メールマガジンバックナンバー
┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛
■お気楽・ひろこの
『やっぱり日本一お気楽パソコン講座』
~ 新しい日本語入力「バイドゥタイプ」を試してみた の巻 ~
はい、みなさまごきげんよう。今日も元気にお気楽講座の時間がやって参
りました。1週間のご無沙汰ですな。みんな、元気だった~?!
げんきぃ~\(^o^)/ はい、そいつはなにより♪
さてさて、今日は新しい日本語入力システム「バイドゥタイプ」にスポッ
トを当ててみたいと思います。
バイドゥタイプっていうのは、中国のネット検索企業のバイドゥ(百度)
さんが開発した日本語入力システム(IME)のこと。こちらから手にれる
ことができます。
★バイドゥタイプ
http://ime.baidu.jp/type/
IMEといえば、マイクロソフトの「MS-IME」が有名ですが、無償でガンガ
ンユーザー数を伸ばしているGoogle日本語入力ソフトに刺激されたのか、
MS-IME2010から無償提供に乗り出したのも、記憶に新しいですよねー。
もちろんこのバイドゥタイプも無料で使えます。もう今や、日本語入力
システムはタダで使う時代になっちゃったのかもしれませんな。
となると、ATOKのジャストシステムさんの今後の出方に注目したいところ
ではありますが
。
で。バイドゥタイプです。タダで使えるのであれば、いろいろと試してみ
たくなるのが人情というもの。合わなかったら削除しちゃえばいいだけで
すからね。
でも、開発者側も、そんな私たちの気持ちをよくわかっているようで、
それぞれ「個性」を出してきています。日本語入力システムは「タダで
使う時代」に加え、「場面によって使い分ける」時代になっているのかも
しれません。
時代は進むのう
(遠い目)
では、バイドゥタイプのお手並み拝見と参りましょう。
ダウンロードしてインストール。出だしにエラーがでちゃって、ちょっと
ビックらこいたけど、パソコンを再起動したら、無事何事も無かったかの
ように、ちゃんと使えるようになりました。
他の日本語入力システムと大きく違うところは、ダイレクトに文字が入力
されるわけではなく、専用のウインドウが出てきて、その中で変換まで
やってのけるところ。
これはしょっぱなちょっと驚きました。「へっ? なに? これは?」と
いう感じ。パソコン用のIMEとしては、生まれて初めての使い心地なので
最初は戸惑いましたが、すぐに慣れました。人間、どんな環境でも、なじ
もうと思えば、馴染めるものですなぁ。
それでは、バイドゥタイプの強みをご紹介いたしましょう。
●芸能関係に強い
芸能人の名前、番組や映画のタイトルなどにめっぽう強いということが
サイトには書いてありました。
なるほど、「市川海老蔵」や「丹古母鬼馬二」など、難しい名前も一発
変換!「丹古母鬼馬二」がすんなりでるあたりは、そうとうブラーだと
思います。
さらに「はねるのトびら」とうつと、ちゃんと「ト」の字だけカタカタ
になるし、「のだめカンタービレ」「ベルサイユのばら」など、ひらが
なとカタカナの使い分けもバッチリ。
でも、今年から始まった「江(ごう)」には対応できてないらしく、
「ごう」と打っても「江」は候補にすら出てこないという、残念な結果
もござりました。
●顔文字に強い
私は今、Googleの日本語入力を使っているのですが、顔文字がすんなり
と変換できないのが、ちょっとだけ不満でした。対して使うわけではな
いのですが、「ばんざい\(^o^)/」とか「がーんΣ(゚д゚lll)ガーン」
などくらいは、すぐに使いたいと、常々思っていたのでした。
なので、良く使う顔文字は、辞書に登録してその場をしのいでいたの
ですが、このバイドゥタイプは、顔文字もダイレクに変換できるので
すな。「にこ」と打てば(#^.^#)(*´∀`*)(^0_0^)(n‘∀‘)ηなど、
いっぱい変換候補に出てきます。これは楽しいかも。
もちろん「がーん」も( ̄▽ ̄;)!!Σ(゚Д゚|||)Σ(|||▽||| )など
いろいろ。あははは。
でも「ばんざい」が\(^^@)/ひとつだけなのが、ちょっと、いえ、
かなりがっかりでした。顔文字にも得意不得意があるみたいですな。
●予測変換をどんどん学習
バイドゥタイプは携帯電話ではおなじみの「予測変換」が得意。最初は
ちゃんと最後まで打たないとダメなんですけど、だんだんと賢くなって
くるので、最初の文字を打つだけで、どんどん候補に出てくるようにな
ります。これも、最初は戸惑うと思いますが、だんだん楽しくなってき
ますよ。
ただし、間違って変換したものも、そのまま覚えてしまうんので、メン
テナンスは必要になると思います。
とまぁ、使ってみた感触としては、「プライベートのときに使うと、なか
なか楽しいんではないかいなー♪」でした。日本語らしい言い回しが、ま
だまだなところがあるので、仕事で使うとイラっとくることもなきにしも
あらずかなぁ~という気もしますが、遊びならOKですからね。
たとえば、「なじもうとおもえば」とうつと「な自毛と思えば」と変換し
てくれちゃいます。GoogleもMS-IMEも「馴染もうと思えば」って、すっと
一発で変換できるのにね。
ちなみに、ATOKのCMで有名になった「入れたてのお茶」はOKでした。その
あたりのリサーチはちゃんとしているらしい(笑)
てなことで、使っているうちに、こういう弱点がちょこちょこ見えてくる
ように思いますので、あとは「気長に学習させていく」という、お付きあ
いの仕方をしていくと良いでしょう。
日本語入力システムは、ソフトごとに記憶させることができるので、たと
えば「ワードやエクセルはMS-IME」「メールはバイドゥダイブ」というよ
うに、使い分けるのもいい方法だと思います。
ソフトを切り替えたときに、日本語入力システムを切り替えると、次から
自動的にその設定が引き継がれますので、設定は一回やっておけばOk。
いろいろ試して、自分がラクチンなものを見つけていってくださいね。
てなことで、本日の講座はコレにておしまいでーす。
また来週まで、ごきげんよ~\(^o^)/
┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛ε=ε=┏( ・_・)┛ε=┏( ・_・)┛