中学3年の元旦参り
合格祈願もせず「恋愛成就」を祈願。
正月も3日、
以前から好きだった「s」に電話で告白することに・・
(家族が出たら切る。たのむ最初に電話に出てくれー)
「はい、sです。」
(やった、sだぁ!)
後は、ひたすら
緑川蘭子(加賀のお蘭)の繰り出す 強烈サーブのように?(分かる人には分かる)
思いのたけを「s」のハートに ”これでもかぁ”と打ち込む!
最後は、球切れ(ネタ切れ)で
愛羅武勇〜 そこんとこ、夜露死苦!てな感じで 電話を切った。(実にダサい)
休み明け、
「おはようono珍!」と、何事もなかったよーな「s」の態度??に 困惑。(ふられたかぁ)
そして、その年の 2/14
何故か?「s」から、チョコを受け取る!! (おぉー!!)
(この「昇天」的 出来事が、次の瞬間「笑点」?に変わるのであった。)
「これ、”おかあさん” から」
「よく分からないけど 私が留守の時 電話で意気投合したんだって?」
・・絶句。
(な、なんと! 母親に愛を打ち明けていたとは・・)
若づくりの「声」に たぶらかされたとは言え、当時は本気で切腹を考えた。
卒業式、
何やら熱視線を感じ 後ろを振り向くと「sママ」が俺に手を振っている。(赤面)&(脳に焼きつく)
あれから30数年、
卒業以来 初めて中学の同窓会に参加した。
「ひさしぶりono珍!」の 忘れもしない「声」に反応し 振り向くと
何やら、手を振る熟女が?・・よーく見ると
そこには、卒業式の「sママ」が立っていた!・・(フラッシュバック!)
「あたし、「s」だけど覚えてる?」(・・そ、そっくり過ぎるだろ!)
BGM
私がオバさんになっても / 森高千里
いつまでも変わらぬ愛を / 織田哲郎
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり / 信長 |