メールマガジンバックナンバー
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■今日のひとこと ~ 浩子のお告げ ~
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これぞホントの手前味噌
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~~~<お言葉の解釈>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
生まれて初めて「お味噌」を作りました。まったく同じ材料、同じ道具、
同じ場所、同じ温度で作ったとしても、作る人によって、味噌はまったく
味が違うんだそうです。そして、自分の作ったものは、ものすごく美味し
いと感じるんだとか。これぞホントの手前味噌。
均一化されつつある現代社会ですが、だからこそ、自分が作ったものを
素直に美味しいと思える気持ち。そして、自分の作ったものを大切に慈
しみ、愛しく思うこの気持。大事にしたいですね。
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みなさまぁ~、ご機嫌様でござりますぅ~\(^O^)/\(^O^)/\(^O^)/
最近、インフルエンザが流行っているらしく、アッチコッチで発熱したと
いう“事件”を耳にします。幸いなことに、お気楽一家は今のところみん
な元気です。お気楽ビームはインフルエンザをも駆逐する
といったとこ
ろでしょうか。これが証明できれば、かなりスゴイことになるかもねー。
と、でっかいことを言ってみましたが、皆さま、風邪など引かぬよう、
十二分にお気をつけくださいね。
あ、さてー。話はガラっと変わるのですが、先日、私、とても貴重な体験
を致しました。なんと!なななんと!!!「お味噌」をこの手で作ってし
まったのでござります!! これがホントの「手前味噌」(^o^)v
その日はよーこちゃんと、日本酒仲間のご夫妻と一緒に味噌作りに参加し
たのですが、いやぁ~、楽しかった。なんだか童心に戻ったような感じで
した。
って、子供の頃、味噌を作ったことなどもちろんございませんし、まさか
自分が味噌を作るようになろうとは、思ってもみませんでしたけれど。
味噌作り体験をさせてくれたのは、豆種菌(まめたんきん)というお店。
教えてくださるのは、「発酵王子」こと、伏木暢顕大先生でござります。
私は甘酒教室に続いて、2回目の参加なのですが、この方のお話は本当に
面白い!そしてタメになる!少し「黒い」ところがまた、タマラナイ!と
私たち日本酒仲間のハートを見事にがっつり掴んでくれました。
味噌作りって、意外とシンプルなんですね。まずは、ゆでた大豆を手で
潰すところから始まるのですが、これがなかなかに気持ち良い。あんな
に大量の(といっても、袋一杯ですが)豆を潰したのは、生まれてはじ
めての経験でした。「潰す」って、こんなにも楽しかったのね。
ひと通り潰し終わったら、続いて「米麹」とまぜて、こねこね、ネリネリ
いたします。もんじゃのように、土手を作り、その中に麹をざぁ~っと
入れて、少しずつ混ぜていくのですが、これがまた楽しいっ!!
その様子はさながら粘土遊びか、陶芸教室か、はたまたパンづくりか、と
いう感じです。私、粘土こねるのも、陶芸の手びねりも大好きなんですけ
ど、味噌作りもかなり性に合っているようで、混ぜれば混ぜるほど、どん
どん集中していくのが自分でもよくわかります。
なんて言うんでしょうか。これってひとつの瞑想状態とでも言うのでしょ
うか。ただひたすらに豆と麹を混ぜる。こねる。混ぜる───。そして
いつしか「無」の境地へ
。これぞ「味噌瞑想法」! 美味しくって栄養
があって、さらにストレス解消にもなるなんて、味噌ってスゴイなぁ~。
これからは「お味噌様」と呼ぶようしようかしら
。
なんてことを考えたりしながら、結構長時間まぜまぜいたします。ずっと
立ちっぱなしですし、普段腕を使わない人、運動不足の人は、筋肉痛にな
るそうです。お陰様で私はまったくもって大丈夫でしたので、そんなに
カラダもなまっちゃいないんだわと、「ふふん♪」と自慢げになったりも
致しました。
さぁ、キレイにまぜまぜできたら、お次は「みそ玉」なるものを作りま
す。まぁ~るくキレイに、空気を抜きながら丸めていくのですが、この
作業もかなり楽しい。集中しつつもリラックスして、おしゃべりも楽しみ
ながら
と、なかなか面白い境地に至ります。
そして、丸め終わったら、いよいよ樽に入れていきます。この時重要なの
が「いかに空気を入れずに平らにできるか」ということ。神経を使う作業
でもありますが、自分の中の美的センスとの戦いでもありました。
スナップが効く人は、「バッシーン!!」と、みそ玉を樽の底にぶつける
ように入れると、いい具合に空気が抜けるというのですが、私はそういう
センスがまるで内容で、「ボッ」というまの抜けた音しか致しません。
なので、おとなしく並べて、せっせと平らにする方法で、やらせて頂きま
した。でも、「バッシーン!!」はしなくても、十分ストレス解消になっ
たと思います。
キレイに平らにできたなら、先生の厳しいチェックが入ります。これを
無事クリアすると、焼酎で消毒し、さらに表面をキレイにならし、サラン
ラップでフタをしすれば完成!です。
このあと人間のすることは、ひとつもござりません。私達にできることは
ただ、ひたすらに「待つ」ことだけ。もう一つ加えるとすれば、美味しい
お味噌になってよと、祈ることくらいで、あとは麹さんのお仕事になりま
す。
私は「赤味噌」を作ったので、味噌として育つまでには、最低でも半年は
かかるそう。夏を越し、秋になった頃に、自作の味噌と対面することにな
るわけですが、不思議なことに、同じ材料、同じ時間、同じ場所で作った
としても、作る人によってまったく違った味になるそうです。
それはお家の菌だったり、自分に付いている菌が違うからなんですが、
作る人の手によって違う味を醸しだすなんて、かなりロマンチックだと話
だと思いませんか? まさに「作り“手”」の違いこそ、味を決めるんで
すな。
で、先生の話によると、「明らかに失敗してるよなぁ~」って思える味噌
であっても、作った本人にとっては「おいしぃ~\(^o^)/」と、大絶賛
できる味になるんだそうです。なんたって自分の菌が入った味噌ですから
ね。ある意味自分の分身だと言っても過言ではないはず。美味しくない
はずがないでしょう。これぞ「ザ・個性」なのだと思います。
マニュアルだらけで、誰が作っても均一の同じ味が良かれとされている
現代社会ではありますが、そんな一面も認めつつ、その対局にある「作り
手による違い」も、たっぷりと楽しんでいきたい。そんな風に思います。
誰が作っても、自分にとっては大正解なんですから!!
さぁて、生まれて初めて作った味噌は、果たしてどんな味になるか?
上手に想像ができませんが、とにかく楽しみで仕方ありません。お気楽な
味になってくれるといいなぁ~。って、お気楽な味って、どんな味だ??
てなことで、今年の秋以降に「手前味噌報告」をさせていただきたいと思
います。同じ日に作った4つのお味噌の味くらべもすると思いますので、
なかなかに楽しい味噌体験ができるはず。覚えていてくださる方は、どう
ぞお楽しみに♪
はーい、てなことで、それではそろそろ参りましょうか!
ドレミファ みそ味噌
ドミソ味噌
自分で作れば手前味噌
あなたが作れば御前味噌
ドレミファ みそ味噌
ドミソ味噌 おーっ!
さぁ~、今日もお気楽ビーム、最高感度で連射~!!
♪ オキラクラクラ GO GO GO!!!♪
クラ クラ
ε=┏( @_@)┛ε=ε=┗( @_@)┓ε= みそっ♪
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