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メールマガジンバックナンバー


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  ■本日のメルマガのBGM  ~ 今日はこれを聞きながら書いてます ~

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   決定版!
     最新ムード・テナー
               沢中 健三

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 はい、みなさま、ご機嫌よう。本日のBGM担当は、おき楽☆浩子でござり
 ます。お盆休みも終わり、今日から社会復帰の方も多いと思いますが、
 夏のお疲れなど、出てはいませんか?
 
 今年はまだ私には、夏休みが来ていないので、あちぃあちぃと言いつつも
 パソコンの前に座って、せっせとお仕事しているわけでござりますが、
 ちょっとした気分転換にと、土曜日の昼間に、とあるライブに行って
 参りました。もちろん徒歩で。この辺りは、浅草界隈に住んでいる最大の
 メリットでござりますね。
 
 どんなライブに行ったのかというと、タイトルは「サワケン 午後の浅草
 ムード・テナー その5」。サワケンという方は、どこのどなた様なのか、
 ちーとも知らなかったのですが、サイトを見ていていきなりピン♪と来て
 しまったわけですよ。ラッキーなことに、ご一緒してくれる友達(浅草
 在住)もいたので、ライブの前日にチケットを予約し、真っ白な状態で
 ライブに望んだのでござります。
 
 開場はちゃぶ台が並ぶ、畳敷きのホール。奥はベンチシートになっている
 のですが、手前は小上がりになっていて、ちゃぶ台が8台くらい並んでいる
 という、いかにも浅草って感じの場所でござります。
 
 そこに颯爽と現れしサワケンは、スーツ姿にサングラス、ボルサリーノを
 かぶったちょっとしたギャング風味。そして、ちょっと凝ったデザインの
 テナーサックスを首からぶら下げておりました。おお、魅惑のサックス奏
 者!
 
 そして、オープニングの曲は、いきなりの「浪花節だよ人生は」でござり
 ました。お口でポンポンと鼓を打つところまで、やってくれています。
 
 真っ昼間の演歌って、まったくもって慣れていないので、わー、どーし
 よーーと思っていたのですが、サックスの音が聴こえた瞬間、
 
 「う、上手いっ!」
 
 いきなり虜でござります。いやぁ~、いいもんですね。テナーサックスの
 音は。しっとりしていて、まさに大人な感じです。でも、アルトサックス
 はよく聴くけれど、なかなかテナーを吹く人っていないですよね。なので
 なんだかとっても心地よかったのでござります。
 
 その後「きよしのズンドコ節」や「箱根八里の半次郎」、「柔」「孫」
 (漢字一文字つながりですって)、「命くれない」「夢芝居」などを
 どんどん奏でてくれます。「川の流れのように」に至っては、会場の
 みなさんと一体となって、サックスに合わせてさびを大合唱! 
 
 なんといっても、会場のほとんどが、オーバー60、もしくは70だと思わ
 れるご婦人と紳士諸君。ガチで昭和歌謡、というか、魅惑のテナーサック
 ス・ジェネレーションの方々。私たちなど若い方で、30代だと思われる
 3人組が、たぶん最年少なのでしょう。
 
 こんな町内会の「寄り合い」みたいなライブは、初めての経験でござり
 ましたが、それはそれでとっても楽しゅうござりました。
 
 で。当のサワケンでござりましたが、まっくもって今回が「初めまし
 て」でござりましたが、この腕前からして、相当のキャリアをお持ち
 なんだろうなぁ、何してきた人なんだろうなぁと、興味津々でおりま
 したところ、MCの中で「昔からバンドをやっている」とのこと。
 
 わー、バンドも見たいねぇ。どんなバンドなんだろうねぇと、お友達と
 話していたちょうどそのとき、
 
 「メンズファイブってバンドなんですけどね」
 
 えっ?!Σ(@ω@;) なんですと?! めんずふぁいぶですと?! 
 
 いやぁ~、驚きました。友達なんて、目ん玉飛び出そうになっておりま
 した。メンズファイブといえば、「へぇコキマしたね、あなたぁ~♪」
 と、とんでもない歌詞を華麗なるハモりで聴かせてくれた、伝説のバンド
 ではござりませぬか! 若い頃聴いて、なんど笑わせていただいたこと
 か!! かれころ20年くらい前になるのでしょうか。今もなお、やって
 いたんですねぇ…。
 
 その長いバンド人生を思うと、ちょっとじーんとくる物があったりなかっ
 たりでござりますが、まさかメンズファイブの方だったとは! しかも
 ボーカルですよ。ボーカル。
 
 まったくもって、つながると思っても見なかったものが、見事につなが
 った瞬間でござりました。本当に人生って面白いもの。何が起こるか、
 とんとわかりませんね。
 
 私の「ピン!」ときた野生のカン、つか、アンテナの感度も、なかなか
 のもんじゃない♪と、ちょっと「ふふん♪」となった瞬間でござりまし
 た。
 
 てなことで、俄然サックスを聞く耳もウキウキとなり、今まで以上に
 楽しいライブになったというわけでござります。あんまり楽しかった
 ので、CD買って、サインしてもらって、握手してもらって、おまけに
 一緒に写真まで撮ってもらっちゃいました (^o^)v 
 
 そんな話を母にしたら、俄然ノリノリになり「わー、私そういうの、
 行きたい!」と、行く気満々。お盆で母の実家に行く道中で、その
 CDをかけていたそうですが(私だけ行けなかったの…しょぼぼーん)
 車中でもノリノリだったそうです。
 
 オーバー70…というか、むしろ「アラエイ」な乙女のハートをわしづか
 みできるって、サワケン、さすがでござりますな!
 
 てなことで、次回は母を連れて、午後の浅草、魅惑のテナーサックスに
 酔いしれてみようかと思っています。
 
 でもさ、演歌ってある意味日本のソールミュージックだから、テナーサッ
 クスが妙にしっくりくるのよね。さすが、「平成のサム・テイラーと呼ん
 で!』と言うだけのことはありますな。
 
 最近の大ヒット、注目株でござります。昭和歌謡がお好きの方、テナー
 サックスの調べがお好きな方はぜひ♪ 浩子、自信を持って、おすすめ
 しちゃいます。


  ★お気楽一家にオススメしたい曲、アルバム、アーティストがござりま
   したら、是非、是非教えてくださりませ!

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