●価格:1,200円(税込) ●初版発行日:2004/2 ●出版社:宝島社 ●ISBN:4796639381
久々の「どっぷりパソコン本」でござります。パソコンの本を書くのも久しぶりなら、宝島さんから出すのも、かなりのお久しぶりでござります。
えー、この本を一言で言うならば、「パソコン、もう一台あるんだけど、つないでなんとかならないかなぁ・・・と思っている人ための本」でござります。「ネットワーク」、「LAN」というと、とかく「こ難しい」「ややこしい」イメージが付きまとうものですが、この本はそういうややこしいことを一切排除して「つなげばなんとなるのよ!」ということを、前面に押し出しています。もちろん、がっつり基本や大事なところや押さえておりますが、「へっ? LANってものは、こんなに簡単にできちまうのかい?」と、思わず腰が抜けそうになるくらい、力を抜いて、お読みいただける1冊だと思っています。
今、改めて読み返してみたのですが、「・・・おもしろいぞ、私っ!」と、自画自賛中でござります。
パソコン本の要は「検証」にあります。やってみてできないことを、「できますよ」と書くわけには参りません。ということで、この本を書いているときの仕事場は、まさに「壮絶」でござりました。何台ものパソコンに囲まれ、床をのたうつケーブルにけつまづき、たっぷりと電磁波を浴びて、時には弱ったこともありました。でも、弱ったのは私だけじゃなかったのです。とにかくテストマシンが不調で、リカバリー作業にかかりっきりのときもありました。ふっ(遠い目)・・・今では良い思い出でござります。そして、私の手持ちのパソコンのうち、一台のノートパソコンが、役目を終えた瞬間に、もう二度と立ち上がらなくなったのでした。
パソコンの本で、著者があんなにも楽しそーに登場しているのって、他にはないでしょうねぇ。あんなにどーん!と載るなんて、世の中、どこか間違っているのかもしれません。でも、私が「色物の道、一直線!」であることが、証明されたかのような仕上がりになっています。撮影、楽しかった♪ またやろうね♪♪