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　週刊
　★高橋浩子の日本一“お気楽”なメールマガジン★
　　　　　～ 第854号(Vol.854号) ～
　　　　　 2019 年 01月 10 日 号

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　　　　　新春サザエさん事件

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ごきげんよう。高橋浩子です。

2019年が明けて早く10日目。お正月氣分は抜けましたか？
珍しくアクティブな年末年始を過ごした私たちですが、
やっぱり根がへなちょこだと、揺り戻しが大きいんです
かね。週末は一転して「おうちの子」になりさがり、
家から一歩も出ないまま、仕事始めの7日を迎えました。

お外もいいけど、おうちもいいねぇ～。
このなんともぬる～い感じがたまらんのですわ。

そんなぬるぬるモード・・・って、「ぬる」を重ねると
なんだか違う意味になっちゃうわね、もとい。ぬるま湯
モードに浸かっていたからでしょうか。8日の朝、打ち
合わせに向かう際に、私ったら、やらかしてしまったの
でございます。

なにを？
愉快なサザエさんを。

それは2019年。新年最初の打ち合わせでございました。
最初ですから、遅刻なんてとんでもない。もちろん余裕
のよっちゃんで到着するように、おうちを出ました。

しっかりグーグル先生と乗換案内先生のダブルチェック
もして、「よし、それより1本前に乗れる♪」と、最寄り
駅に着いたときには、かなりのドヤ顔をしていたはずで
ござります。

何かあったら困るので、私はいつも電車に乗る前はお水
を買うのが習慣になっているので、その日も迷うことな
くその通りにし、来た電車に乗りました。

そして違う電車に乗り換えようと、乗換専用改札を出よ
うとしたその瞬間！

ピンポーン。残高不足でゲートを通ることができません
でした。

その時は「なんで？」「まさか」という感じで、状況が
いまいち掴めないまま、あらあら失礼・・・（おほほ）
と、若干笑って誤魔化しながら、そそくさと発券機機の
所に行きました。

そして、チャージしようとバッグの中をのぞいた瞬間、
さーっと血の気が引く音が聞こえました。本当に
「さーっ」って。

　　ない。お財布がない
　　お財布忘れた・・・

そうなんです。見事なほどに、お財布を忘れてしまった
のです！　あー、新年早々、やっちまったーーーっ。

さーてどうする？　どうするの？浩子！
考えているうちに、この状況になるまでにいくつもの
「魔の刻」があったことに思い至ります。

1）その日に限って乗る時に残高チェックしなかった

いつもなら乗る時に残高を確認して、足りなかったら
精算機で早めにチャージまでする用心深さまで持って
いるというのに・・・。

2）水を買った時にも完全スルーしていた

残高を見る第二のチャンスだったはずの、自動販売機で
お水を買ったときも、ちーっとも残高を見てないんです。

3）その日、新しいカバンをおろしたばかりだった

いつも使っているバックなら、持った感じでお財布が入っ
ている入ってないがわかったと思うんですが、その日は
新年から使おうと思っていたおニューのバック。なにし
ろ初めて使うので、お財布のあるなしなど氣づけるはず
もなく・・・。

4）出かける直前に、違うポーチをカバンに入れていた

「お財布入れなきゃ」と意識はあったこをは覚えている
のですが、出かける間際にお財布によく似たポーチを
バッグに入れたことで、私の脳内が「お財布を入れた」
と満足してしまったのかもしれません。

5）Suicaのケースにお金が入ってなかった

こんなこともあろうかと、いつもならお札を何枚か、
Suicaのケースに入れておいたんです。でも、新しい年を
迎えたら新しいお札に変えよ〜と思って、年末使っちゃっ
たんですよねー。で、新年明けても入れるのを忘れてい
たと。

てなことで、「魔の五重の塔」が完成したのですが、
ここまで思い起こすまで、多分5秒くらい。こういうとき
って本当に一瞬にして、いろんなことがわかるものなの
ね。死ぬ時は一生分が走馬灯のように・・・なーんて
話をよく聞きますが、今回はその超ミニミニスケール
での走馬灯体験でした。

まぁ、そんな分析したって、状況は変わってないのよ！
どうする、浩子?!　考えろ、考えるのよ！

とりあえずよーこちゃんに連絡し、状況を説明しました。
最悪打ち合わせはお願いしますと。そりゃびっくりして
ましたけど、やっちまったものはしかたない。

続いて駅員さんに「お財布を忘れて・・・」とご説明。
これが若いけど厳しい口調の駅員さんで、真顔でもの
すごく論理的に聞いてくるわけですよ。圧がすごいの。

それでも話しているうちに、あっ！と氣付く私。
そうだ！ポーチの中にキャッシュカードが入っているじゃ
ないですか！　

ひ「あ。この近くに銀行はありますか？」
駅「銀行に行ければなんとなかるんですか？」
ひ「はい。キャッシュカードがあるんで・・・」
駅「そうですか。ここは乗換専用改札なので、出口の
改札でもう一度事情を説明してください。
ここには銀行はありませんから」
ひ「（そりゃないよね）・・・わかりました」

そうこうしているうちに、よーこちゃんからお返事が。
よ「到着駅で姉が精算するので、このまま乗せてって
交渉してみたら？」

そうか、その手があったかと、再度その若き駅員さんに
聞いてみました。

ひ「あのぅ～、姉が◯◯駅で待っているんですが、そこ
で精算するわけにはいきませんか？」
駅「できません。キャッシュカード、持っているんです
よね。そのお話を聞いたらには、この先通すわけには行
きません！」
ひ「そこをなんとか・・・。時間が・・・」
駅「（食い気味に）できません！！　時間とか関係ない
んで」
ひ「ひっ・・・はい。すいませんでした・・・」

なんて職務に忠実なんでしょう。まぁ、ここで通して
無賃乗車されても困るしね。って、今どきのシステムで
無賃乗車は難しいか。

それもしても「言い方～・・・」って思いながらも、
仕方ないので、私がやるべきことはひとつ。出口の改札
の駅員さんに事情を説明し、なんとかすること。それだ
けです。

ひ「すいません・・・残高不足で、チャージしようと思っ
たら、お財布忘れてしまって・・・」
駅「あ、そうなんですか（笑）」

一転して空気がゆるみました。ここで軽く笑ってくれた
ことで、私もだいぶ氣が楽になり、笑顔が戻りました。
前の人、ニコリともしてくれなかったもんなぁ～。

駅「お近くなんですか？それともお勤め先？」
駅「歩いて帰れますか？」

とか、親切に聞いてくれたんですよね。なんていい人～。
そこで、カードは持っていることを告げると

駅「あ、よかったですね。だったら、出てすぐにコンビ
ニがありますから」

と、これまた親切に教えてくれたんです。きっと私みた
いな人、結構いるんでしょうね。手慣れた感じでした。

駅「未精算のまま一旦外に出ていただくので、念のため」

と、名前と電話番号をメモに残し、「いってらっしゃい」
と言う言葉をいただきながら、改札を出て地上に出た私。

右を向き、左を向いたら、あらあった♪
本当にすぐ近くにコンビニがあるではないですか。

わー、助かったぁ〜＼(^o^)／


急いでお金を引き出し、そのまま駅に一目散で戻ると

ひ「すいませーーんっ」
駅「あ、早かったですね～。では、精算、チャージしますね」

と、鮮やかな手つきでサクッと対応してくれました。
はぁ～。よかったぁ～。よかったよぉ～。これで電車に
乗れるよぉ～。

「チャージ完了！向かいます！」なんて、ちょっとドラ
マっぽいメッセージをよーこちゃんに送り、アクシデン
トを切り抜けてすごーい♪的な達成感を味わいつつ、
打ち合わせ先に向かった私。

でも、実際はただ財布を忘れた自業自得な間抜けなおば
ちゃん・・・その事実はしっかりわかってますって。
ええええ。

救われたのは、打ち合わせのメンバーが良い方ばかりで
「新春から体を張ったネタ、ありがとうございます」
「サザエさん、笑わせていただきました」
と、和やかに受け入れてくれたことです。

うわーん。なんていい人なんでしょう。ありがとう、
ありがとう。でも、優しくしてもらったことで、余計に
自分の情けなさが際立ち、「もう2度と忘れるまい」と
心に誓った浩子なのでした。

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【今回学んだこと】

　　　　お金は分けて持とう

●大丈夫！もうSuicaケースに入れました！

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【GOGO！お氣楽チャレンジ】

　　　小さなキャッシュレス改革へ！

●今回のことで、キャッシュレス化の遅れっぷりが
半端ないことが改めてがわかった。

●せめてSuicaのチャージはキャッシュレスに。

●理想はiPhoneでSuica♪

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曲がりなりにもテクニカルライターだったんだから、
普段の生活にもITを自然に取り入れないとね（反省）。

てなことで、近々「浩子、初めてのApplePay」的な
お話も書けるのではないかと、自分でも楽しみにして
います。

ま、その前にiPhoneの機種変と、キャリア乗り換えと
いう大きなハードルが・・・！　果たしてクリアできる
のか？　乞うご期待！


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てなことで、新春一発目から、やらかしてしまった私で
すが、このメルマガでは、こんな浩子の日常をはじめ、
ゆるめのコンテンツをランダムにお届けしていこうと思っ
ています。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうござい
ました。愛と感謝とお氣楽魂☆をお贈りします。

　　らぶ～！　らぶ～っ！！　らぁ～ぶぅ～～～ぅ！！！