードとしてご応募された方が多く、見事なトラップになっていたようです。いいお話を聞いた後の心の高ぶり具合が、「たったか」という響きに絶妙にマッチ。素晴らしい素の間違いでございました。
>『しなくちゃならないこと』は全部『自分がやりたいこと』だって思うようしたんです
素の間違いは「思うようしたんです」。正しくは「思うようにしたんです」でございます。
今度は「に」抜けですね。いつまでたってもこういう間違いがなくなりません。
>「くっちゃ」を「たい」に変てみよー
素の間違いは「変てみよー」。正しくは「変えてみよー」でございます。
気持ちは非常によく分かります。でも、「へんてみよー」だととっても変な感じがしますね。漢字を覚えたての小学生がするような、素の間違いをかましております。
>あるいはIやIIといったアラビア数字を使っている人を、よく見かけますが、厳密に言うと、マナー違反なんです。
素の間違いは「アラビア数字」。正しくは「ローマ数字」でございます。
アラビア数字は「0・1・2・3……」という普通の数字。ここで言おうとしている「I・II・III……」という数字はローマ数字と言います。さすが数字に弱いティー・キューブ。まさか数字の種類まで知らなかったとは、読者の方々も予想がつかなかったことでしょう。こういう根本的な間違いをしてしまうと、ものすごく恥ずかしいですな。
>S……しっかり指して
素の間違いは「指して」。正しくは「挿して」でございます。
わたくしの一句の中からの素の間違いでございます。そして、これは先週このコーナーでも同じ間違いをしたものでございます。こういう成長してないじゃんということが分かってしまう素の間違いも、ものすごく恥ずかしいですな。
>押入れごぞごそしてみたら、まだ油絵の道具も一式あったんですよ。
素の間違いは「ごぞごそ」。正しくは「ごそごそ」でございます。
どっかで聞いた素の間違いだったと思ったら、実はこれは過去のNGワードじゃないですか。昔のネタをこうして素の間違いとして採り上げる日がくるとは、夢にも思いませんでした。
今週は以上でございます。
それでは、今週も謝ってしまいます。
どうも申し訳ございませんでした。
みなさま、お気楽88号もお楽しみいただけたでしょうか。
今週もこのような素の間違いがいたるところの転がっているとは思いますが、こんなものなんかに負けないで、NGワードをバリバリと探してくださいませ。
ということで今週も、あなたのNGワードへのご応募、心からお待ち申し上げておりますね。
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今回も最後まで読んでいただいてありがとうござります。
今週もステキな1週間をお過ごしくださいませ。 |